星座を見つけよう (科学の本)
小学2年生の頃から小学校の図書室で何度も何度も読み返していました。大人になってやっと自分の本として手に入れた喜びはいまでも忘れません。星座の本は無機質なものが多いと思いますが、この本は真実とロマンが同居している本だと思います。
代表的な星座当てのクイズがあったり、親しみやすい星座の代表であるオリオンの神話が載っていたり、「光年」の意味も解説してあるなど子供向けといっても要所は押さえてあり、とても優れていると感じます。
昨日、幼稚園の年長の子供のクラスで、プラネタリウムに行って来ました。「さそり座は?いて座に狙われてるんだよね。」そう、その通り。さっそくこの本を開いて確かめました。プラネタリウムで効いてきたお話がそのまま載っていました。子供は大喜びです!
イラストも「おさるのジョージ」の方なので親しみやすく、子供と一緒に絵本のように楽しめますよ!
Call of Duty2
我慢できなくて海外版購入。このゲームの特徴として、ほぼ常に味方兵士が周りにいるということ。007ばりの単独ミッションなんてありません。なので皆で戦っているという臨場感が感じれます。
まぁ主人公なんで突破口を開く役目は、ありますけど。
選べる軍としてソ連、イギリス、アメリカ軍。
イギリス軍では戦車戦があったりします。
私が特にこのゲームで惹かれた瞬間が、咆哮を上げながら突撃する大勢の兵士たち。それぞれの軍で多々そういうシーンがあるのですが、やはり燃えるシチュエーションはアメリカ軍。無茶しすぎ。
ちなみに敵方のドイツ軍も大勢で突撃してくる場面もあり(かなり怖い)
ネット対戦も面白かったですけど、シングルも十分な完成度。
日本版の出来も期待できるかと。
怪談倶楽部 廃墟 (竹書房文庫)
著者が参加する怪談会である「怪談倶楽部」の参加者による怪談話を集めたものです。
内容的には恐怖譚が中心ですが,又聞きによる話もあり,完全な「実話」とは限りません。
また,著者は『百物語』という実録怪談シリーズも書いていますが,このシリーズでは著者のカラーを抑えているのに対して,本作では編集方針が異なるためか,著者のカラーが色濃く出ており,きちんとしたストーリー仕立てになっています。
お薦めは,本作のサブタイトルのもとになっていると思われる『高楼館』です。
連作ですが,単なる続き物ではなく,時や関わった人物を変えて語られているという特徴があります。
特に,最終話でもある『狂女』は圧巻です。
実話ならば(たぶん実話だと思うのですが),体験者の恐怖はいかばかりでしょう!
「背筋が寒くなる」というのはこういうことを言うのか,と納得できると思います。
一般的な実録怪談集に少々飽きた方には,お薦めの一冊です。