公開されなかった手記
攻略本を片手に、何とかエンディングまでいけました!
ただ、高校生を全員助けることができずベストではなかったようですが……
とりあえず操作に何がありすぎです。
作中唯一の武器が「猟銃」なのですが、これの有効範囲がわかりにくい!
せめて画面に照準なりが表示されれば…
あとは仕掛けの難易度ですね。
攻略本無しでのクリアは、相当感が冴えていないと難しいでしょう。
これは謎解きが好きな方でしたらやりごたえ、と感じるのかもしれませんね。
操作性こそゲームとしてどうなの? というレベルですが、光と闇のコントラストが演出する世界観は思いっきりストライクゾーンでした!
個々のキャラクターも味があってよかったです。
抵抗-死刑囚は逃げた [DVD]
(PAL原盤)とDVDに表記があるように、本来の再生時間100分より3分短くなっていますので、
購入する際には注意が必要です。
画質に関しては、並。ところどころコマ落ちが見られ、髪の毛のようなものが映りこんだショット
(撮影時のものか、現像時に入り込んだものなのかは不明)も1ヶ所みられましたが、
その他は特に大きな問題はないようです。私見ではブレッソン作品のなかでもL.H.ビュレルが撮影監督を
手掛けた際はクロースアップの場面などで人物をソフトフォーカスで捉えている場面が比較的多いように思えます。
それらの印象も含めて画面構成・音声等を検証・確認する際にも今回のソフト化はありがたい限りです。
映像特典等はポスター画像のみと、寂しい限り。それを補う形でのリーフレットのキャスト・スタッフ
インタビュー等内容は充実しています。アンドレ・ドゥヴニの実話をもとにした原作に対しても
言及され、実在の人物であった作中人物、原作との比較等は興味深く読ませてもらいました。
また、恥ずかしながらこのリーフレットによってブレッソンがカトリックでも異端とされる
ヤンセニズム(オリヴェイラのクレーヴの奥方 [DVD]でも言及がありましたね)に傾倒していた事は
大いに納得というか、初めて知りました。
今回のDVD化にあたり、日本で劇場化された時の『抵抗(レジスタンス)ある死刑囚の手記より』から
より原題に近いものに改められています。このへんはやはり紀伊國屋書店ならではの拘りでしょうか。
初公開時には映画評論家の双葉十三郎氏のみならず「大変な新人が現れた」と(すでに実績があったとは
いえ日本で正式公開されたのはこの作品が最初だったため)一部で驚きをもって取り上げられたようです。
半世紀以上経過した今観直しても、全く古びておらず、作品の持つ力強さには比類がありません。
主人公が脱獄に至るまでの行程、準備描写の細かさ、囚人同士の台詞の的確さ、緊張感。
ブレッソン演出に一切の妥協はなく、最後の場面まで一気に見入ってしまいました。
ダルフールの通訳 ジェノサイドの目撃者
ダルフールのことを初めて知ったのは、実はアメリカのドラマ『ER』だった。難民を治療するボランティア活動の話で、アラブ系の民兵によるアフリカ系住民の虐殺が描かれており、番組の最後にはダルフールでいま起きている現実なのだといったメッセージがあったように記憶している。ところが、日本ではドラマどころか、テレビや新聞などマスメディアがダルフールの虐殺を報道することはまずない。スーダンに石油利権をもつ中国に遠慮しているのか、政府の反応もきわめて消極的。そこでは人類史上最悪かも知れないジェノサイドが行われているというのに。ダルフールの虐殺を解消するには、まず世界中の人々がその事実を知ることが必要だ。そのためには、ベストの一冊だと言ってよい。書かれている内容は極めて凄惨であるにもかかわらず、著者のもつユーモアとあくまで希望−人類に対する希望を捨てない前向きな姿勢が、さわやかな読後感すらもたらす。ぜひ多くの人に読んで欲しい。
刑務所なう。
私はそんなに初めから期待しないで購入しました。
暇つぶしのために買ったようなものです。
刑務所の中の様子が日記調で淡々と書かれています。
毎日の献立は面白い。
というか、それだけが唯一変化するものだからでしょう。
でも、ハムのミルク煮とは一体なんぞや?
そんなこまかな献立の疑問も沸いてくる。
不思議なものを食べているんだなぁという印象です。
あとは、単純に労働をして麦飯を食べていれば、
ここまで痩せるのかといった驚きがありました。
時事ネタには大して興味がありません。
この人独自の分析には全く関心無く読み飛ばしています。
誰でもが考えそうなことのように見えるからかもしれません。
それと、TVなどを見て昔会談をしたとか、
この人とはよく飲みにいったとか、
有名人とお付き合いのあるなしがプチ自慢のようで鼻につくかも。
コンビニに置いてある漫画のような装丁もちょっとチープ。
1000円取りますか・・・これで、って感じです。