タイヨウのうた (通常盤)
トワ・エ・モア 白鳥英美子の娘:白鳥マイカ作曲の劇中歌です。主役の雨音薫 役:沢尻エリカが歌います。最初、曲だけ試聴した印象は「シンプルなオルタナ・ロック・バラード」。それほど名曲とは感じなかったのですが、後でドラマDVDを借りて観たら、全く印象が違いました。
♪笑って 泣いて 君と出会えて ♪見える 世界は 輝きだした
というフレーズは、難病を持った主人公になってみると、特別な意味を持ってくるんですね。音程を採る力はなく、高音部は張り上げるだけで精一杯。レンジも狭いのですが、声に込められた迫力は、最終章「絶唱」に相応しいものがあります。シンプルな歌詞が、結構泣けるのです。
それと、やっぱり… 美人が歌うと、絵になるのよ…(結局そこへ行くのか)
貴重な初回盤が、その後の一件で手頃に入手できたと言うのに、「ジャケットは通常盤の方が美人だなぁ〜(惚)」と、釣られた、ただの面食いです。こんな美人に、振り回されるのが夢。
musica
まだすべて聞いていないので星4つにしときます。
医龍とトライアングルで、次世代の坂本龍一を感じました。
出るのがとても楽しみです。
でもあまりマキシマイザーみたいので音圧あげないでもいいと思います。
mp3で聞く人が多いから意図的なのかな。
とにかく、今はどんどん作品を作り上げてください。
でも少しは寝ないとね!
タイヨウのうた スタンダード・エディション [DVD]
ストーリー展開に無理がなく、自然に作品に感情移入ができます。
なぜ残り少ない人生はこんなにも輝きを放つのでしょう?
一瞬たりとも無駄なシーンがなく少しづつ上り詰めていきます。
ラストシーン前の最後の海辺の彼と家族との楽しい時間が涙を誘います。
彼女にとってはもう限界の中での精一杯の笑いと強がり。
その瞬間を経験したことのある人も、そうでない人も
自然と涙が出るでしょう。
恋愛も純粋、歌も透き通っていて素敵な作品です。
さすらいの太陽 DVD-BOX
当時大人気だった大映ドラマ(赤いシリーズ)を子供向けアニメで創ってしまった伝説の作品!
しかし単なる色物ではなく真面目に創っているので、先が気になる展開に引き込まれてしまい、一度見るともう病みつきになってしまう。特に主人公ののぞみちゃんがとても健気で泣かせてくれます。自分の唄「心の歌」を心の支えにしてがんばり、最後に本当の意味でみんなの「心の歌」になった瞬間の笑顔。さすらい続けた太陽は、そこで最高の輝きを見せてくれるのだった。そして再びさすらい続けるのだろう。「心の歌」を求める人が存在する限り。1万円以下でこんな大傑作が全話手に入るのだからお得すぎる。まさに安くして欲しいという我々の「心の歌」を聞いてくれたといえるだろう。
青春歌年鑑 70年代総集編
60年代後半の生まれなので、青春期は80年代ということになるが、収録曲は全て聴いたことがあります。家族と観ていた歌番組の記憶もあるけれど、その後何らかの形で追体験したのだと思います。それだけ後世に残っているとも言えるし、一世代限定のようなヒット曲が多い90年代あたりと比べると、万人に愛された曲が多い気がします。しかし、あの曲が収録されていない!赤い鳥「翼をください」、井上陽水「夢の中へ」、チューリップ「心の旅」、和田アキ子「あの鐘を鳴らすのはあなた」、バンバン「『いちご白書』をもう一度」、中島みゆき「時代」、ゴダイゴ「ガンダーラ」…。総集編をもうワンセットつくれそうな勢いですが、このレビューに書かせて貰ったので溜飲を下げることにしょう(笑)。ただ70年代の歌謡曲、ポピュラーソングを二枚組36曲で語り尽すことは出来ないと思います。それだけ溢れる曲(想い)があることは「幸福な時代」だったと言えるのでしょう。当時、私は小学生だったのだけど…。 なにはともあれ、素晴らしい総集編だし、70年代を切り取った一つの形だと思います。選曲者と各レーベルに敬意を表したい。