ウェザーリポーターのためのソラヨミハンドブック
今年は、スーパー猛暑で、青い空が多かった。暑い、暑いといって見上げた空。
しかし、熱中症の予防さえちゃんとしていれば、空って、とっても青く、さわやかで、
見ていて気持ちのいいものでした。
本書は、空の見方、楽しみ方を、ウェザーニューズのソラヨミという手法を通して
解説した本。見ているだけで楽しい、新書なのに「オールカラー」で、しかも価格
が1000円を切っている、画期的な本です。
新書サイズなので、セカンドバックに入れて持ち歩きましたが、携帯電話を使った
ソラヨミを覚えてみると、これがまた、意外に楽しい世界が広がってきます。
うまく表現できないけれど、この本はiPhoneやiPad時代にあっても、なお、紙媒体
の可能性を、しっかりみせてくれる、本好きにもうれしい一冊に違いない。
BUFFALO 地上・BS・CSデジタルチューナー DTV-H400S
この商品は、地上波やBSやCSのそれぞれのアンテナにつなげばアナログテレビで地デジもBSもCSも見られる優れものです。
でも、残念ながらデータ放送に未対応なため、BS ch.800 などは受信しません。よって、番組表には表示されません。
ですが、基本的なものは押さえてあるのでBSでは、番組表にch.298まで表示されると思います。
あとスカパーe2に加入したい人もキチンと映りますので安心してください。
ただ、無料体験を申し込んだあと表示が消えない場合もあるのでその時は、スカパーのカスタマーセンターに電話してください。ちゃんと消えるように出来ていますので。
そして、この商品のリセットの仕方はメーカーに問い合わせた所、本体の初期化をすればいいそうです。
この商品の会社のカスタマーセンターには、中々電話が繋がらないので、少しでも同じ疑問を持つ人のお役に立てれば幸いです。
最後までありがとうございました。
ジルデコ4 ~ugly beauty~
聞く耳を、惹きつけさせます。
ジルデコの他のアルバムは聴いたことがないので、
総合的なことは言えませんが。
試聴をして、久しぶりにひと耳惚れでした。
妖艶でしかし快活なヴォーカルは、
今まで聞いたことがなかった。
ジャンルとしては、JAZZ一色というよりも、
JAZZ,SOUL,FUNKを親しみ易くした感じです。
といっても、決して妥協的ではなく、
ジルデコの解釈でJAZZ,SOUL,FUNKを構成し直した、
ジルデコというジャンルとでも言えるのではないか、
と思います。
ヴォーカルとバッキングの雰囲気が、非常に合っています。
バッキングはヴォーカルをひきたて、
ヴォーカルもバッキングをひきたてますね。
こういうアーティストが表にでない日本の音楽シーンは、
勿体ないですな。
季刊SORA2011年冬号
2011年の冬号として、今年起きた東北大地震の津波被害について
実態調査の結果が載っています。
防潮堤はなぜ壊れたのか?避難活動はどうすればいいのかなど。
その他に大雪被害の分析や、今年の大雨で出来た、せきどめ湖について
など幅広い話題が興味深いです。
空の写真も相変わらず綺麗です。
COSMONAUT
まず、私がこのアルバムを☆3個の評価にしたのは、聴く人によって1にも5にもなりうるアルバムだと思ったからです。なぜそのような評価の揺れが起きるのかというと、昔のBUMPと現在のBUMPが奏でる楽曲には多少なりとも明らかな変化があって、それを受け入れるのか、否かが人によって違うからです。
BUMPの楽曲の変化とは、サウンドが重厚になったり、メロディが複雑化したことも挙げられますが、技術の上達に伴い音作りがより凝ったものになることは、他のミュージシャンにもあると思います。着目して欲しいのは、歌詞の変化です。
1作目のFLAME VEINから4作目のユグドラシルまで、藤原氏の書く歌詞はそのほとんどが『自分対自分』でした。氏の圧倒的な自意識から生み出される極私的な内情の吐露であるはずが、他者である聴き手の共感を得てしまうという、『人間あるある』とでもいうようなものです。
5作目のorbital periodでは、それまでの『自分対自分』から、一歩踏み出して『自分対他者』になります。4作目までも他者の存在する歌詞は多々ありましたが、どれもが『他者を灯台にして自分を照らす』というものでした。しかし5作目になって、他者との関係性に重点を置いた歌詞が顕著になります。
そして今作。アルバムの主流は『自分対時空』です。COSMONAUT=宇宙飛行士というタイトルは、現在まで生きてきた自分の過去(そして他者の過去)と、その他者と生きる今を、他者と共に時空旅行する、したい、という思いのあらわれのように見えます。
BUMPの歌詞の変遷は結局、藤原氏の成長でもあると思います。今まで曲作りをするときはずーっと一人だった氏は、今作の制作過程で、仕事仲間の方に『曲が無くてもスタジオに来なよ』と言われて嬉しかったそうです。自分を出発としたセカイから、セカイの中を生きる自分へ。
BUMPと共に現在を生きている私はとても幸せです。みなさんはどうでしょう。