土と微生物と肥料のはたらき (農学基礎セミナー)
趣味で家庭菜園に取り組んでおり、微生物に関心を持っていますが
一般向けの雑誌や書籍ではなかなかそのあたりを体系的に述べたものは
見かけません。
多くは「こうすれば良い」のような内容しか書かれていないため、
条件が変わるとそのままでは適用できないように思われる場合があります。
この本は農業高校で教科書として使われているとのことで(家庭菜園を
やる上では直接的には知らなくても良い内容も多いのですが)、科学根拠
を踏まえた知識が体系的に説明されており、野菜などを育てるうえで
条件の変化を踏まえて応用的に対処するための基礎が学べるように思います。
ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀〜決闘!ゴルゴダの森 スタンダード・エディション [DVD]
映画本編は、雷&零の従姉妹共演に加えトミーとマツのコンビ復活で、ケータイ刑事ファンとしての見所はあります。
ですが、前作「バベルの塔の秘密」にあったオーディオコメンタリーの特典は、スタンダードエディションには付いてません。
また、封入特典のサントラは単品で売られてる物と同じようですが、歌詞カードや曲目リストなどはありません。
映画を見逃しちゃった人などはこちらで充分かもしれませんが、同じ内容で楽しむならプレミアムエディション+サントラCDっていう組み合わせが良いと思います。
眼の誕生――カンブリア紀大進化の謎を解く
カンブリア紀に、生命が突如として多様性を表した原因を、「眼の誕生」に求める。三葉虫の祖先に眼が備わったことにより、彼らは積極的に獲物を追えるようになった。同時に、追われる側も眼を発達させ、また対抗手段として硬いカラを進化させた。
終章には、オーストラリアの新聞社がこの説を一面で報じた際、編集局長が「ほんとにこれが新しい説なのか」と記事を執筆した記者に確認したエピソードが紹介されている。それだけ一見「当たり前」であり、誰もが直感的に思いつきそうなアイデアである。
しかし、著者はこれをアイデアにとどめない。「学説」にすべく、冗長に思えるほど慎重な立論を展開する。結論に行き着くまでに、光の物理的特性、眼の構造などを丁寧に解説するのだ。それだけにアイデアは説得力のある学説に昇華している。
リチャード・ドーキンスらから始まる進化の科学の大衆化は、たくさんのトンデモ本を産んだ。「眼の誕生」が進化を推し進めたという極めてシンプルな仮説は、ともすればトンデモ科学に陥る。著者の慎重な筆の進め具合は、科学に対する真摯な態度として好感が持てる。
この慎重な筆の進捗が、光の特性や眼の構造の理解を深めるという副産物も提供してくれる。そういった意味でもオトク感のある一冊だ。
サーモ902 土壌水分計/酸度計
PHチェックに以前は試験紙法を使っていました。
しかし操作が煩雑で、もっと簡便に測定できるものを探していました。
やはり簡単に測定できるのはとても便利です。
ですが、その正確度がイマイチ解りません。
20坪程度の畑ですが、そのどこを測っても弱酸性。
まぁ、数年耕し続け定期的に石灰も入れていますが、いつも同じ値というのはどうなんでしょう?
機会があったら、酸性土や石灰を入れすぎた土で計ってみようと思っています。