デジタル・デビル物語(ストーリー)女神転生必勝攻略法 完璧版 (ファミリーコンピュータ完璧攻略シリーズ)
マップも詳しく、イベントも完璧です。
これがなかったら本当に大変なことになります。
完璧版は最強の剣のありかへのルートなどが詳細に書かれています。
これがなかったらたしかにクリアは難しい。
自分でやってみたいという気概のある方はご用心です。
少し誤植があるのはご愛嬌です。
合体表も載っていますので、強い仲魔をつれて、ダンジョンをうろつきまわってください!!
デジタルデビル物語女神転生2
小学生の頃、はまりまくってました。
ややバランスが悪いこともあり、親切なゲームになれた自分にとって、
本当に難しいゲームでした。特に、パズスとの戦いが非常にきつい!!
合体で強力な悪魔を作って頑張った気がします。全体通しても難しかった。
しかし、なぜプレイし続けることができたのでしょうか。
1 音楽が最高です。どの曲も良い。個人的には
地下鉄(通路として使われる。これは、メガテンシリーズの常套手段になる。)、
神殿(東京から急に飛ばされて、敵が強くてとても苦労。リッチとコカトリスだっけ?)、
最後のボスの曲が秀逸!!
2 魅力ある悪魔たち。合体させて強力なやつが生まれたとき、
なんとか口説き落として仲魔にしたとき、こいつあ百人力だぜ!!と思ったものです。
しかし、使ってみるとイマイチだったなんてのはご愛嬌。ならば、合体材料として考える。
呪文のバランスも考慮して、(回復をメインにしてたかな)メンバーを厳選するのが
とても面白かった。
ゲーム中、ある選択をすると、とても強力な悪魔が仲魔になります。
それもうれしかったなあ。とにかく硬い!!恐れ多くも彼をを盾にして、シヴァや、
ハヌマーンで切りかかる!!!そうすればラスボスも怖くない!!
3 2にも少し書きましたが、ラスボス戦、あの緊張感はなかなか味わえない。
それまでに積み上げたものが多すぎて、否が応でも力が入る!!!
テレビ画面の前に正座して気合入れて戦いました。(ちょっと痛々しいか…?)
そんな思い出があの名曲とともによみがえってきます。
ファミコンすげーよ。こんなことできるんだから。やったことのない方、
かなりの我慢をするかもしれませんが、面白いですよ。
デジタル・デビル物語 女神転生 [DVD]
原作小説のダイジェスト版と言っていいかも。作画は(制作された当時としては)かなり綺麗な部類に入ると思う。
45分と時間が短すぎるせいか、シナリオや設定をかなり端折ってしまっているのが残念でならない。
主人公二人(中島朱実と白鷺弓子)の絡みと心理描写が淡白すぎる。とてもじゃないが、「恋人たち」には見えないよ。
どうせなら一時間半くらいの長さにして、原作にもっと忠実な脚本・世界観にして欲しかった……。
原作は原作、アニメはアニメとして割り切って考えた方がいいかもしれない。
映像化する時期が10年早すぎたように思う。
……原作小説への深い愛情ゆえに、どうしても辛辣な意見・感想になってしまいます……。ごめんなさい。
TOKUMA Anime Collection『デジタル・デビル物語 女神転生』 [DVD]
西谷史が1986年に発表したSFホラー小説「デジタル・デビル・ストーリー・女神転生」をアニメーション映画化したものです。
女神転生というと、PC-88、PC-98、ファミコン、スーパーファミコンからサターン、プレイステーション、そしていまだにストーリーを変えながら存続しているゲームのブランドなので、ゲームのために作られたブランドと思っている方も多いかと思います。
実はゲームのほうこそが本作と小説を基に作られたタイアップ商品です。
そして、この「デジタル・デビル物語 女神転生」こそが全てのゲームの原作なのです。
ですから、この「デジタル・デビル物語 女神転生」は人気のある作品の人気にあやかって作られた安易なアニメとはまったく異なります。
発表は1987年で既に20年以上前に公開されたアニメーション作品ですが、この当時はこのアニメから派生したゲームが20年後までこれほどの人気ブランドになるなど誰も予想できなかったでしょう。
「女神転生」のシリーズは徳間書店がアニメージュ文庫で出した上記の小説が最初で、本作はその小説のアニメーション化であり、全ての「女神転生」ブランドの作品で第2段。
(小説を抜きにして映像・ゲームといった電子メディアによるブランドでは記念すべき第一作!!)
今のメガテンのようなスタイルが確立される前のものですので、今のメガテンのノリに慣れた方が観たら、全ての原作である本作のあまりにホラーな雰囲気に驚くと思います。
1980年代は小説や漫画からアニメやゲームを派生させてそれらの人気を高め、相乗効果で一大ブランドを立ち上げるというビジネスモデルを「メディアミックス」と呼び、盛んに行われていました。
今では「ドラゴンボール」や「ガンダム」等の成功からもわかるように、これらは当たり前すぎる手法ですが、ゲームやアニメの製作会社自体が少なく、大変な作業だったあの当時はきわめて挑戦的な戦略だったわけです。
それをするために、徳間書店は映画会社を買い取ったり、アニメーション製作会社を設立したり(あのスタジオ・ジブリもこの頃徳間書店によって設立された)と徳間グループを結成するほどでした。
結局、女神転生のシリーズはゲームが最も長命を保ち、小説やアニメのほうはわずかに製作されたにとどまりましたが、そこには作品の出来というよりグループの解散などの様々なやむをえない事情があったためで、それが実に悔やまれます。
そのメディアミックス黄金時代に非常に力を入れていたのが「女神転生」ですから、過去の様々な人々の力の結集なので「メガテン」シリーズが面白いのも当然です。
そういう意味でも、本作はメガテンのファンなら観ておいて損のない歴史的な作品です。
ストーリーは完全にホラー映画を目指しています。
今のメガテンのように悪魔がたいしたことのないザコといったノリではなく、「エクソシスト」(1973年アメリカ)のような、人知を超えた恐るべき存在といったテイストがちゃんとでています。
コンピュータによって悪魔償還を行う、というアイデアは非常に秀逸でした。
実はその前にアメリカで1981年にデビルスピーク(EVILSPEAK)という同様のアイデアの作品がありました。
主人公、中島朱実、白鷺弓子が実は日本の古代神話のイザナギ、イザナミの生まれ変わりで、ロキやセトといった北欧神話やエジプト古代の神との対決など、無国籍の神様や悪魔の対決というのは「闇の密霊師」 芝田英行(1985年少年チャンピオン)など、日本では漫画でもすでにあったものです。
悪魔合体というアイデアもデビルマン(永井豪・1972年少年マガジン)で確立されています。
それら、過去の優れた作品の様々な良いアイデアをうまく取り入れているため、後にストーリーが発展しやすいともいえます。
45分というのはいささか短めで、もうちょっとストーリーを凝ってもいい気もしますが、エンディングのホラーなノリなども良くまとまっていて、あの時代のオカルト・コミック的なストーリーはホラー映画好きなら結構ハマれます。
女神転生―デジタル・デビル・ストーリー (アニメージュ文庫 (N‐013))
アニメ化、そしてゲーム化によって一気にブレイクした女神転生シーリーズの原点です。同作者の小説はこの女神転生を含む「デジタルデビル物語」と「新デジタルデビル物語」シリーズの二つが存在します。二つのシリーズ共、同じ世界を共有しているので違和感無く読めると思います(新の最後は主人公を脇役に取られてますが・・)シリーズを通して絵師にZガンダムなどでお馴染みの北爪 宏幸氏が参加しています。北爪氏の描くケルベロスが一番カッコイイです。最近のゲームのケルベロスは小さい犬コロなんですねぇ、時代は変わったようです。