NHK趣味悠々 今日から弾き始めよう 荘村清志のギターで世界の名曲を
NHKの音楽講座はどれも進み方が早く、生徒さんが優秀すぎるのですが、ギターレッスンはこのように進むということが分かります。
テレビは、田中美里さんの進行が素晴らしく、少しですが荘村先生の演奏も聴けて、充実の内容です。私は録画していますが、これはDVDで販売されてもよいのではと思います。
テキストには「荘村清志さん 思い出のアルバム」「ギターができるまで」という記事も載っています。「ギターができるまで」は、河野ギター製作所で取材されたものです。
初級の楽譜・・・夏の思い出、千の風になって、オーバー・ザ・レインボウ、マルセリーノの歌、鉄道員、禁じられた遊び
中級の楽譜・・・ロンドンデリーの歌、11月のある日、カヴァティーナ、涙、聖母の御子、アルハンブラの思い出
参考曲・・・ドナドナ、月光
荘村清志最新ベスト「愛のロマンス」
このレビューの前に、MIDIの打ち込みのようであるという意見があるが、コテコテの演奏を聴き慣れている人には、そのように聞こえてしまうのかもしれない。
クラッシック音楽でもそうであり、またポップスや演歌などでもそうであるが、大げさな感情表現がされている曲は、わかりやすく、共感できることも多いだろう。
しかし、本物のその道を究めている人は、そういうこれ見よがしの表現をすると思えない。
私は、このCDを本日聴かさせていただいて、極めて素晴らしい、精神性の高い、心と魂がまっすぐな人にしかできない演奏であると感じた。
私は、この演奏を極めて高く評価する。
私はかなり大量のLP、CDを所有しているが、その中でも最も素晴らしいCDの一枚であると思える。
このCDを聴いて、思い浮かんできたのは、ベルリンフィルのコンサートマスターとその仲間の方達が日本の神社で奉納演奏をされたことがあり、その演奏が、音楽的にも、精神的にも、極めて高いレベルにあり、深い感銘を受けた経験だ。
荘村清志のこのCDでは、求道者といっていいほどの、透徹した精神性、まっすぐさ、いらぬ飾り気などを徹底的に廃した、極めて高い精神性が伝わってくる。その素晴らしさは、上記のベルリンフィルのコンサートマスターとその仲間達に負けないものがあるようにさえ感じる。
私は、このCDを極めて高く評価する。
classical ever! - new world -
誰もが一度は聴いたことがある曲がいっぱい!
クラシック聴いてみたいなと思う人にはうってつけだと思う。
やっぱダッタン人の踊りはいいなぁ。着メロにしたい(笑)美しい夕暮れやペールギュント、小舟にて、カヴァレリア・ルスティカーナなんかもおすすめ。
う~ん。でもこの価格は当たりなのかな?いまいちこだわりが感じられない気もする。とりあえずこういうCDで好きな作曲家を探してくにはいいよね
レコード芸術 2009年 07月号 [雑誌]
名曲の名演奏を評論家の投票で選ぶという昔ながらの方式は、長い読者からすると食傷気味かもしれない。しかし、レコ芸も常に新たな読者を獲得しており、音楽鑑賞の経験が深い評論家が多数で薦める演奏を、まずないし一応耳にしてみるということも悪くはない。私がもしクラシックに興味を持ち始めたばかりの読者であるなら、この企画は大変ありがたい。それに、新たに出されるCDが結果にまったく反映されていないわけでもない。この意味では、一定以上の年数を経た読者にとっても、参考書として機能しているのではないだろうか。すくなくとも私は楽しめる。他のレヴュアーの方が言及されている「ブラインドテスト」は興味深い提案だと思うので、レコ芸の他の企画として並行的に行って欲しいと思う。さらに、知名度が低い隠れた名曲の発掘は、NML(ナクソスのサイト。詳しくは100人100曲クラシック新定番100人100曲 (アスキー新書))との連携によって、これも別企画として成り立つように思われる。
荘村清志のクラシックギター自由自在 新版
クラシックギターを始めたい人にはお勧めの一冊です。 タブを使わないか理由に運指が固定されてしまうからといった内容があります。それは著者が自由を大切にしている証です。タイトル通り自由自在のギターリストへの土台になる本です。