どこかで聴いたクラシック クラシック・ベスト101
5枚目の7曲目に「トランペット吹きの休日」とありますけど、
実際は「トランペット吹きの子守歌」という別の曲でした。
作曲者は同じアンダーソンですが・・・
一番のお気に入りの曲なので、
届いたCDのリストを見て載っていなかったのはショックでした。
全体的には知っている曲ばかりで、6枚組3000円という価格から見ても
お買い得だと思います。
スウィンギング・バッハ [DVD]
2000年7月28日にドイツのライプツィヒで行われた、屋外コンサートの模様を収めたDVDです。
クリスティアン・ガンシュ指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団による《管弦楽組曲》や、アデール・アンソニー&ギル・シャハム共演による《2つのヴァイオリンのための協奏曲》もいいですが、やはり見所は他の出演者によるバッハ・アレンジを聴けることでしょう。
特に、ボビー・マクファーリンが凄いです。圧巻なのは、観客相手にバッハ/グノーの《アヴェ・マリア》を指揮する場面です。ここで彼は観客に旋律を歌わせて、自身は伴奏を担当します。あの分散和音を口ずさむのも凄いですが、観客と一体になって音楽を作り上げてゆく姿はさすがです。
他にも、タートル・アイランド弦楽四重奏団のノリノリの演奏や、キングス・シンガースの最後のオチなど見所は多く楽しいです。ジャーマン・ブラスとジャック・ルーシェ・トリオは、それぞれ数年後にバッハのDVDを出しているのでそちらも御覧下さい。
それにしても…250年も昔の作曲家のコンサートに、若者が多数押し寄せる光景というのは、バッハはもとよりドイツ国民にとって非常に幸せなことではないでしょうか。それ故、日本人の私は嫉妬してしまうのです。
ガーシュウィン:作品集
ガーシュウィンの名曲が幅広く楽しめる一枚です。ガーシュウィンと言えば”ジャズとクラシック”の融合といった曲を作ったイメージの人ですが、そんな先入観はすぐに関係なくなるでしょう。正しい例え方は、聞き手を幸せにする作曲家!(当然の命題ですが)って感じです。ラプソディ・イン・ブルーやアイガットリズムを聞いて笑顔が出ない人はそういないはずです。
バーンスタイン&ニューヨークフィルにはもうすこしいい演奏がある為、このCDがベスト盤とは言いがたいですが、ガーシュウィンの世界に触れるには十分すぎる一枚です。
あぁなんかまた聞きたくなってきたって事で、今夜はサマータイムを聴いておやすみなさい・・・