田中焼肉王ぎんくんのめきめき部屋

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ミスティック・リバー [Blu-ray] BluRayでソフトを買い替えたので改めて鑑賞。
この映画を見てスカッとするか。しません。
温かい感動のドラマはあるか。救いはありません。
あるのは、運というものの恐ろしく冷徹な重さ。
親たちの世代の不条理が、子どもたちにも影響を与えていくという切なさ。
苦悩の連鎖といってもいい街の歴史。
ただ、それはアメリカのとある街に限った話ではなくて、日本のどこかの町でも同じようにありうること。
何かのはずみで、何かを背負い、人生でずっとそれを引きずっていく。
そうした人生というものの俯瞰を可能とする映画はエンターテイメントとして一流と言える。
それらをしっかりと演じた俳優陣に最敬礼です。

「静かなるドン・スペシャル」オリジナル・サントラ~パーフェクト・コレクション まずライナー。監督と主演のおふたりのコメントがのっていて、必見です。監督はシリーズ10までの苦労談を一行に凝縮させてかかれています。また収録曲では、香川氏の歌(歌詞の一部に英語あり…ちょっと今となっては恥ずかしい感じなポップ調ロックかも)が聞けるというのが最大の魅力…かと。まぁライナーの紙質が安っぽい気もしないでもないですが、それがレア感をより一層あげてくれてるんじゃないかと、思います。(これはシリーズ10までの時点で発売されたCDです)
ミスティック・リバー 特別版 〈2枚組〉 [DVD] 「許されざる者」には、一種の爽快感があった。とはいえ、何を主張したかったのかという点で、一種の曖昧感を味わったのを記憶している。その意味では、「ミスティック・リバー」は、結末/結論を観客に委ねた点で「究極」のエンディングであったとも云える。
 確かに、エンディングは何ともやりきれない。刑事も、娘を殺された男も、真実に頬被りを決め込んでしまうのか、と思わせるかのようである。これでは、Daveは浮かばれない。正義は無いのか!? 強者の論理で済んでしまうのか? あんまりだ!
 2枚組の特別版、DVDでは珍しくないが、この映画に限っていえば、2枚目のオマケは必見である。これを観れば、本編のやるせなさは解消できることを90%?保障しましょう。
2枚目を観た上で、私は確信する:人生は不条理なものかもしれない。しかし、それを越えて行くには、一人一人の力強い意思が必要なのだ。確かに、この映画のエンディングを常識的に観れば、90%?「真実に頬被り」で終わってしまう物語だ。だが、監督は、残りの10%?の可能性を観客に委ねたのだ。クリント●イーストウッドは、この映画でアカデミー監督賞を貰っていないが、そのこと自体に意味は無い。イーストウッドが傑出した映画監督であることに疑問の余地は無い。多くの人がそれを認めるだろう。この映画で監督賞を貰わなかったことは不条理だろうか? ちなみに、イーストウッドは「許されざる者」で既に監督賞を貰っている。そして、「ミスティック・リバー」は「許されざる者」以上の傑作なのだ。
 このレビューのオマケ:2枚目に入っている予告編なんかを観ていると、本編の何処に出ていたか思い出せないコテッジ(cottage)が出てくるのだが、これを観ていて、トム●クルーズ主演の「マイノリティー●リポート」を思い出した。やり切れない不条理を描いた点では同様の映画なので、もしかしたら、イーストウッドは「マイノリティー●リポート」のオマージュとして、このコテッジ(cottage)を入れたのかも?誰か、この辺りの事情を知っていますか?

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