陰陽師 [VHS]
この映画を観てあわてて原作とコミックも全て読みましたが、映画の方がはるかに面白いです。それというのも、野村萬斎氏(彼をまったく知らなかった私は噺家さん?と思っていました・・笑)演じる清明と伊藤英明氏演じる博雅の人間関係が実によく出ていて、見終わった後も、どこかで彼らは炙った魚でもつまみに一杯やっていそうな気さえするからです。SFXの物足りなさで4つ星にしましたが、悪役の真田広之氏もとっても憎たらしくてさすが!おまけ映像で撮影の合間に共演者と戯れる萬斎氏もギャップがありすぎてグーです。
おやこ劇場
私は今、結婚を控えている身です。
持病があり、ずっとお薬に頼って生活していることもあり、将来五体満足の子供を授かることが出来るのかとても不安です。
「妊娠してからの本」はレシピ本など豊富なのに、妊娠前の体作りの本って本当に少ないんですよね。胎児は妊娠してから最初の3、4か月に重要な細胞が作られるのに、妊娠初期ってママも妊娠していることに気付かず普段通りに生活してしまっている事って多いと思うんです。だから、結婚が決まったら、早いうちからいつ授かってもいいように、体を浄化していつでも新しい命を宿せる体になりたい、と強く願っていました。
そんな時、見つけたのがこの本でした。
歌手である今井さんの最愛の息子らいむくんが、まさかの先天性の聴覚障害。
ママの歌声を聞かせてあげられないなんて…。どんなにつらい宣告だったことでしょう。
でも、ふたりの暮らしは笑顔で溢れていることに驚きました。
これまで手話との接点も恐らくほとんどなかった今井さんも、らいむくんのために手話を勉強します。
おじいちゃん、おばあちゃんもらいむくんとおしゃべり出来るように手話を学びます。
みんな笑顔・笑顔・笑顔!
中でもらいむくんの笑顔はとびっきりです。
「五体不満足=不幸」ではないんだ。たくさんの愛情を持って接すれば、聴覚障害だってひとつの「個性」。そう前向きに語る母・絵里子さんを見ていると、「意地でも健康に生んであげなきゃ!」というプレッシャーから解放された気がしました。
「幸せ」は身体じゃなくて、環境なんだ。健康な子どもでも虐待する親もいる。
大切なのは、どんな子でも愛情をたっぷり注いであげること。そして、ママがいつも笑顔を絶やさずにいること。それが大切なんだと思いました。
私よりずっと年下の絵里子さん。ママとしては大先輩です。
この本はずっと手元に置いておきたいです。
最後に、らいむくん可愛すぎる!面白すぎる!
絵里子ママのところに生まれてきてよかったね^^
うたごえ(DVD付)
絵理ちゃんの、母親としての愛情が溢れてます。絵理ちゃんの事、人として改めて尊敬しました。また、思わず泣いちゃう切ない歌も…。癒されるので、最近はコレを流してないと眠れません(笑)
陰陽師 2 [DVD]
とにかく毎回 野村萬斎 さんの立ち姿と舞い姿に惚れ惚れとしてしまいますね。ピッタリの役どころ。やっぱし悟郎ちゃんより格段大人の魅力!
このたびは出雲族と、大和族 千年の闇のお話です。アマテラスとスサノウの神話がモチーフとなり、先住民出雲族の怨念と渡来人である大和族との確執をあらわし、大変興味深いお話となっています。着物はというと、ほぼ中世ですから、今の着物の着こなしとはほど遠いですが、能衣裳のような衣裳はとてもきらびやかで、安倍晴明 野村萬斎さんの動きを見ているだけでうーん気持ちいいと想うのは私だけでしょうか。
紅を引いて、天の岩戸に隠れたアマテラスの怒りを静めるため、アマノウズメとなり舞を舞う安倍晴明 なかなかです。また、珍しく悪役を演ずる
中井貴一も妖しい魅力。
しかし、中世の人たちは、今で言う超能力者たちなので、現代の最先端を行く科学的な便利さをほとんど人間業でやっている人たちだったんんだなって、想います。とっても便利そうにいろんな術をつかう陰陽師の行動は、近未来物の映画を観てるように思えてしまうのです。
とにかく楽しく見れる映画ですよ、是非ごらんくださいね。
陰陽師 [DVD]
確かに野村萬斎と真田広之の怪演や佇まいは文句無しですが、それ以上に新鮮だったのが源博雅役の伊藤英明で、戦にあっては勇猛果敢だが不可解なことに存外臆病で、凛々しさの中にコミカルさをかいま見せるメリハリの利いた演技が作品に彩りを添えていたように思います。作品としても、やたらと含みが多い日本映画にあって非常に明快でテンポも良く、個々の登場人物像も容易に理解できたと思います。唯一つ難点があるとしたら、特撮が日本映画の「それ」で留まっていた点で、昨今外国映画の大作に馴染んだ目からは少々粗が見えてしまった事でしょうか。ただ、これはあくまで技術的な問題で作品の質を下げるものではない事を付記しておきます。それに、何と言っても「2」があるという事実が、この作品の素晴らしさを物語るに充分の根拠を示していると言えます