『電人ザボーガー』スタンダードエディション [DVD]
作品の楽しさ、素晴らしさは変わりません、
衆愚に堕して駄作(ゴミ)と化した
「ヤマト」や「デビルマン」に対して
視聴ターゲットを明確にして
オリジナル世界をしっかり再現し、
その上で井口監督独自の
コメディ映画として構築される、
まさにリメイク作品としては
近年まれに見る傑作であります!
何より板尾創路さんをはじめ
古原靖久さん、山崎真美さん
(っていうかこっちの方が
メインな気がする・・・)
柄本明さん、竹中直人さん等
とにかくすべてのキャストが
手抜きなしの熱演で
二時間があっという間に
過ぎてしまいました。
ショージキ健全な青少年には
見せられないような
バカ映画ですが
イヤ、バカ映画だからこそ
伝わるモノって、あるんです。
ヒーローに憧れていたオッサンたちよ!
観て、笑って、おおいに泣こう!!
澤山璃奈写真集 『 R22 』
とてもステキでどのページを見ても
それぞれの写真に彼女の魅力を
十分に感じさせられる
見てる側も忘れられない
思い出に残る写真集です。
可愛くっ☆大人の魅力をも兼ね合わせた
ベストショット満載です。
限界いっぱいいっぱいまで挑戦してくれて
本当に、みててドキドキしちゃいます。
『電人ザボーガー』スタンダードエディション [Blu-ray]
私は、TV放映時は3つか4つだったので、ほとんど観れなかったと思います。
でも、ザボーガーは、子供心をくすぐるカッコ良さがありました。
TVは知らずとも、ザボーガーのおもちゃで、毎日のように遊んだ記憶があります。
ですから、あこがれの、<動く>ザボーガーを見るのは実は初めて。
予告での、一瞬のトランスフォームには、正直心が震えました。
TV版オリジナルの、総集編的なものも観れて、
板尾さん主役の後日談もある。これだけ、「観たい」と思えるような付加価値の
ある映画は久しぶりです。
正直、
一回目を観た時は、「フザケ過ぎかなあ…;」とも思ったのですが…
しかし、二回目を観終わった頃には(慣れたのかな?)、
「そうそう、こんなだったよね、昔のヒーローものって(*^_^*)」
と、妙に納得して、楽しんで観ることができました。
急展開で、強引で。だけど、とってもわかりやすくて楽しい。
突っ込みどころ満載のB級な部分も、あえてそのままのリメイク。
そこでさらに、板尾さん主演にしたところで、
この映画はコメディでもあるんだ、と覚悟していますから、
いい意味で、自分の中のハードルを、少し下げて観ることが出来たの
も、良かったんじゃないかと思います。
ここ最近の、日本のヒーロー物のリメイク作品は、
明らかに「バットマン」「スパイダーマン」の後遺症じゃないかと思う
んです。CG、設定、芝居、セリフなどをリアルにすればカッコいい映画
になるかと言えば、必ずしもそうではなく。
変えすぎれば、原作ファンからもそっぽ向かれますし。
原作を大事にし、でも映像は観るに堪えうる最新の映像にする、このリ
メイクの形は、邦画にも合ってると思えますし、新しい形が出来たので
はないでしょうか。
変な部分は色々あるかもしれませんが、最新映像でよみがえったストロン
グザボーガーのクライマックスシーンは、思わず、
「これこれ!こういうのが観たかったんだぁ…!」と叫んでしまいました。
結果、大・大満足です。
歴史の真実と政治の正義 (中公文庫)
山崎氏の言われる「歴史」とその教育方法については同意できる。
また全体としての主張も氏の冷静で物事を見通す力でいるので、
その通りだと思えるばかりである。
しかし、あえて私ごときが言ってしまえば、
「人間はそう高尚な生き物じゃないよなぁ。」
と言うことです。
氏の考えはすばらしいものですが、それを生かすにはどうすれば良いのか。
その手段を模索しながら、人間は21世紀になっても探し出せずにいる
のではないでしょうか。
政権交代をすれば上手くいくほど、世の中は単純なものではないのに、
人はみなそのような行動をとってしまう。
塩野七生氏はそのことに疲れて政治家への提言をしなくなった、と書かれていた。
山崎氏も徒労であろうことは十分に認識されてしていると思うが、
戦争を経た世代としての「義務感」を感じるのは私の誤読だろうか。