小説 ガラスの艦隊 第1巻
アニメのシナリオをそのまま単行本にしたような文体と展開がかなり残念でした。
キャラ紹介も挿し絵も無いので、アニメ見ていない方にはイメージつかむのがちょっとつらいかもしれません…
読者を最初から限定しているかも…です
ガラスの艦隊 第1艦 ~オレの名は、疾風のクレオだ~ 豪華版 [DVD]
全部見た感想。
一言で言うなら宝塚歌劇団が演じたスターウォーズという感じ。
主人公もそう、設定もそう、大げさなくっさいセリフなんかもそう。
どういった経緯で作られた作品なのかしらないが、設定やら世界観やらシナリオやら破綻しまくっている。その破綻が後半になるにつれてどんどん大きくなっているのがまた面白い。
1つの設定を成立させるために色々やれば1つ破綻し、1つシナリオを勧めるために別の場所が破綻する感じ。
だがしかしそういった破綻も、宝塚歌劇でなぜ女性が男性を演じているのかとか、演技が大げさだとか、そういった事を指摘するほうがおかしくて野暮である事と同じようなもので。
なんかここまで堂々とやられると、破綻している事とかどうでもよくなるとでもいうか、指摘するのがあほらしくなるほどの潔さがあり、結局最後まで見てしまった。
そうさせるだけの「力」みたいなものと魅力はあると思う。
これは、さすがGONZOという事なのだろうか?
THE BEST of mihimaru GT(DVD付)
やっと出たと言う感のあるmihimaru GTのベスト盤である。
mihimaru GTと言うとどうしてもアッパーな曲を想像されがちだけれども、このベスト盤を聴いていただければ分かるとおり、決してそれだけのユニットではない。ゆったり落ち着いて聴きこむ曲もたっぷりある。あのたぐいまれなhirokoのボーカルそして天才コンポーザーmiyakeという最強のユニットの大正解の選曲のベスト盤だと思う。
CDプレーヤーをリピートにして、えんえんとこのアルバムを流しているとホントに楽しい気分になります。彼らの言う「HIP!POP!」と言うのはこれなんだと分かります。こんなに楽しいアルバムはそこらにありませんよ!
そして、楽しく気持ちよさそうに歌い上げるhirokoがバッチリ楽しめるDVDも最高です!
なくならないうちにお早く!
THE BEST of mihimaru GT
正直、最近のJ-POPにはイライラ&ウンザリ気味だったんですが、
ミヒマルに限ってはそんなことを忘れさせてくれました。
2000年代のJ-POPは、全体的にやけに気取ったキザなコンポーズばかりで、
曲の面白みや、元来の音楽そのものの面白さを無視したような
作りの曲ばかりが台頭し、本当にイライラさせられていました。
後世に残りそうもない、しょうもない曲ばかり、と…
ですがこのユニットに限っては、体が無意識に踊りだすような、
音楽の本来の楽しさをそのまま活かした曲作りをしてくれるので、とても気に入ってます。
言葉のリズムもキビキビしてて良いし、メロディラインもとても自然でキレイ。
ノリもとても良くて、ジャンルにとらわれすぎないミクスチャー系の音楽発想も◎。
こんな楽しい曲は、ものすごく久々に出会ったような気がしました。
なにより、二人ともとても魅力的ですね(笑)
ヒロコはとてもかわいらしいし、ミヤケもキレててカッコイイです。
ヒロコの超キュートでありながら親しみやすい声が、ポップな曲に見事にマッチしてます。
とにかくオススメな1枚。
ハズレ曲は全くなく、どこから聴いても、どの曲に流れてもハズレのない1枚。
素敵です。