タイヨウのうた (通常盤)
「タイヨウのうた」とうとう発売されました。ドラマの合間の作りこみでとても大変だったけどもともと安室奈美恵に憧れて芸能界に入った事もあるので、音楽には強い思い入れはあると思う。ギターのコード弾きも1時間でマスターしてしまうのはその強い思い入れがあるからなのかな?今回で最初で最後かもしれない貴重なCDを是非手にとって聞いてください。か弱いけど内面的な力強さが湧き出る作品になっています。歌は上手さよりメッセージを届けるもの。それが強く感じられた「タイヨウのうた」でした。
夏の庭―The Friends (新潮文庫)
大人になっていくということは、その本人に智恵がついてくるだけでなく、
自分以外の人の考えを参考に行動できるようになるということでしょうか。
おじいさんならこう言うだろうということに基づいて、母の再婚に反対しないという最後の方の場面で、子供の成長を見たような気がしました。
全体としては、読み終わって、スタンバイミーを思い出しました。
男の子が何人かで、死体を探すという基本的な概念は同じかもしれません。
進み方も、設定も、言いたいことも、最後は全く違うかもしれませんが、受けた印象は同じような感じでした。必ずしも同感できることばありではないし、同じ経験をした分けでもない。
人の死と、子供の頃のともだちとの関係という面で同じ文脈上にあるのかもしれません。
若いときに死に直面したときに、どうしたらいいかを垣間見ることができるかもしれません。
後書きを読んで、作者の言いたかったことが書かれているようだったので安心しました。
あとがきで、その本で何が言いたかったかが書かれていると、自分の読み方が間違っていなかったと安心できます。それがいいことかどうかはわかりませんが、試験に作者の意図について述べよという問題が出たときも迷わなくて済むのでよいかもしれません。
ps.
山田詠美さんの本の後書きを読んだときも、作者の意図が素直に書かれていたので安心したことがあります。
1リットルの涙―難病と闘い続ける少女亜也の日記 (幻冬舎文庫)
難病で自分のいのちがそんなに長くはないと自覚せざるを得なくて、
それでも自由にならない指先を必死で使って、
おそらくはフェルトペンやマジックで書かれたであろう
最後のほうは、とても涙なしでは読めなかった。
少なくとも健康である私には、彼女の本当の苦しみはわからない。
そして、この日記が終わってから約4年間、
書くこともしゃべることもできなくなってからの4年間が、
亜也さんにとってもご家族にとっても、本当に苦しい日々だったのだろうと
思う。
読んでよかったと思います。
いのちの重さがずしりと伝わってきました。
ただ、身障者施設で「あの人たちに人格はあるのかね」といった
石原慎太郎が推薦文を書いていることは、
納得できなかった。いくら幻冬舎と石原慎太郎のつながりが深いと言っても、
幻冬舎、そこまでやるなよと言いたくなった。
ここだけ減点。
ピュア・ラブ III 4 [DVD]
特典映像で陽春と木里子のその後を描いた絵を見れます。ファンの方が描いた作品で、感動しました。小田さん、篠田さんも感動してました。
「ピュア・ラブ」のDVD全てを揃えるのは大変ですけど、とりあえず本作、つまりパート3の第4巻だけ入手しては?
ZOO
蓮井朱夏、川村かおり、エコーズの「ZOO」みんな持っています。
ひとりひとり歌うヴァージョンが違い、いつ聴いても面白く、口ずさみたくたくなる曲であります。そのなかでも、蓮井朱夏は透き通った声でとても胸に響き僕にとって、一番いい曲かな…。