心霊探偵八雲 第1巻 〈豪華版〉 [DVD]
中身の映像はいいんですけどね。
見ていて楽しいです。
しかし外装が・・・(タラリ)。
・特製スリーブケース→ただの紙巻(取れなくて思いっきり破れそうになった)
・特製ブックレット→通常版にもよくついているただのリーフ
角川さんは豪華版→通常版、通常版→廉価版と書くべきだと思いました。
外装の状態の説明がちょっとサギっぽいです(外装は☆1)。
内容は好きなので、内容だけなら4なんですが・・・
これなら、廉価版(通常版)でいいや、という人はしかし注意。
「豪華版買わないと全巻購入DJCD応募できないよ〜ん」仕様です。
DVDの外装がこうなので内容は期待できない気もしますが、せっかくなら欲しいですよね。
そんなわけで・・・
全巻特典DJCDをあきらめ切れない人は、豪華版という名前の通常版買うしかないなと諦めましょう・・・
心霊探偵八雲7 魂の行方
舞台は再び晴香の地元の長野。そして教育実習で親しくなった真人がキーパーソンとして再び登場する。真人から助けを求められて八雲たちは長野へ向かう。 今作は八雲シリーズをはじめ神永作品を全て読んできたあたしが物語の序盤で犯人と事件の概要の見当をつけることができた珍しい作品だった。普段はかなり読み進めないと気づけないので嬉しかった(笑)神永先生の伏線の張り方になれてきたのかもしれない。 赤い目の男と美幸も相変わらず大暴れしている。この二人の歪んだ関係もいよいよ佳境で、今回は美幸の愛あふれるまっすぐな歪みっぷりがむしろ気持ちよかった。 八雲と赤い目の男と長野の関連も暴かれる。うまくつながっていて感心した。 そして今回は東京に一人置いてきぼりにされた石井フューチャーされているのもポイントだ。なかなかしっかりしてきて「成長したなあ」と感心した。とはいえ老婆心ながらさっさと真琴の恋心に気づいてあげてほしくなる。個人的にはこの二人のロマンスにも今後注目だ。 結論からすると少々の強引さは仕方ないとしていつも通り楽しませてもらえたので★5!と行きたいところだがちょっと展開が読みやすすぎたかな…とも思い今後の期待を込めて★4で。
ドラマCD「心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている」
これはオリジナルのお話ではなく、心霊探偵八雲文庫本1の開かずの間と、トンネルの闇をドラマCD化したものです。初回特典は、ボーナストラック「自慢できる能力」です。
開かずの間のほうは、八雲と晴香の出会いを表現したもので、原作とはかなり違う部分がありました。トンネルの闇は、原作の一部分を省いてはいますが、内容は同じです。原作を読んだことがない人でもわかる内容になっています。
聴いた感想は、声は八雲と後藤刑事のものがイメージとあっていましたが、晴香はもう少しかわいらしく、一心はもう少し渋めの感じが個人的には良かったです。良かったところは、トンネルの闇の八雲と後藤刑事が晴香と達也の暴走する車を止める場面ではドキドキしました!BGMはいまいち。もう少しミステリアスな感じが出ていたほうがよかったと思います。効果音は場面が思い描けるようでバッチリでした。
買ったほうがいいよ!と自信を持って言い切ることはできませんが、ドラマCDでは本で読むのとは違った味わいがあるので、買ってみてはいかがでしょうか・・・。
心霊探偵八雲9 救いの魂
待ちに待った9巻。
神永さんのブログで原稿の進捗情報をチェックしながらこの日を待っていました。
なんて便利ないい時代(笑)
昨年は日本人にとって、人と人との絆について考えずにはいられない一年でした。
このシリーズは全巻を通じてその「絆」をテーマに描かれていますが、9巻もまた、それぞれの絆がより深まった作品になっています。
本作には高校時代の八雲の同級生がでてきますが、彼に対する当時のいろんな感情を晴香に正直に語るのはやはりそれだけ晴香に心を許している証拠で、以前の八雲なら考えられなかったと思います。
ネタバレになるので詳しくは書けませんが、今回の事件を経て、二人の関係もちょっとだけ前進!?したようなしないような。
出版社の変更にはびっくりしましたが、単行本の雰囲気は変わってなかったので安心しました。
が、最終章完結して八雲の進路が決まると、やっぱりあっちのシリーズにでてくるのでしょうか?あちらも続編連載始まるし☆