LIVE福島 風とロックSUPER野馬追 僕らは君たちの恋人になりに来た
「LIVE福島」実行委員長箭内道彦さんは高校の後輩に当たる。
広告代理店に勤め,フリーランスとなりクリエイティブディレクターとなって活躍してからも
「郷里の福島が大嫌いだった」と公言していた。
その他にもいろいろ共通点があるのだが,数年前から「嫌いだけど,嫌いを貫けない」と
郷里との和解を始め,今年の東日本大震災をきっかけに「やっぱり離れられない大事な土地。やっぱり好き」
と自分の心情を吐露している。
だから自分の郷里が置かれている状況を不幸なものにしておけなくて,
38年前に郡山市開成山公園で行われた「ワンステップフェスティバル」以来の野外大イベントを実施したのだと思う。
福島県を西から東に駆け抜けたあの6日間のうちのたった1日だけど,
箭内さんと彼の大切な仲間たちと同じ空気を吸い同じ時間を過ごせたことを誇りに思う。
そして福島に生まれたことを感謝する。
この公式本は人生の後半を歩いている自分にとって証になる,大切な本だ。
何度読み返しても,あの日の熱い気持ち,熱い思いを今のことのように脳裏に蘇らせることができる。
セックス・ピストルズ・インサイドストーリー
グランディ事件の時のピストルズとビル・グランディのやり取りとか、当時の関係者やメンバー自身の発言、さらにはポスターや写真など、いかに1977年が事件であったかを思い知らせてくれる内容満載!!ピストルズ・ファンは絶対に読みましょう。メンバーの逮捕暦やポール・クックの通知表など資料性も高くファンなら絶対に楽しめますよ。
非常階段 A STORY OF THE KING OF NOISE
80年代初めの汚物ブチマケ、機材破壊のライブを体験したせいもあると思いますが、あの時の興奮が蘇ります。そしてただ滅茶苦茶をやるのではなく、頭でっかちながら思想的なものにも裏打ちされていたのが分かり興味深いです。
30年続けるのがJOJO広重さんが真のミュージック・ラバー(ノイズでも)である事もわかって、心が温まりました(ウソ)
最悪で最高、偽善と売名行為、聖書と発禁本。これだけ精毒併せた奇書はないかも。
万人にはとても勧められいが個人的には今年ベスト、ドキュメンタリーブック
Les Rallizes Denudes 13CDs
90年代のライブ音源ボックスが、ignuitasレーベルより、完全限定300セットのみリリース。
で、初耳のignuitasレーベル…モダーンミュージックも絡んでいるようなので、ひょっとすると、水谷氏も一枚絡んでいるのかも。実際にブートの中には水谷氏が絡んでいるものも少なくないらしいので。で、内容は、かつて、CD-R 13枚組仕様で流通していたものの、すでに入手困難で高値で取引されていたコレクターズ・アイテムが、マスター・クオリティー音源にて音質向上。
1993年2月17日には5年ぶりとなるライブを川崎・クラブチッタ
1994年京大西部講堂を含めて1996年まで4回のライブのみとなり、
1997年月に吉祥寺Manda-La2 はサックスのアーサー・ドイル、ドラムの豊住芳三郎とのセッションとされ、それ以降は活動を停止中。
そのラリーズ後期となる90年代以降のライブ音源を全て網羅したものでらしいです。
音圧の不安定さは相変わらずですが、歌詞が良く聴こえます。
従来のラリーズマニアには不満もありそうな演奏だが、
90年代もまた、この時代でしか出せない音(轟音含む)が
ここに蘇ります。
曲目クレジットも一切無しの無愛想な装丁にて、以下に
(パソコンに入れると曲目クレジットされますが
(Disc 1&2) 1. 夜、暗殺者の夜 2. 記憶は遠い 3. 夜より深く 4. 永遠に今が 5. 白い目覚め 6. 鳥の声 7. Unknown Title 8. The Last One 9. 不明(暗黒が帰ってくる) 10. The Last One
[at Kawasaki Club Citta 1993.2.17]
(Disc 3) 1. 造花の原野 2. 黒い悲しみのロマンセ 3. 白い目覚め 4. 夜より深く 5. Enter The Mirror 6. The Last One
[at Kyoto University Seibu-Koudou 1994.7.10]
(Disc 4&5) 1. 夜より深く 2. 夜、暗殺者の夜 3. 氷の炎 4. 白い目覚め 5. 黒い悲しみのロマンセ 6. 鳥の声 7. Enter The Mirror 8. The Last One
[at Kawasaki Club Citta 1994.9.9]
(Disc 6&7) 1. 記憶は遠い 2. 夜、暗殺者の夜 3. 夜より深く 4. 氷の炎 5. Enter The Mirror 6. The Last One 7. 鳥の声
[at Kawasaki Club Citta 1995.2.24]
(Disc 8&9) 1. 記憶は遠い 2. 夜より深く 3. 白い目覚め 4. 夜、暗殺者の夜 5. 永遠に今が 6. 鳥の声 7. Enter The Mirror 8. The Last One
[at Kawasaki Club Citta 1996.10.4]
(Disc 10&11)
[at kichijoji Manda-La 2 1997.11.3]
(Disc 12&13)
[at kichijoji Manda-La 2 1997.11.14]
森に眠る魚 (双葉文庫)
重いなぁ、
暗いなぁ、が読後に出てきた最初の言葉。
幼稚園、小学校、
お受験にかかわる
お母さん5人を中心に
話は展開されていきます。
過食症、
依存癖、
強迫観念症など
現代の荒波に揉まれて
生きていくうえでは避けて通れない心身症の数々。
自分の子供が
合格でも、不合格でも
そこに幸せは待っておらず、あるのは、
人生はまだ続いていくという現実だけ。
良書ですが、
精神的にやられますね。ご注意を。