絶体絶命(通常盤)
前作からより曲(特に歌詞のメッセージ性)のクオリティに重心をおいたRADWIMPSの6th。オープニングから力強いロックナンバーかつ前作以上に毒のある陰鬱な歌詞が歌われる.歌い方から曲調まで、まるでユグドラシルの頃のBUMPにそっくりだが、しっかりと聞き込むと野田の描く世界が見えてくる.非常に完成度が高く、強いメッセージが込められた作品群なので、じっくりとその詩と曲の作り出す世界観を味わってほしい.何度でも聞き返したくなる彼らの最高傑作だとおもうし、今までの作品の中で一番好きなアルバム。おすすめ!.
いん×びじゅ(1) (アクションコミックス(コミックハイ!))
と、この漫画はそのタイトルだけでも想像できる通り
透明人間が題材となっています。
自分は映画やAVでしか透明人間を扱った作品は見たことがないのですが……
さて、どんな漫画なのだろうかと興味を湧かせながら読んでみると、
いや、なかなかに引き込まれました。
主人公・春日居 修司には幼馴染の姉妹がおり、
修司と同年代である妹は透ひかる、
年上である姉の方はあかりと言います。
そして、幼いときのある日3人で遊んでいると、あかりが急に消えてしまいました。
そのときは、誘拐だなんだと言われ、また、結局はあかりを見つけ出すことができなかったことから、
あかりはどこかで死んでしまったということになってしまいました。
しかし、その頃から修司の身の周りではポルターガイスト減少が起こるなどの異変が起き始め、
それが原因で魔除けグッズを集めだした修司。
振り返ればそんな暮らしももう7年かというある日、
修司は新しい魔除けグッズとして「心眼明鏡」という真実を見る眼鏡を手にいれます。
それをかけたとき目にしたのは、死んだと思われていたあかりでした。
姉が死んでいる(と本人は思っている)ことを抜け目に
どうにか修司に振り向いてもらいたいと思っている妹のひかると、
実は透明人間になっていて姿が見えなかっただけで、
普通に医学的には生きている状態にある姉のあかり。
そんな二人と修司による幼い頃の三角関係がどのように復活し、
そのときにはベクトルの向きがどう変わっているのかという楽しみもあるのですが、
この作品、特に秀逸だと思ったのが、
理由もわからずいきなり透明人間になってしまい、
誰にも気づいてもらえず、家を放り出されたことにも等しいという、
そんな状況の中で7年間の時を過していたあかりの心情描写です。
透明人間と幽霊は、「目に見えない」という特有の共通点から
感覚的にどちらも似たようなものだと思っていましたが、
なるほど、前者は生きているのですね。
生きているということはお腹も空くし、成長もする。
服を着ないと寒いし、暑いときは脱ぐ。
そう、見えないという点以外は普通の人間で、
けれど、見えないゆえに何をしても人を怯えさせてしまい、
そんな中でも心優しいあかりは、そうならないように
ひっそりと行動をとることしかできなかったのです。
それに気づかされたとき、なんとも切なくなりました。
普通、透明人間になれば何か邪なことを考えてしまいそうなものですが、
気づいてほしい。元に身体に戻りたい。
そう強く願いながらも、ただただ人の迷惑にならないようにひっそりと彷徨うだけなのかもしれません。
その他、そちらもラブコメの一要素としてか少しだけHなちょこちょこ描かれてはいますが、
作中でのあかりの心情から考えれば、むしろ必要な描写なのかもなとも感じ、
ほとんどあざとく感じることはありませんでした。
また、ロリ少女ラブコメと狙ったようなジャンルとして謳われてはいますが、
そんな簡単な記号的なモノで済む話ではないことはなんとなく予想されます。
それは、普通に考えると、透明人間になったために十分な栄養を摂ることができず
あまり成長しなかったのだというようなことが誰でも想像でき、
作中の修司も「なぜあかりは生きていたのにあまり成長していないのだろうか」と疑問に思い、
都合よくそのことから目を背けていないからです。
その辺も、あかりが透明になった原因と一緒にこれから語られていくだろうと思われるのでとても楽しみです。
逆に、あからさまなロリ少女ラブコメは期待しない方が良いかと思われます。
1巻は全体的に暗めの内容ですが、
その方向性は現状に甘んじず、あかりを戻すにはどうするかを考えるという前向きなものであり、
他にも画力が高く、画風の割にはシリアスな雰囲気作りも上手いので、
気になったのなら、あまり身構えないで気楽に読めば良いかなと思われます。
一つだけ不満を言うとするなら、それを考えたのが編集者かどうかはわかりませんが、
帯やあらすじで単純にロリを強調してしまっていることは、
先に述べたことから少々この作品に対して失礼であるように思い、そこは少しばかり残念でした。
スガタ
血の繋がらない3姉妹(3人とも巨乳)を透明人間になって
無理やりHしちゃおうって内容。
それなりにキャラも立っててHシーンも多いので可なく不可なくって
印象。不満点をあげるとエンディングがハーレムEDか
次女EDの二種類しか存在せずこの辺はちょっと不満が残った。
後、前振りが結構長く早くHシーンが見たいって人には
ちょっとイライラするかもね
タイムマシン (角川文庫)
小さい頃、初めて自力で読んだのがこの『タイムマシン』でした。そして、中学から、になって『タイムマシン』が映画化されたので、そのついでに買いました。
この本は、ウェルズSF短編集の1部となっていますが、本の中の半分近くは『タイムマシン』になっています。全部で7つの物語が詰まっているこの本。全部が全部面白い話でした。
『タイムマシン』以外は1つ1つが短い話なので、子供でも楽に読むことができると思います。それに、映画タイムマシンとは、結構違うストーリーになっているので、大人の人で、映画とはまた一味違うタイムマシンと味わうのもいいかもしれません。とにかく、おすすめです!
Yah!透明人間 (セラフィンコミックス)
一冊丸ごと八話構成で、ひとつのストーリーになってます。
正直古くさい題材ですよね、「透明人間」なんて。
しかし(好みにも依るが)画はなかなか良い感じ。
もうちょっと女の子のバリエーションが欲しい所かなー。
全員巨乳なんだもの。
1人か2人はツルペタ気味がいても良かったかもしれない。
巨乳ちゃん好きにはおすすめです。