武装親衛隊―ドイツ軍の異色兵力を徹底研究 (光人社NF文庫)
本書はドイツ武装親衛隊の発足から消滅に至る流れが詳細かつ体系的にまとめられた良書だと思います。ナチスドイツの武装親衛隊については、「国防軍という正規軍がいるのになぜ設立されたのか」といった疑問や、「ナチス政権直結だったので、兵員や兵器が最優先で配分されたのでは」といった誤解を持ちやすいのですが、本書はそれらの疑問や誤解を丁寧に解消してくれます。また、武装親衛隊について、全体像→大規模部隊(軍団)→師団の順番で解説しているので、繰り返し学習のような感じで理解していくことができるような構成になっています。更に、武装親衛隊だけではなく、SS本体や強制収容所管理部隊などについても言及されていて、「武装親衛隊をSSという負のイメージだけでくくるべきではない」という著者のメッセージも妥当なものだと感じました。軍事・戦史に興味のある方には一読をお勧めします。
ELECOM 低反発発泡ポリウレタンインナーバッグ(参考収容寸法315*40*235mm) ブラック ZSB-IB015BK
今春発売のFMVノートパソコン(Life Book SH54/G)を入れて使用している。丈夫ですが、少し窮屈です。
用に購入し使用している
U・ボート ディレクターズ・カット [Blu-ray]
戦争映画の傑作として知られる本作は、ペーターゼン監督によるテレビ用ドラマシリーズを再編集したものです。
完成度が高いので再編集して、劇場用映画でも十分に通用する作品なので、初めて劇場で鑑賞した時にはこれがテレビ用ドラマとは気がつきませんでした。
例えていうなら「バンド・オブ・ブラザース」や「ザ・パシフィック」などの戦争ドラマを編集して、劇場版サイズにした作品ということでしょうか。
劇場上映版はシリーズ作品の戦闘シーンを集めたものとなり、原作者が監督へ「これじゃただの戦争映画だ!」と大激怒しており、その後、より物語に深みを出すためにディレクターズカット版でシーンを補いました。
テレビシリーズ版はDVDで発売されていたので、興味のある方は探して鑑賞されると面白いでしょう。
個人的にはこのディレクターズ・カット版が一番好きです。
ちょっと残念なのはワイドスクリーンサイズになっていることです。
オリジナルフィルムはテレビサイズに撮影されているので4:6サイズなのでワイドスクリーンにする為には上下をカットしないとなりません。
特典として、オリジナルフィルムサイズ版もつけて欲しかった…なんて思っています。
SHARP コンテンツカード 独語辞書カード PW-CA02 (音声非対応)
英語の他に,ドイツ語やフランス語の辞書も使いたかったため,カシオやセイコーの機種と比べた結果,コストパフォーマンスでSHARPのPW-8300本体,フランス語のコンテンツカードと一緒に購入しました。
収録されているのは三省堂のクラウン独和辞典と新コンサイス和独辞典ですが,以前から紙の版で愛用して気に入っている三修社のアクセス独和辞典や,和独辞典として定評のある郁文堂の和独辞典が収録されていないのが残念でした。特に,和独辞典の内容は,同時期に購入した和仏辞典の内容が充実しているだけに,大分見劣りするというのが正直なところです。
また,独和・和独辞典の他にドイツ語の旅行会話も収録されていますが,PW-8300本体にも標準で収録されているため,カードでは使用していません。それよりも,手頃な独独辞典や独英・英独辞典をぜひとも収録して欲しいと思います。
動詞の活用表は紙に印刷したものが付属するだけで本体には収録されていませんが,ドイツ語の場合,フランス語やイタリア語等に比べれば動詞の活用は規則的なので,それ程不便は感じません。ただし,紙の活用表はA3版程度の大きな紙を折りたたんだだけの単純なもので,参照したい場合にはいちいちこれを広げなければならず,大変不便です。せめて,フランス語のカードに付属していた小冊子のような開き安い形態にしてもらいたかったところです。
最後にコンテンツカードの使い勝手ですが,カードを入れ替えた時のみ,読み込みに20秒ぐらいかかります。いったん読み込んでしまえば,カードを交換しない限り,本体収録の辞書と同様に使用できます。PW-8300で使用する上では,本体収録の辞書と比べても,速度的にはほとんど遜色なく動作します。ただし,本体収録の辞書では利用できるしおりの機能が使えない上,単語帳の内容も,別のカードと取り替えてしまうと消えてしまうのが大変残念です。
音声機能もありませんが,紙の独和辞典と和独辞典を買うよりは割安ですし,何よりも嵩張らず,手軽に引けるという点はやはり便利ですので,手頃な価格で英語以外の外国語の辞書も揃えたいという目的には,やはりお薦めです。