Portrait of a Legend 1951-1964
ついに!!出ましたねー。今までどのアルバム、どのboxにさえ入ってなかった「ア・チェンジ・イズ・ゴナ・カム」。このCDですんなり聴ける人は幸せ者ですよん!隠れ名曲は「ローマは一日にしてならず」(日本語タイトルですが、)この曲の最後がバックビートになるところが超かっこいい!!のですよねー
Sam Cooke at the Copa
追悼の意味で清志郎のアルバムを最近まとめて聴いているが、『Have Marcy』あたりからオーティスが混じりだし、どどのつまりというか当然の如くサム・クックに辿り着いた。数十年振りに彼のソウルにどっぷりと浸かって、稀代のシンガーであることを再認識させられた。面白いのは、最も感動したのは『Copa』で、若い時分に贔屓だった筈のあの!『Harlem』よりも印象が強かったことだ。
この歳になっても普段からストーンズあたりを聴いており、『Harlem』が騒々しいからというのでは決してない。何と云うか、自分の歌を白人の聴衆に理解してもらおうと魂を込めて唄っている(媚や諂いでなく)ことが理解でき、それに心を打たれたのかもしれない。共有の「ツイストで踊りあかそう(Twistin' the Night Away)」を聴き比べると、確かに『Harlem』での聴衆との一体感は凄いしsaxもいい味を出しているが、『Copa』での唄い込み(歌心?)は見事だしブラス・セクションの歯切れの良いアンサンブルも素晴らしい。注目すべきはギターの巧さで、特にバラード(「Try a Little Tenderness」や「When I Fall in Love」は泣ける!)での控え目かつ繊細なプレイには痺れてしまった。
さて今更ながらに思うのだが、若さゆえに見落としていた往年の時代背景等々を考えるに、この『Live at the Copa』は実は画期的なアルバムではないのかと・・・。『白人の歌を唄ったりして随分サービスしてるじゃん?』などと、当時はいささか皮肉っぽく眺めていた。しかしながら、「If I Had a Hammer」(P・シーガー)や「風に吹かれて」(B・ディラン)は当時は労働運動や公民権運動の際にさかんに唄われていたプロテスト・ソングである。「コパカバーナ」といえば当時ニューヨーク1を誇る高級ナイトクラブであり、いくら人気が絶頂期とはいえ、黒人シンガーが殆ど白人(それも支配者階級?)のオーディエンスを前にして唄う曲目ではないように思えてならない。そういったことを考えながら聴いてみると、彼の気骨のようなものを感じて、より一層彼の歌が心に沁み入るのかもしれない。
One Night Stand: Live at the Harlem Square Club 63
このライヴを聴くとオーティスがいかにサム・クックをリスペクトし、継承したかった(サム・クックになりたかった?)かが分かる気がします。
テレコで録った音源でも素晴らしい物が残っていて良かった!
Keen Records Story
サザンソウルの始祖といわれているサム・クックのキーンレコード時代(1957-1960)の主要アルバム・シングルを網羅した3枚組CDで超お買得版。アルバムは、「SAM COOKE」「ENCORE」「A TRIBUTE TO THE LADY」「HIT KIT」の4枚を全曲収録しており、更にシングルのみでアルバム未収録の、THERE I'VE SAID IT AGAIN、ONE HOUR AHEAD OF THE POSSE、DESIRE ME、ALMOST IN YOUR ARMS、STEALING KISSESとWIN YOUR LOVE FOR MEのALT VERSION及びSUMMERTIME(PART2)まで入っているという豪華さです。
キーンレコードでのラストシングルであるWONDERFUL WORLDのみ未収録なのが残念です。
サムクックはゴスペルで培った伸びのある美声と端正な顔立ちを持っていた事から、アルバムは白人受けするスタンダードやヒット曲のカバー主体となっています。
1STアルバムである「SAM COOKE」はキーンレコードでのデビューシングルであるYOU SEND MEからスタートし、TAMMY、OL' MAN RIVER、SUMMERTIME、AROUND THE WORLD等の
スタンダード曲中心ですが、バラードが多くSAMの歌声が心に染み入ります。
「ENCORE」「A TRIBUTE TO THE LADY」ではBIG BANDをバックにSWINGするというまるでJAZZ/POPULAR歌手のような顔をみせており、ソウルフルなSAM COOKEを期待すると違和感を感じますが、それでも伸びやかな美声はSAM COOKEであり稀代なシンガーであった事が再認識されます。「HIT KIT」は自作曲主体のシングルのA/B面を集めたアルバムでYOU SEND ME、ONLY SIXTEEN、FOR SENTIMENTAL RASONS、YOU WERE MADE FOR ME、EVERYBODY LOVES TO CHA CHA CHA、WIN YOUR LOVE FOR ME、LONELY ISLAND等12曲が収録されています。SAM COOKEのCDを始めて買われる方は、RCA時代を含めたベスト盤がお勧めですが(予算が許せば、THE MAN WHO INVENTED SOULという4枚組CDが最高で、予算が少ないならTHE MAN AND HIS MUSICがセカンドベスト)、次はこの3枚組をお勧めします。
スパイダーマン デラックス・コレクターズ・エディション [DVD]
元々アクション映画もアメコミも興味がなく、
ただ話題作だったという理由で観にいきました。
しかしトビー・マグワイアに一目ぼれ。
爽快なスパイダーマンの動きに惚れ惚れ。
普通の高校生が力を手に入れたことによる葛藤に何故か共感。
それ故にスパイダーマンの虜となりました。
あれから2年。DVDも買い、トビーの映画も何作か観たけど
そろそろ待ちくたびれました。
2を心待ちにする毎日です。
「スパイダーマン2やるんだ~」と思ったら
是非1を観てください!!