スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐 ムービーストーリー (Lucas books)
昨年公開された映画『スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐』の物語を、
写真たっぷりで紹介した薄い本。
文字も大きめ、ふりがなつきなので、写真版絵本みたいな感じで読めます。
この薄さで、しかも写真もたくさん入れつつ、映画のストーリーを語ろうというのですから、
当然、語りはかなり簡略化されていて、展開早いです。
それでも、主人公の心などもちゃんと書いてあって、意外に楽しく読めます。
写真も多いので数分で映画の内容を確認できる本。
ふりがながついていることから判断するに、子供向けの本なのでしょうが、
大人にも楽しめると思います。
エアマスター 13 (ジェッツコミックス)
アニメ化も実現したこの『エアマスター』、原作に関しては、ここ最近の内容こそ純粋な格闘マンガと呼べるものになっていますが、連載当初に関しては必ずしもそうとは言い切れない違った魅力が存在します。連載当初は、格闘マンガの要素と共に、格闘以外については引っ込み思案な少し陰を感じさせる主人公のマキが、初めて友達と呼べる存在を得て心を開いていくという、友情物語的な要素も感じられます。面白さの力点も、格闘とともにマキと友達との絡みやキャラクターの強烈なインパクト、そしてギャグにも置かれています。初めからバキバキの格闘マンガを期待すると、以外にユルいこの序盤の展開につまずくことになるかもしれませんが、これはこれで読んでいてとても面白いです。
最近ではマキはます'''す格闘にのめりこんでいっそう口数も少なく、そのハードボイルドさを増しています。格闘マンガとして俄然燃えてくるのは中・後半あたりからであり、もはや連載当初のごった煮的な魅力は削ぎ落とされてその緊張感は頂点にあります(一気に読ませる迫力を持つようになるのはこのあたりからです)。このマンガに関しては、徐々に変っていくその面白さを楽しむつもりでいるのも良いかもしれません。
エアマスター 26 (ジェッツコミックス)
今回の作品は予測できない展開が多く楽しめましたが、同じようなシーンの反復と時間の流れの遅さのためか、最後の方は読むのがぐだぐだになっていたような気がします。また次回作に期待したいと思います。