冷たい熱帯魚 [DVD]
これを観てわたしが感じたのは、不特定多数の人と性行為をしないということや、親子間では性について隠すということ、人を殺してはいけないこと、などのタブーが無くなれば、人は簡単に獣になってしまうんだなぁということ・・・。
なーんか悲しいですね・・・。
あと、人って飴と鞭に弱いんだなぁ。
村田が暴力と優しい言葉で人を操っていく様を観ると、自分も簡単に洗脳されそうで怖くなります。
村田と愛子が風呂場で遺体を楽しそうに笑いながら解体するシーンでは、こっちまでちょっと笑いを浮かべてしまい、そんな自分が怖かった。
なんにせよ、子供には観させたくない映画です。
境界性パーソナリティ障害のことがよくわかる本 (健康ライブラリー イラスト版)
最近ようやく知っている人も増えてきた「境界性パーソナリティ障害」という精神病(?)について、具体的にどういう症状(行動)を起こすのか、どういう人が発症しやすいのか、そして一番肝心な「どうやったら治る」のか…。非常に理解しにくいこの病気について、文章だけではなく具体的にイラストや例を挿入して説明されているので非常に分かりやすいです。
「もしかして自分は周囲から孤立しているようだがまさか」と思い付く点のある方、「私の家族(同僚)は嫌な性格だけどもしかして」と言う方、一読をお奨めします。最も気になる点があれば、この本を読んで自己判断せずに専門の病院に行かれるのが当然よいのですが。
さっくりと読めるので精神にも負担がかかりません。
ザ・ホワイト・ストライプス・アンダー・ブラックプール・ライト [DVD]
正に剥き出しのパワーです!
ギターボーカルにドラムの二人編成で、
ロックバンドとして十分すぎるくらいのグルーブを生み出しています
また、50年代以前のブルースを、ロックバンドで体験できているという事では、ストーンズやレッドツェッペリンよりもすごいです。
映像は意図的に(?)あまり良くないですが、ロックバンドファンなら、1度は見ておくべきでしょう!
ちゅーLip! (SANWA COMICS No. 59)
表紙絵が好みで、かつ和姦モノが好きならおすすめです。
作者の画力が高く、表紙買いのガッカリはまったくありませんでした。
総じて女の子がかわいらしく、エッチなので実用性が高いです。
和姦らしくないシチュエーションもいくつかありますが、結果的に女の子が皆しあわせそうなので、ぜんぜん嫌悪感がありません。
ストーリーは基本的になごやかで、あっさりしています。
表紙絵が好み、実用性がほしい、和姦モノが好き、ライトな雰囲気を楽しめる、なら間違いなく当たりです。
個人的にはとてもよい買い物でした。
初単行本とのことなので、作者の次回本に期待しています。
Batman R.I.P.
「バットマンは父親に殺される!?」
という見出しでニュースに取り上げられ、全米を震わせた最新の問題作。
脚本のグラント・モリソンの衝撃コメント「この本でブルース・ウェインのバットマンは終わりを迎えます」という言葉通り、この本以降のバットファミリー関連の各誌は、大きな転換期を迎えようとしています。
2009年以降の新刊はこの本の展開を受ける可能性が高いので、是非一読されておくことをお勧めします。
作画も非常に美しいです。
謎の組織ブラック・グローブと、心理学者サイモン・ハート博士によって、バットマンは狂気へと陥れられていきます。
ブルース・ウェインの父親、トーマス・ウェインを名乗るサイモン・ハート。
バットマンのアイデンティティ、全てを根底から覆す悲劇。
彼は本当に、ブルースの父親なのか?
そして、ブルースの生死は・・・!?
バットマンストーリーの大きな流れの、キーポイントとなる一冊・・・になるかどうかは、今後の続刊しだいでしょうか。
この本そのものよりも、「ブルース・ウェインの死」に影響を受けるナイトウィングやロビン等、周囲のキャラクターのその後が、気になるかもしれません。