プロ野球スカウトが教える 一流になる選手 消える選手 (祥伝社黄金文庫)
「一流になる選手、消える選手」というタイトルだが、
著者は現役時代、土井や黒江の控えだったので、
一流ではないが一軍に上がれず消えた選手でもない。
タイトルに「スカウトが教える」とあるが内容は二軍コーチのもの。
広島木庭スカウトを採り上げた後藤正治の名著「スカウト」のような内容でもなく、
かといって「野村ノート」のような技術本でもない。
巨人の選手の中で、大森は練習態度が悪かったとか、
西山や谷口は結局フォームが固まらなかったとか、
三沢はアマでは実績を残したがプロ一軍のレベルじゃなかったとか
そんな身もふたもない話ばかり。
これって、その選手というよりスカウトや二軍コーチがダメってことじゃないのか。
そもそも、大森は、引退後巨人のスカウトになったんだけどな。
練習態度が悪かった選手をスカウトにしたんだろうか。
巨人のスカウト部は、中には末次さんのような実績者もいたが、多くは、
大森井上織田益田長谷川など、「高校や大学から鳴り物入りで入ったが、
プロでは一流選手になれなかった人」ばかり。
この本の姿勢と合いません。
Unixシステムパフォーマンスチューニング 第2版
UNIXとタイトルにはあるが、特にUNIXに限らないシステムのパフォーマンスチューニングの話が多い。第一版と違って、いかにも「UNIXらしい」話題はあまりない。それを期待すると、肩透かしを喰う。しかし、特に深い内容ではないが、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークとパフォーマンス関連全般に触れておりよくまとまっているので、パフォーマンスチューニングというものをひととおり概観するにはよいかも。
MLB 日本人メジャーリーガー 熱闘譜2004~2007 [DVD]
この時期の日本人メジャーリーガーの活躍がどのように収録されているのか期待していただけに、というより期待しすぎていたのかもしれませんが、少し物足りなかったです。
個人的には本編よりも、EXTRAのコーナーのイチロー最多安打記録更新のところが一番のお気に入りです。あのチャプターだけは、いつも見たくなって良く見ています。最多安打記録を更新する打席や、シーズン最後の打席を全球観ることが出来て、歓声を浴びて、選手たちがイチローのもとにやってきて、球場全体が祝福ムードに包まれるシーンがたっぷり収録されています。
期待が大きすぎただけに、☆4つの評価にしましたが、値段も特別高い訳ではないので、買って損はしないでしょう。