パンズ・ラビリンス 通常版 [DVD]
先程、観終わった所ですが、
本当に考えさせられますね。
内戦という悲しい現実の中で生きている少女が、
妖精に導かれていくのですが、
『生』についてより、
『死』についての内容・表現が多いです。
自分は、
ラストで少女が最後の試練に対しての決断、
そして、
ラストで少女が見た世界のシーンには涙が止まりませんでした。
今でも熱い何かが込み上げてます。
現実の世界は酷く、
大人達は少女にほとんど見向きもしない、
その悲痛な現実に心が押し潰されそうになりました。
これは自分の感じた事で、
観た方それぞれ違うと思いますが、
こんな悲惨な世界の中、
ある一人の大人の方が、(ラストあたりのシーン)少女を救う気持ちが見える場面があり、
それが、
現実世界での少女にとって、
せめてもの救いかもしれません。
ポップマート~ライヴ・フロム・メキシコ・シティ デラックス・エディション [DVD]
U2の場合、曲はもちろん、ツアーでも、政治・社会批判のメッセージを強く表現することが多いのです。でも、今回は「ワン」の後ろで、エイズで死んだキース・へリングのイラストを映すこと、そして10年ぶりに「サンデイ・ブラッディ・サンデイ」をセットリストに加えたこと以外では、巨大なセット、レモンのミラーボールの乗り物、そして打ち込み入りのダンスミュージックから成る「ポップマート」を使ったエンターテインメント・ショウを展開するのみです。本人たちは、社会への関心が強く、まじめな好青年のイメージを払拭しようと、無理をしているし、どこか冷たい感じがしますが、これはこれで新鮮でした。
問題はディスク2のほうです。まあ、いろんなものを寄せ集めてがんばってくれたとは思いますが、やはりおまけの範囲を超え出るものではありません。「ラスト・ナイト〜(リミックス)」のヴィデオは、ボノの声が入っていないリミックスと同じで、ただ移動する風景を撮ったもの。サラエヴォのドキュメントは、ヴィデオ・クリップ集にも収められていたもの。「ラスト・ナイト〜」のヴィデオのメイキングには、肝心の完成作がついておらず。ライヴ・ボーナス・トラックも、本編にも出てくる曲を、本編の日付よりも早く、つまりツアー開始当初に演奏した数曲を、本編よりも粗いカット割り、ズームで写したもの。ちなみに、このライヴ・ボーナス・トラックのうち数曲は、すでにCD音源化。
それでも、ディスク2のツアーのドキュメンタリーで、若き日、メジャー・デビュー前のU2の可能性を信じ、新たに借金をしてまで、彼らのマネージメントを引き受け、そのまま現在に至るマネージャー、ポール・マクギネスがドキュメンタリーの案内役を務める姿を拝めたのには、ファンとして感激しました。
ライヴ・イン・メキシコ~栄光の一夜! [DVD]
今回のライブ・イン・メキシコのメタリカのライブDVDはずいぶん昔のS&MのDVD以来の購入ですね。 やっぱり貫禄がすごく増しているのに驚きました。 何歳になっても若いときの勢いを維持してるバンドはそんなにいるものじゃありません。しかも演奏のタイトさ、スピードがすごくしっかりしてて感動しました。音質的にもいい感じに思います。なんたって約5万人の観衆を前に堂々とプレーしてるそれぞれのメンバー、最高にかっこいいです。やっぱりメタリカはすごいアーティストなんだなーと思う今日この頃です。