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ピカール金属磨 300g

言わずと知れた金属研磨剤。自分もよくバイクや自転車に使ってます。
基本的に、相手が金属ならば大抵ピカピカになります。経年劣化で粉を吹いたアルミや、点さびの出ためっきにもある程度効果があります。ハンドルバーを止めている部品や、ブレーキレバー等、こいつでピカピカに磨いてやるとちょっとした達成感に浸れます。

他の方のレビューには反しますが、研磨剤というくくりでは荒いほうです。というか、液体コンパウンドというカテゴリで見れば、非常に荒いほうに属しますので、車の塗装面などに使用するのはやめたほうが良いです。普段サンドペーパーしか使っていない人であれば、仕上げに使っても気にならないと思います。

なお、プラ磨き（スクーターの外装磨き等）にも、ある程度は使えます。転倒痕を消すために、サンドペーパーからかけていった場合でも、ごく細かいキズが残ります。シリコンスプレーを吹くと見えなくなるくらいのキズなので、シリコンスプレーを常用している人であれば問題はないかと。
……ちなみに、時間と手間がかかかっているのは、研磨剤の番手選択が間違っているから（あるいは、研磨という作業を甘く見ているから）です。まぁこれ一つで磨き上げようとすると、確かに時間がかかります。

こちらは300gのページですが、普通の人は180gの缶を買ったほうが良いです。そして、恐らく最寄のホームセンターのほうが安いはずです。そちらでどうぞ。

◆燃えにくい（難燃加工）バイクカバー　ビッグスクーター　５Ｌ

フォルツァＭＦ０８用に購入しました。
これまで使っていた純正のカバーが春一番でどこかへ吹き飛ばされてしまったためです。

当商品、純正のものと比べると相当薄いです。純正品の半分以下の値段なので仕方ないですね。
ただ、その分取り扱いは楽になりました。
薄いのでマフラー部分にあたると溶けて穴が開いてしまうかなと心配していますが
ここ１ヶ月くらいは持ち堪えています。
リアシートに比較的高さのある純正バックレストを付けていますがサイズはちょうどいいです。

トランス・レイヴ・ベスト(7)

このトランスレイヴシリーズは売れてるらしいですが、VIIはキャッチ-なメロディのボーカルものがほとんどで好感が持てる選曲です。エイベックスのサイバーシリーズと選曲も被らないしコピーコントロールがないため音もいいが、曲のレビューがほとんどないのが寂しい。邦楽の「翼をください」森山○太郎の「さくら」等のトランスや聴いたことのある洋楽のトランスバージョンが入っていたりして聴きやすい。（ヘンなアレンジじゃないしね）7916などエンジェリックボーカルものから男性ボーカルものまでハッピートランスがバランスよくまとまって入っています。（ずば抜けて目立つ曲はないけど）この価格で損をした気にはならないと思います。

ボクの音楽武者修行 (新潮文庫)

小澤征爾は特別好きというほどの指揮者ではないが、CDは十数枚持っているし、コンサートにも足を運んだことはある。この本はそのうち読もうと以前から何度か思っていて、たまたまかなり安く手に入ったので読んだ。予想より面白かった。もっと早く読むんだったと後悔した程だ。

もらったスクーターに日の丸の旗をつけてヨーロッパへ出発し、申込期限を過ぎていたのにアメリカ大使館に助けられて参加になったコンクールで優勝し、イケイケのひたむきな情熱で、フランス、ドイツ、アメリカを渡り歩いてガンガン道を切り開いてゆく。

まだ、戦争の記憶が日本にもヨーロッパにも残る時代に、様々な音楽文化に肌で触れて感じたことや、ミンシュ、バーンスタイン、カラヤンといった世紀の大指揮者とのふれあいについても言及してている。各国のオーケルトラについてのコメントも興味深い。また、広中平祐氏など、当時海外に出て頑張っていた数少ない日本人たちに助けてもらったことや親交についても、あちこちで触れられている。

好きなものに夢中になる熱意と、前向きな無鉄砲さと、才能と、性格の良さが合体すると、こんなサクセス・ストーリも生まれるのかと思う。ユーモアを交えた語り口で読みやすく、若さほとばしる熱気で勇気をくれる。古い本だが、かえって新鮮に感じる。クラシック音楽ファン以外にもおすすめである。