バッカーノ!―エナミカツミ画集
エナミカツミさんの初画集。判の大きさはイラスト集としては一般的なサイズですが、ハードカバー仕様のためかなり存在感があります。全112ページ。収録総数約300点。ちなみにエナミカツミさんのコメントは載っていないようです。
最初〜61ページまで、つまり半分以上が『バッカーノ!』のイラスト。それでも今まで全部のイラストがはいっているわけではなさそうです。その後87ページまで他の成田作品などの電撃文庫関連イラスト。
そして105ページまでが『アンダカの怪造学』『銃姫』など他の場でのイラストがきて、その後、エナミカツミ描き下ろし+成田良悟書き下ろしの絵本『チェスワフぼうやと、(ビルの)森の中間達』が収録。ドラマCDのジャケットイラストなど関連のカラーイラストは勿論、作中のモノクロイラスト、また他に未発表作品も収録されています。これでもかと詰め込んだ豪勢さ。
成田作品の特徴の群像劇を表現するエナミカツミさんのイラストは、基本1枚のイラストあたりの人数が多い。とにかく賑やか。ですが、様々なアングルや配置を用いることで窮屈さはありません。どころかそのアングルと配置が絶妙で各キャラの雰囲気がより際立ち、むしろのびのびしています。表紙をめくるとヤツらに会える、そんなイラスト集。
ライヴ・アット・ザ・プレイハウス [DVD]
2003年のライヴDVDです。シャカタクは80年代初頭、レンタルレコードの頃から聴いています。CDは新譜などもずっと聴いてきましたがDVD購入はこれがはじめてです。内容的に言うことないでしょう。メンバーも4人にいつものコーラス&フルート+パーカッションのJill Sawardに加え、もうひとりの女性(コーラス&フルート+サックス担当)を加えた豪華メンバー。選曲もヒット曲代表曲満載で最高です。シャカタクの国内盤DVDはほとんど出ていないのでまず1枚目はこのタイトルをお勧めします。また、ボーナストラックのインタビューがシャカタクの歴史や音楽についてリーダーのBill SharpeとJill Sawardが細かく語っていて大変楽しめました。映像自体はデジタルでもあまり綺麗でなく残念ですが、内容的には最高だと思いますよ。