NEMESIS No.5 (KCデラックス)
いきなり仰々しいタイトルですが(笑)
私の場合、ワクワクしたいから漫画を読みます。
最近、自分の中でワクワクする条件が分かってきました。
それは『世界初』のコンセプトで書かれているか否かです。
だって、過去の焼き直しを読んだって、時間の無駄だから。
ショタコン不良漫画の『しょたせん』
アメリカ相撲漫画の『五大湖フルバースト』
ザッピングホラー漫画の『後遺症ラジオ』
戦うジャーナリスト漫画の『ディザインド』
ヤクザ学園漫画の『巨悪学園』
童貞ゾンビ漫画の『ブロードウェイ・オブ・ザ・デッド』
魔女からみた歴史漫画の『ボアザン』(超残念、今回休み!)
・・・などなど思いつくままに、
コンセプトを文字にするだけでワクワクする漫画で溢れています。
相変わらず濃くて尖がったネメシス。
漫画好きに強くプッシュしたいです。
今時の漫画雑誌にない骨太さをビンビン感じます。
そして今号は何と言っても、
無限の住人の作者・沙村広明の『ベアゲルター』が連載開始です!
まだ詳しくは分かりませんが、3人の女殺し屋(?)の話っぽいです。
1話目でヤバいです。
タイトル絵の梶芽衣子オマージュのナミが気になりすぎです。
表紙も今までで一番しっくり来ました。
次号が楽しみ。
市民ポリス69 [DVD]
ストーリー的には奇抜で、思わずツッコミたくなるようなシュールな笑いも多いです。
津田寛治の演技力や佐藤二郎のキャラの濃さ、良い意味での酒井敏也のしょぼさが映画の幅を広げています。
そして、なんと言っても早見あかりの可愛いさが凄い!
勿論ただ可愛いだけではなく、演技の面でも申し分ないと思います。
早見あかりが好きなら絶対に見るべき作品だと思いますよ。
なんだかなァ人生
大好きな漫画家・柳沢きみお先生の初のエッセイと知って即購入した。
柳沢先生の知られざる生い立ち,趣味の遍歴,鮨に対する飽くなきこだわりなど,名作「大市民」の世界そのまんまの,ダンディズムが漂い,シビレテしまった。
歯止めの効かない自分の性格,暗い世相,女・子供相手の,醜いまでに堕してしまった日本の漫画界の現状などを「なんだかなァ」と鬱々と嘆きながらも,しかし,どこか底抜けに明るく,随所にクスリと笑わせられる表現が散りばめられており,今年読んだ本の中ではピカ一の本であった。
ところで,最近,「大市民」が尻すぼみで終り,柳沢先生の活躍の場が少なくなったことを,ファンの一人として残念に思っている。
「愛人」「妻をめとらば」「男の自画像」「俺にもくれ」「寝物語」「流行歌」等々・・・柳沢先生が描く,中年男性の哀愁が滲み出た「大人の漫画」は,それらの主人公たちと同じく自分の将来に絶望した中年男である私には堪えられない物語を創作し続けてくれる柳沢先生の,更なる活躍に期待したい。
エッセイという新分野を開拓しつつある柳沢先生を,これからも応援し,続編の出版を期待したいと思う。
「人生って,何だろう。」と真面目に考えている,悩める男たちに読んでほしい一冊である。
惜しむらくは,パソコン嫌いな柳沢先生が,このレビューを目にすることはないのだろうな・・・なんだかなァ・・
特命係長 只野仁 サード・シーズンDVD-BOX
小ネタ満載で3の乗りのまま映画化されていて良かった。
でも折角の映画なんだから演技の出来る人に出て欲しかった。
西川史子さんの下手すぎる演技とフンフンシーンではなぁ…。
オープニングも特命受けてから流れて欲しかったと思ったけど、
後から考えてみれば、そこで流すのが妥当だったのかなと思いました。
それにストーリーの爽快感がいまいち無かった気がする。
黒幕の犯行動機が弱すぎる、もうちょっと悪であって欲しい。
特典ディスクには未公開シーンが2つ入っていたが、
なんでカットしたのか分らない。
特に2つ目のナイフ使いが何者か判るシーンや
銀龍会でのおっぱいポロリのシーンはなんでカットしたんだ?
そこが抜けてるから本編観ても、ボスとつるんでいる奴等が最後まで
何者か判らんかった。
でもそんな考えを吹き飛ばす程アクションが良かった。
特に曲の付け方が非常にカッコ良かった。
チェ・ホンマンを追い詰めるシーンで曲が流れ始めた時はシビレました。
ネットでこの映画の評価みたら、あまり評価は高くないけど、
あんまり深く考えずに気楽に観たら非常に楽しい映画だと思います。
買った日に2回観ました。
結構気に入ったので何回も観たいです。
それに初回特典のケースが非常にカッコ良い!!
只野のファンなら買って損はないと思います。