Excellent Italian Greyhound (TG303CD)
もはや説明不要のツワモノトリオによる07年の4作目となるアルバム。有無を言わせず聴き手をひきこむあの鉄壁のバンドアンサンブルは健在。本作では、メロディアスなフレーズを盛り込んだ曲が目立ち、彼らの新機軸の一端を垣間見ることが出来ます。いわゆるシンセ系が氾濫している今だからこそ、バンドサウンドの生々しいダイナミズムが刺さります。
Suspicious Package
1stは気になり試聴して好印象だったんですが、まぁ購入する程でもないかと見送っていました。
2ndは何故か日本盤が激安だったので中古はさらに安く外れてもOKで購入。
感想は中々良い、が前半から中盤までの楽曲に比べ後半の弱さがなぁ…13曲も要らないから10曲位でしめた方がよかったね。彼らのRootsは確かにZEPに代表される70'Sロックだが、リフが命のZEPやジミ等に比べサビらしいサビもあり聴き易く、またその質も高い。良い意味でメロウだ。更にスリーピースながら多彩な曲調を生み出すアンサンブルの妙も評価できるだろう。
またクリスコーネルが彼らを評価してるらしいが、レイジの連中と組んで失敗したオーディオスレイブより彼らをバックにした方が確実に上手くいっただろう。レイジにはない柔軟性がある。