Winona Riders~月の裏側~
このアルバムって意外と他のアルバムより作り込まれていたりします(笑)
殆どの楽曲がアレンジされていて、特にスパイダー、巨大獣は神懸かっています
カップリングベストなのに統一性もあり聴いていて飽きません
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二つの全く正反対のものを演じるための葛藤、「いい子ちゃん」の主人公がどんどん闇に引きずられていく様子は痛々しいくらいに伝わりました。
どこまでが本当の体験だったかをぼかすのも良かったと思います。
ただ、「違うものを表現するための葛藤」を描くためだけならバレエにする必要はないかなと。
確かに白鳥と黒鳥の演じ分けの大変さを使えば人の興味を引きやすいと思うけれど、この映画は例えばドラマで今まで経験の無い悪役を演じることになった辛さでも充分いけそうな気がするので、「何であえてバレエ?」という気持ちになりました。
バレエ経験があって、沢山練習してもプロ並の踊りをできるわけではないし、そこで感動が少し薄れる気がします。
どんどん黒鳥に染まって行く割には白鳥には全く影響していないのも不思議でした。
バレエという設定が足を引っ張ることになってしまったように思います。
それでもナタリー・ポートマンの演技は素晴らしかったし、バレエも出来る限り演じようとした姿勢は本当に凄いものだと感じました。
欲を言えば隈取り並のメイクは無しで黒鳥の表情を見せて欲しかったです。
彼女なら出来たんじゃないでしょうか。
作品全体の雰囲気とナタリー・ポートマンの頑張りを評価して、星三つとさせて頂きます。
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バレエ、芸術的舞踏劇。
バレリーナ、ナタリーポートマン。
この映画は「白鳥の湖」がモチーフとなっていて、主役であるバレリーナの苦悩・葛藤を描いた作品である。
主演のナタリーポートマンは、女の可愛らしさから不気味さまで演じきっている。
ブラックスワンに豹変した時の彼女は、猟奇的、怪物、殺意、キケン、官能的、迸るエネルギー、心の闇、午前２時の物音、サディスティック、バサッバサッ、乗移った悪魔。
画面から迫力と狂気がグワッと伝わってきた。
映画館で観たら、もっとすごかっただろうな。
ちょっと後悔。 （み）
