スローンとマクヘールの謎の物語2
前作は直感というか、問題を読んで
「こういう事だな」
っていうケースがあったんですが、
今作はひねっているというか、連想しにくい問題が多い感じがします。
分かってしまえばある程度は納得できますが、半分トンチのような問題もあって釈然としません。
結局、連想とか推理よりも、
質問などを総当たりで聞いていって答えるという事になりがちです。
さすがに問題に難があると思います。
サウンド・オブ・サンダー デラックス版 [DVD]
確かにCGはチャチだし、背景も合成っぽい。ストーリーもご都合主義的で、最近の意外性
に富んだ、練り上げられた脚本には及ばない。
でも話題の超大作を何本も見続けると、逆にこういうB級映画のテイストが楽しい。
見始めて5分で「これは低予算だ、B級だ」と分かる人は、そのB級テイストも愉しめるは
ず。
「一流」のB級映画。ぜひ楽しんで。
デュアル!ぱられルンルン物語 vision003 [DVD]
5話では、一樹くんが学園のマドンナ三月さんの弟と云うことで編入させられた為に災難に見舞われ、更にDも加えての同居生活がスタートします。鞘当て合戦も盛り上がって参りました。
6話ではいよいよ弥生さんも加えて女同士の静かなる決闘が開始されます。弥生さんの猛アタックの前に、三月が取った行動とは………! 三月さんを怒らせると何をするか分からない、正にあの母にしてこの娘あり、と云った話でした。余談ですが、この回の脚本を担当された白根さんはこの後『あぃまぃみぃ!ストロベリー・エッグ』でもお見合いをぶち壊す話を書かれておりました。
尚、映像特典として各巻に収録されている設定資料集は、メディアによってはやや使い辛いかと思います。
王様物語
良かった点。
・絵がカワイイ
・姫がカワイイ
・記録大臣が超カワイイ
・敵がヘンカワイイ
・絶妙のゲームバランス
・国民の生活など細部の作り込み
・一貫した程よい緊張感
●最後までやってみないとわからない面白さ
良くなかった点。
・カメラの自由度が微妙
・職、性別、建物に個性がもっと欲しい
・爽快感は無い
・町作りは思い通りではない
●痒い所に手が届いていない
・次回作を期待させる、けれど……
人によってはどちらにも転がりそうな点。
・実の所(ボス戦など)内容はとてもシビア
・自分で探りながら快適なプレイ方法を見つけなければならない
・想像補完で楽しむ
・行き過ぎた脱力感
結局、ゲームは制作側の作りこみとプレイヤーの趣味が合致するかが全てだと思います。
私的には登場人物一人一人の言動、どうでもいいスタッフの遊び心(特にコレクション関連)が愉快で愉快でなりません。
油断させたところで抉るようなボディーブローをかましてくれる辺りも大変好ましく感じます。
可愛らしい世界観の上にのっぴきならない毒気を孕んだこの様な作品は珍しいので、色んな人に触れてもらいたいですね。
クレヨン王国 デパート特別食堂 (講談社 青い鳥文庫)
7つのお話のうち、中でも特に「キツネおやじの店じまい」をお薦めします。
自分の店で働いているカナブンのカナちゃんという若くてきれいな女の子にイイ年してホレてしまったキツネおやじ。カナちゃんにはれっきとした婚約者がいる。それはわかっているんだけど…。意を決して結婚を申し込むことしたキツネおやじだったが……
恋に悩むキツネおやじの描写がなんとも言えずイイです。とても子どもむけの話とは思えない(そのあたりのことについては「あとがき」にも書かれていますが)。大人が読んでも、いや、大人が読むからこそキュンとくるものがあると思います。