龍虎の拳(アーケードカード専用) 【PCエンジン】
この頃のSNK人気を受けて、増設メモリーまで出して発売されましたが所詮PCエンジンなのでそれなりの移植度です。PCエンジン本体、メモリーカード、ソフト、コントローラー、など考えると結構高く付くのでネオジオを買った方が結局安くて出来がよいという辛い商品になりました。
龍虎の拳~天・地・人~ NEOGEO オンラインコレクション
龍虎の拳1・2は、かつて色々なハードに移植されましたが、
ハードスペックの都合上、完全移植といえるものはありませんでした。
そんな龍虎シリーズが、CD版以外に移植のなかった外伝と合わせて、
文字通り完全移植したのが本作。
従来のオンラインコレクション同様、移植度は極めて高く、
ロード時間も気になりません。
対戦バランスを度外視した1、極悪なCPU難易度を誇る2。
そして幻となった外伝。
それらはどれも、現在のゲームでは考えられない味に満ちていて、
古くからのファンには懐かしい、KOFからのファンには新鮮な楽しみを与えてくれるでしょう。
カンフートレジャー龍虎少林拳 [DVD]
ほぼ確実に香港でしか作れないタイプのコメディ系アクションです。編劇の所にチャウ・シンチー映画でもお馴染みの王晶(バリー・ウォン)の名前がありました。どおりで…。とにかくいたる所、香港ギャグで埋めつくされています。ミエミエでちょっとしつこさのあるギャグは観る人を選ぶかもしれません…が、この手の笑いに理解あるかたは必見です。必ず元気になれます!ある意味、薬ですね。個人的に特に好きなのは、骨董品店での店の主人(確か劉家榮監督)とのやりとりと図書館に本棚に扮装した人が出てくる所です。大笑いしました。もちろんかっこいいカンフー対決も見ものです。悪役のボスの後ろにいつも控えている女の子の二刀流にもびっくりですが、なんといってもリュー・チャーフィーの身のこなしが優雅できれいでした。フー・シェンとチャンポンの2人も兄弟だけに息が合っていい感じ☆このコンビの作品はこれ1つなのでしょうか?残念です。
ネオジオ オンライン コレクション ザ ベスト 龍虎の拳~天・地・人~
昔SNK専用の筐体(中に4作まで内蔵できるアレ)でやってたので久しぶりに買ってやりました。完全移植で文句無しですが・・・・こんなに無茶苦茶なゲームだったかな? 虎皇拳は超絶性能で覇王と乱舞は恐ろしい破壊力。敵は凄まじい超絶反応でコマンドミスしたら罰と言わんばかりに即シバき回しの刑。そしてナイスガイな面構えが地獄のビフォーアフターで可哀想なお顔に。コンテニュー画面へ叩き落とされて再度挑戦するもキャラ選択画面は2人だけ(同義語=リュウとケン)というどっちを選んでも性能は同じという血も涙もない仕様となっております。そんなとき、「今の若いのは根性が足らねぇな」とSNK鬼軍曹が申して来ます。これはいかん!私はぬるま湯に浸かってたようですね!「あの時のパワーを俺にっ!!」と何とか根性で天狗のオッサンを撃破し、私は言いました。「軍曹。またいつか戻ってまいります。ご指南ありがとうございました!」「うむっ!また来るがよいわ!」私と軍曹は堅い握手を交わした後、素早く本作をケースにしまい、永久封印することにしました(笑)
龍虎の拳2 NG 【NEOGEO】
いまさらながらレビューを書かせてもらいます。
94年発売のネオジオソフトです。昔持っていたソフトですが一度売り払ってしまい、最近になってまたやりたくなって購入しました。中古で本体価格100円、送料340円ととても安く購入できました。ゲーセンで遊ぶよりも安いと思います。
1作目の龍虎の拳はリョウとロバートしか使えませんでしたが、2ではこの2人を含め12人使用可能。キャラ画面いっぱいに大きく迫力はあります。ボタン操作としてはAボタンがパンチ、Bがキック、Cが投げ、Dが挑発です。パンチとキックはボタンを押す長さによって強弱を変えていきます。
龍虎の拳シリーズの特徴は気合ゲージで、KOFシリーズからしか龍虎を知らない人には新鮮かも知れませんが、必殺技を放つには一定量の気合ゲージが必要で、技をうつとゲージが減ります。減ったゲージはABCの長押しによって気合をためなければまた技を出すことはできません。
ストーリーモードは全部で12ステージで3ステージごとにボーナスステージがあり、気合ゲージ増加、体力ゲージ増加、超必殺技伝授から一つ選べます。
12ステージ目はMr.ビッグで、こいつを倒すとエンディングです。ただし全12ステージを一本もとられないでクリアすると隠れキャラでギースが出てきます。
このゲームをやったのは実に10年ぶりですが、ひさびさにやってみた感想としては、コンピューターが強すぎます。難易度設定は4種類あるのですが、一番低い難易度でプレイしても普通に闘っては勝ち目はないようです。このころのゲームのコンピューター戦は、コンピューター用の戦い方がありました。たとえば空振りでキックをすると必ずジャンプしてくるので対空の必殺技で打ち落とすとか、垂直ジャンプしていると近寄ってくるのでジャンプキックで倒すなどです。そういう戦い方でないとクリアは難しい。
今の時代ではもう龍虎の拳を対戦でやる人などどこを探してもいないし対戦台もないので、プレイするとなればコンピューター戦しかないわけですが、そのコンピューター戦もこういう戦い方になるのであれば長く遊び続けるということはないかも知れません。
ですが440円で買い、その元は取れたと思います。久々にやって懐かしく遊べましたし。
そういったことを考えて、評価としては「中くらい」の3になるでしょうかね。