真冬の夜のブルーハッツ [DVD]
非常にクオリティの良いDVD。メンバーも素晴らしい顔触れ。梅津和時に驚きました。ゲスト参加者も素晴らしい。
TOMOVSKYという人は知らなかったのですが不思議な独特の雰囲気。歌は上手いとは言い難いですがツボでした。荒れ狂うチェロが良い。
Leyonaは、正直こういう粗さに味のあるバンドとはあんまり合わないと感じました。ちょっとアジアンテイスト。
小島麻由美は少し尻上がりな感じで中盤から本領発揮な印象。ライブならではのアレンジでカッコイイ!の一言でした。中でも『甘い恋』が良かった。
一夜だけでは勿体ない出来になってます。
Me And My Monkey On the Moon
なんと言っても21曲入りという曲数が嬉しい。リリースされていない未発表曲も含んでいるから、既発のCD全てを持っているという豪気なファンも買うしかない、という感じである。エディターレビューにあるとおり、一曲目から聴いていくと、だんだん彼女の声が「濃く」なっていくのがわかっておもしろい。今から思えばサワヤカにすら感じる「結婚相談所」が、今でもやっぱり大好きなナンバーで、対照的に小島色120%の「ぱぶろっく」にも一聴でヤラレてしまった。「マイモンキーはブルー」のシリーズ篇とでもいうべき「マイモンキーの里帰り」には愛らしいのにブラックなニュアンスが溢れているし、要するに小島嬢はそのディスコグラフィーの何時においても素晴らしいということなんでした。
ビデオクリップ集 「セシル座のブルース」 [DVD]
PVは音の想像を限定してしまいがちで、あまり好きではないのですが、
今作はとても気に入りました。初期のチープな作品もおもしろいですが、
丁寧に創られている、後半の方が好きです(あなたはどっち?)
13のライヴ映像は、ステレオと5.1chの2パターンを収録。
各メニュー画面のBGMはラウンジ・ミュージックとしても最適!!
一期一会 Sweets for my SPITZ
スピッツの曲は好きですが、このアルバムが出たときは、いわば好奇心から試聴せずにすぐに買いました。
キャリアに問わないいろいろなアーティストがカバーしているだけあって、本人の曲だと思ってしまうアレンジが多かったです。
特に、椎名林檎、奥田民生、中村一義のアレンジは良かった。というか、完璧にしっくりハマっていた感じ。
ユーミンのアレンジもカッコよかったけど、個人的にオリジナルのアレンジが好きだったので、ちょっと残念。楓じゃない歌でアレンジしてほしかったなぁ。
でも、このアルバムに出てるアーティストの個性がそれぞれ良く出てると思います。
あと、このアルバムで初めて知った、ぱぱぼっくすの空も飛べるはずもよかったです。聞いていて、なんとなく冬の木造校舎が思い浮かびました…。
このアルバムを聞くことによって、かえってスピッツのオリジナルを聞きたくなるほど、やっぱりスピッツはいいなぁと改めて感じさせられました。
全て光
畳み掛けます。とにかく、もう、これでもかとばかりに突き進みます。音楽が何のために鳴り響くか?音楽に何を求めるか?音楽の意味は?音楽が必要なのか?答えなんて初めからないけど、少なくともこの「全ての光」にはそれを知るきっかけなり、ヒントなりがある。きっと僕はこの音楽をこれからも聴き続けるだろう。音楽の良さを再確認さしてくれた、僕にとっての名盤。