ICO/ワンダと巨像 Limited Box (特製ブックレット、プロダクトコード同梱)
PS2の頃からの大ファンです。
2作品とも何度も何度もプレイしていたので
移植されて本当に嬉しい!映像は元々綺麗だったので
そんなに大幅に変化ありませんが、大満足です。
初めてプレイした時、映像の美しさに加え、びっくりしたのは
音や振動のリアルさ、今までのゲームの振動は痒く感じるだけてほとんどオフにしていたのですが
馬の地を蹴る感じとか、剣が石に当たる感じがすごく上手く伝わって来ます。
音も、神殿にいる時、外、洞窟と足音から風の音まで全てが計算されてる!
カメラワークも巧みで、高い場所から飛び降りた時は本当にゾクっとします。
そこに本当にもう一つの世界が存在すると感じられます、一本の映画を観た様な充実感、
何度も何度もため息(良い意味で)が出ます。
ワンダと巨像 大地の咆哮
ワンダと巨像の開発チームが手がけた前作・ICOでは音楽を大島ミチルさんが担当し、どこか非現実的で足が空中に浮いたような独特のすばらしい世界観を演出してくれました。一方このワンダと巨像の音楽は、ガメラなどで有名な大谷幸さんが担当し、ある意味ICOとは180度違う土や血のにおいを感じられる、まさにサブタイトル通り「大地の咆哮」を感じられる音楽になっています。
ワンダ(主人公)が禁断の地を旅するシーンや、巨大な像と戦うシーン、そして壮絶な結末を迎えるシーンをより濃くプレイヤーの心に語りかける絶妙な音楽たちがつまっています。
よくゲームのサントラでは、数小節の効果音に近いようなメロディーが収録されていないことがありますが、このサントラではそれらがすべて納められている非常に密度の濃いCDとなっています。ただこれだけ多くの曲を収録したことから、1曲あたりの長さが短くなってしまい、1ループちょっとでフェードアウトしてしまうものが多いのが残念でした。
壮大かつどこか悲壮感のただよう異世界の音楽。ゲームをやった人なら、1曲ごとに自分のプレーしたシーンが甦り、エピローグの曲では涙するでしょう。すばらしい音楽です。
ワンダと巨像
つい先ほど一週目を終えました。興奮冷めやらぬままレビューいたします。
プレイ当初、私が抱いた感想は「とにかくデカい」これに尽きます。
もう、デカい。凄まじくデカい。巨大な敵が登場するゲームは他にもいくつかプレイしてきましたが、本作の巨像に対する「デカい」はそれら他の作品のそれを遥かに凌駕しています。
その要因として
・モッサリとした動きが巨像らしさを引き立てている
・画面中に必要最低限のステータスしか表示されていないため臨場感が増す
・主人公が巨像を見上げている様がよく伝わるカメラワークが採られている
・フィールド移動中は無音なのに対し、戦闘が始まると壮大なBGMがかかるため、その差異が戦闘を際立てる
これらが挙げられるでしょう。
巨像の迫力を最大限引き出すようにゲームシステムが設計されていると感じました。
もちろん、その巨大さ、臨場感ゆえ彼らに対する畏怖もひとしお。初めて巨像の攻撃が自分に向かってきたときには恐怖のあまり、思わず声に出して「うわっ!死んじゃう死んじゃう」
そんなこんなで、すっかり巨像の大迫力に魅了されてしまった私は、主人公ワンダの心情やら背景ストーリー設定などお構いなしに「次はいったいどんな巨像が現れるんだろう(*゚∀゚)」と、ただひたすらにアドレナリン、脳内麻薬を求め、ハイになりながら広大なフィールドを駆け回りました。
そしてついに最後の巨像を撃破、「ふぅ、これでやっと終わりか…」と一息。直後、今までの歴戦を回想し、心地の良い余韻に満たされ、私の中での『ワンダと巨像』はもう完結していました。しかし、続くエンディングでそのイメージは大きく揺らぎます。
ネタバレになってしまうため詳しくは言えませんが、激しく心を揺さぶる圧巻のラストが待ち構えていたのです。オープニングからあまり進んでいなかったストーリーがここに来て急展開を見せたため、私は唖然として終始画面に釘付けになりました。
ここで強調したいのは、エンディングが単に想定外だというだけではなくプレイヤーに深くものを考えさせるつくりになっているという点です。登場人物はあまり多くを語りません。ですが、むしろ、だからこそ強く感情移入することができるのです。言葉に出して表現してくれないのですからプレイヤーは一挙一動から彼らの心情を察する他ありません。この「察する」というのが重要で、彼らの立場に身を置いてみることで初めてその気持ちを理解することができ、その過程で思いを巡らせることになるのです。
私が泣きそうになったシーンは2つ3つほどありましたが、そこではいずれも登場人物は言葉を一切発することなく、その思いを淑やかに、それでいて精一杯、身体、表情で表現していました。ここまで心を揺さぶられたゲームも本作が初めてです。
長くなりましたが、つまるところタイトルの2つのキーワードに集約されます。最高の作品です。
ワンダと巨像 公式ガイドブック (ファミ通の攻略本)
帯にも注釈がつけられていますが、ワンダと巨像 公式攻略&設定本 古えの地綺譚 (ファミ通の攻略本)を元に作成されているため内容はほぼ同じです。
・紙の種類が変わった?ため本自体の厚みが薄くなっている
・PS2版だと36〜39ページで紹介されていた「小さな命」が36〜37ページにまとめられている(内容に変化なし)
・ゲーム画面画像のサイズ変更や配置変更
ぐらいが、ざっと気付いた点でしょうか。
後半の資料集については変化なくそのままのようです。
収録されているゲーム画面については、ところどころ変更されてもいました。
あとはもちろん、上田さんのインタビューも追加されています。
古えの地綺譚を持ってみえる方で、新規インタビューに特に興味がないというのであれば、改めて購入する必要はないかなあという印象でしょうか。
ですがもちろん内容の素晴らしさには変化ありませんので、新しく購入されるという方には文句なしにおすすめです。
BRUTUS(ブルータス)2011年10/15号[雑誌]
スター・ウォーズ(以下SWと略す)ブルーレイ・コンプリートBOXも出たことだし(私は、購入しましたが、まだ総ては見ていません)、そのうち、どこかの雑誌が特集を組むだろうと思っていましたが、ブルータスがやってくれました。すべての世代に捧げるSW特集と題して、ほぼ丸1冊SWと言っても過言ではないほどの力の入れようです!しかも、内容は、ブルータス特有の多彩で、洒落た切り口の記事、対談、コラムetc・・が満載です。
巻頭、SW博物館、SWキャラクター、SW動物園、各々、SWに出てくるメカ、登場人物、そして、クリ−チャーがイラストで示され、解説されています。続いて、SWの宇宙史、SWサーガとSF宇宙の歴史です。
そして、SW第1世代のみうらさんと第2世代の宇多丸さんの対談です。2人ともやはりあのオープニングは凄いといっておられます。次いでSW第3世代7人へのアンケートです。なお、私ですが、SW'W日本公開時、大学院生で割合時間に余裕があり、すっとんで劇場に行きました(OS劇場だったかな?)
そして、SWのコラム、なんと22連発です!!C-3POとR2−D2はいくらで作れるかですが、空中の3Dホログラフィーはかなり難しいようですが、それ以外は、作れと言われれば直ぐ作るそうです。但し制作費は2つとも5千万以上です。そして、ILMと5人の天才、SWのネーミングの謎(JEDI,KENOB等日本語起源の物も多い)、SW名セリフ集etc・・面白いコラム満載です!!ブック・・これは今秋発売予定のSWザ・ブループリントが注目の的、フィギュア、ボトル・キャップを集める為ペプシコを飲みまくりましたね!そして、NIGOさんのコレクション・・素晴らしい、羨ましい!!しかも、ページの下には、トリビアまで書かれています。
SWフアンの皆さん、必読です!!