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WiLL (ウィル) 2012年 03月号 [雑誌] 昨日のテレビでもIMFが「10%の消費税増税でも不十分だ」と言っていることが報道された。
全くのバカ話である。財政より国民所得が重要であることに疑問の余地はない。
IMFのエコノミスト達に、税収が国民所得から、その投資と支出から得られることを教えてやる必要があるのだろうか?
EU諸国とは異なり、日本は円や日本国債の信認がありすぎて苦境に立たされているということが判らないのだ。

又電子機器メーカーの大幅減益予想も発表されている。円高のせいである。
日本だけがリーマン・ショック、サブプライム問題に対して通貨の大規模供給をしなかったせいである。

先進国は日本以外みなインフレ目標政策を採用してきた。そうでなくと長期間のデフレに陥っては来なかった。
日本だけが長期のデフレに陥っていたのである。これでは財政出動の効果は薄れる。景気の回復には結びつかない。
財政の健全化は遠くなる。
これも日銀がデフレを20年も放置してきたせいである。
日銀の責任である。

党派を超え、政治を超えて金融政策の変更を迫るべきだ。株主も従業員も失業者も老人も若者も皆立ち上がろう。
それも緊急を要する。

国民運動として日銀の責任を追求しよう!!!日銀にデモを!!!

’12年2月4日

グーグーだって猫である6 昔々から大島弓子さんの作品を読んでいます。
彼女は私にとって「常にプラトニック・ラブを描く作家」でした。
白血病で死んでいく少女(『詩子とよんでもういちど』)、死んだ恋人をずっと愛している少女(『あしたのともだち』)、父親や兄を愛している少女(『雨の音が聞こえる』『野イバラ荘園』)、愛する少年が性転換して女性になってしまった少女(『ジョカへ』)、決して自分を愛さないであろう男色家の男性を恋人にしたいと望む少女(『バナナブレッドのプディング』)、人間の少年を愛する子(『綿の国星』)などなど…
少女たちは恋焦がれながらも、決して結ばれない。それはむしろ、結ばれずに終わることのできる相手を無意識に選んでいるのではないか、と思われるほどです。
そして大島さんは、プラトニックな愛の対象として最終的に、たちを見出した。私にはそう思われます。
ご近所迷惑とか、動物愛護とか、いろいろ問題があるかもしれません。でも、これは彼女とたちのプラトニックな恋愛の記録なのだ。そこには愛と孤独が同時に存在しています。そういう作品だと思いました。

スーパーヅガンアダルト (2) 近代麻雀コミックス 主人公豊臣のツカンボぶり、いつ見ても同情してしまう。彼のツカンボぶりを強調する存在が、ヤスだ。ヤスの麻雀はとにかくひどい。完全無欠のタコである。そんなタコに負ける豊臣の麻雀は、結構上手い。彼ら二人の実力以外の大きな違いは、運があるか無いかだろう。運という要素が、麻雀を単なる実力勝負とは違う複雑で面白いゲームにしている。そしてそのような性質が、本書のようなギャグを生み出していると思う。
 ちなみに「ミリオンシャンテンさだめだ!!」のキャラも登場している。

 

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