復刻版 ひょっこりひょうたん島 魔女リカの巻 第1巻 [DVD]
ひょっこりひょうたん島がリバイバルされている。リバイバル自体は10年くらい前に行われたが、今回やっとDVDになって一度に見られるようになった。以前に発売されていたCDやCDROMはプレミア付きの貴重品になってしまっている。海賊の巻は持っていたがこの魔女リカのシリーズは買い損ねて悔しい思いをしていた。
とにかくこのシリーズはおもしろい。3人の魔女のキャラクターが明快でひょうたん島の住民のキャラクターと混じり合って、笑えるシーンが多い。
ひょうたん島のお約束の歌もたくさん。とくに魔女の1週間の歌は最高。
復刻された中で一番楽しめるシリーズだ。今の子供も大笑い。いつの間にか歌を口ずさんでいるだろう。
宇野誠一郎 作品集
アニメ関連の楽曲から代表的なものをセレクトしています。中山千夏の企画盤「なぞなぞな」よりの7曲を除くと、音源的に「超レア」というのは無いのですが、ライナーノートが超充実。宇野先生のインタビュー読んでいると作曲家という職業の大変さに頭が下がります。
復刻版 ひょっこりひょうたん島 海賊の巻+魔女リカの巻 DVD-BOX
私は20代の、いわゆるリメイクのひょうたん島しか知らない世代ですが、本当に大好きでした。
私はこの「海賊の巻」(魔女リカは見たことありません)しか知りませんが、「海賊」はひょうたん島の魅力が凝縮して詰まった、本当に豪華な話だったと思います。
「ひょうたん島」シリーズのそもそもの始まりを知ることができるのはもちろん、住人達がどんな経緯で島に住み着いていくのかダイジェストで見ることが出来ますし(はるか昔の本放送では長いシリーズの中で増えていったようですが、この海賊の巻では大体の経過ははしょって収録されています。)
また、トラヒゲやドン・ガバチョ、サンデー先生などがどういう人物なのか、よく描かれていると思います。トラヒゲが初登場する時の「トラヒゲの歌」や、おもいでぽろぽろでも紹介されたドン・ガバチョの「〜今日がだめなら明日にしましょ♪」の歌も収録されています。
挿入歌はほとんど大好きで、いまでも大体の曲がそらで歌えると思います。
(個人的には海賊大学での授業「そもそものはじまり」の歌と、サンデー先生の「勉強なさい」の歌、海賊4人の「海賊の歌」などが好きでした。)
井上ひさしさんによる脚本も、ものすごくおとぎの話らしい超展開もあれば、妙に現実的な額面のお金をやりくりするのに苦慮するシーンがあったり、馬鹿馬鹿しさとリアリティーが巧妙なテンポではさみ合い、
なかなか他では出せない味を出していると思います。
海賊の巻では、前半の何話かがそもそもの顛末や、住民同士の関係がおちつくまでに起こった事を語るのに当てられ、残り3分の2くらいが、ひょうたん島にやってきた海賊4人組とひょうたん島民との攻防に当てられています。
悪役である海賊4人組は、目的を果たすために結構悪辣なことを次々やってのけるのですが、なんか憎めない… 人間くさい弱点があったり、世帯じみてたり、仲間同士でいたわりあってたり、「悪」と切って捨てるには血が通っているシーンが多すぎるんです(笑)。
それはひょうたん島の大人達にも言えることで、欲にくらんでバカな失敗をくり返したり、わがままだったり情けなかったり、どの大人も「完璧」と言うには凸凹した大人ばっかりです。
薄汚い皮算用を巧言令色で飾り立てるも、ハカセたちにあっさり見抜かれていたり、大人がモデルとしてあまり役立っていないというのは、「ひょうたん島」の結構な特徴ではないでしょうか。
今、私の手元には、兄弟で何度も見て、画面がブツブツになったビデオがまだ何本か保存してありますが、機会があったら是非また良い画質で、全話通して見たいです。
将来子供に見せたいリストにも載っています。
図書館のコーナーから入門でもいいので、是非一回見て欲しいと思います。
過去にしまい込んでしまうのは、本当に惜しい作品です。
(星4つなのは、このDVD商品版では見たことがない為と、同封の「魔女リカ」編も見たことがないため、未見の部分も星に含むのはどうかな、と思って引きました。
作品としては文句なしの星5つです。7つ以上あげたいです。本当にいいです。)
ワンダースリー Complete BOX [DVD]
1388分、見ごたえ抜群ですね!! 最初のメロディ♪が流れたとたんに、時代の違いを感じてノスタルジックな心地良さに浸れました… コミック通りの展開で、引き込まれます☆〃 ※とにかく、ノッコの可愛さに脱帽です! ノッコグッズがあったら、即買いますよ!! (^O^)/笑
ABCホームソング大全【特典CDR付-当時の番組冒頭部分収録-】
ディスク1・1曲めの「猫の子あげます いらっしゃい」という曲名に誘われて、ついつい買ってしまったこの2枚組(どんだけねこ好きなんだ、このオレは!)。
昭和40年生まれのオレの中で“ホームソング”といえば、家にあった加山雄三さん(今回は未収録で残念)のシングル・ジャケットの曲名のそばに書いてあった謎のフレーズで「よく書いてあるけど、なんだコレ?!」という印象で、まさかこんな風に、およそ20年にわたって幅広いタイプの楽曲群を生み、親しまれてきた……なんてことはまったく知らずにいたのだけれど、いやー、聴きごたえありますよ、これは。
“ソフトロック・ドライヴィン”“TV AGE”といったシリーズのコンパイルで知られる濱田高志―たかゆき―さん最新の仕事のひとつで、ここに収められた44曲の“ホームソング”を聴くだけでも、ディスク1の大部分を占める、たとえば『ラジオ深夜便』で流れているようなレトロで妙に新鮮な楽曲群から、終盤の“万博ムード”やピースなフィーリングあふれる楽曲たちへと至った『ABCホームソング』の20年が、戦後の歌謡曲というか流行音楽にとっても激動の20年だったということがよくわかる。
「こいさんのラブコール」など、ヒットした楽曲はさすがに安心して聴けるけれど―ちなみに、レコード化された楽曲も、放送用音源を収録しているとのこと―、そうでない隠れた楽曲群にも、何かしら心をつかんで離さない要素があり、聴き終えた後には、きっとあなただけの宝物のような1曲が見つかることだろう(個人的には、ファイブ・キャンドルズの「傷ついた約束」が深く心に残った)。
なお、ザ・ピーナッツの「ふたりの四季」は、後に梓みちよさんの歌でヒットする「ポカン・ポカン」の原曲で、越路吹雪さんの「手紙」は「もみじの手紙」と改題されてレコード化されている。
ジャケットは地味な印象だが、48ページあるブックレットの表紙、およびケース内部のディスクトレイ内側は、当時発行されていた番組の歌集表紙をコラージュしたカラフルなデザイン。ブックレットには歌詞のほか、番組関係者へのインタビュー、そしてなんと400曲以上にも及ぶ“ホームソング”の楽曲リストもあり、眺めているとやっぱり続編、期待しちゃいますね……。