somewhere
一曲目の激しいロックナンバー蛍火から始まり、しっとりと聞かせるバラードあり、聞いていて楽しい気分になるような曲まで…このミニアルバムの完成度はかなり高いと思います。Dirty old menの魅力がギュッと詰まった一枚だと思うので、まだ聴いていない方是非聴いてみて下さい!
あと気になっている方も是非聴いてみて欲しいです。BUMP OF CHICKENやRADWIMPSが好きな方なら好きになる事間違いなしです!
bud
このCDで初めて彼らの音楽を聴きます。
第一印象は、曲が綺麗!!でしょうか。
ロックだけど、細かいところまで丁寧な感じで、切なくなったり和んだりしてしまいました。
ロックはあまり得意ではない私ですので、同じような人にも好きになってもらえるのではないでしょうか。
これからの活躍が楽しみです。
doors
とにかく歌詞がだいぶ雰囲気変わった気がします。
今までの世界観とか、物語とか、そういうテーマを殆ど感じませんでした。
全体的に抽象的というか、「君」を多用したラブソングが多いです。こんなに恋愛色が強いと正直今までとギャップがありすぎて、budみたいな感じを期待するとがっかりします。
個々は素敵な曲なので、以前までのアルバムに一、二曲入ってたら好きになったろうなぁ…
GUIDANCE
このアルバムを聴くときは、必ず歌詞を辿りながら聴いてほしい。
その曲に広がる世界が、歌詞を通してより鮮明に伝わってくるはずだから。
全体的に哀しい雰囲気が漂う歌詞が多いが、それでも最後はどこか優しさに包まれるような、暖かみのある詩である。
その詩を歌声がより強調しているのかもしれない。
あっという間に、Dirty Old Menの世界に飲み込まれていくだろう。
全体的に1st「bud」よりもアグレッシブ、エモに重点を置いた構成となっているが、しっかりバラードも聴かせるところはさすがである。
「bud」の時に構成されていたスタイルが、今作でよりキッチリと固まった感がある。
やはり、自身の音楽性を確立しているバンドは強い。
個人的には「約束の唄」、「ERASER」、「願い事」がとても良かった。
人それぞれに違ったキラーチューンが見つかるところも、彼らのすごいところである。
ぜひ一聴してもらいたい。
Notes of a Dirty Old Man
思うに一日、一日はしょうもないことの繰り返しですぎていく。起きて、食べて、寝て、起きて、食べて、寝て。映画やドラマののように、ドラマチックな展開というのにはまずお目にかからない。もしあなたがそういうものを、つねに求めていたらがっかりのしどおしであろう。でも人生なんてこんなものと思ってしまえば、これはこれで案外楽しいものである。だって考えてみてほしい。映画のような事がしょっちゅう起こることを。あれは2時間だからいいのであって、ひっきりなしにあんなことが起こったら、楽しいというよりもげっそりする。どうしようもない人生でもべつにいいんじゃない。さて、前置きが長かったが、チャールズ・ブコウスキーである。彼の作品はちょっと前にどかどかと翻訳が出版されたが今は少し落ち着いたようである。それにしてもあのブームといえるような状況は何だったのであろうか。その内容からしてそんなに一般受けするような作家であるとは思えないのだが。もちろんブコウスキーは素晴らしい作家であるし、長く読みつがれるべき作品を数多く書いている。これが日本人によくある一過性のものでないことを祈るのみである。ある意味、かれの作品はどれを読んでも同じである。そう、それがブコウスキーなのだ。それもどうしようもない日常がテーマとなっている。どうしようもない日常を描くこと。これは誰でも出来ることではない。作家とはいろいろな誘惑にさらされるものである。たとえば、地位とか名誉とか、高尚なテーマとかに。だからこそ一貫してこれを描ききるブウコウスキーは重要なのである。この作品集は新聞連載がもとになっている。とはいっても、もちろんいつものブコウスキ-節全開なので安心を。しかし、こんなものを新聞に載せるなんて・・おそるべし、アメリカ。ブコウスキーのものは原書で読むのが一番である。難しい構文とかは、使っていないので読みやすいはずである。もっとも卑語や俗語のオンパレードなので別の苦労はあるけど。