Original Album Classics
ブラスロックの先駆者BS&Tの1968〜1972年の作品。1stと2ndはボーナストラック入り。
1stは、アル・クーパーの曲が多く彼のリーダー作みたい。
2ndからは男臭いボーカルに替わり、「Spinning wheel」に代表される骨太感が出てくる。
シカゴと比べると、BS&Tはブラックミュージック色が濃く感じられ、いい意味でルーズである。
ジャズファンなら、ランディー・ブレッカーとルー・ソロフが在籍したことに興味がそそられるだろう。
ジャズファンにおすすめ。
Going to Extremes: Mud, Sweat and Frozen Tears
この本を読んで、大きく分けて4つのテーマの極限地の記録なのですが
あまりに想像しえない環境に本当に人が住んでるのに驚愕し、地球ってバリエーションに富んだ星なのだと感動します。
そして日本は実にすみやすい土地なんだと痛感しました。
はじめ、地名や人名がなかなか馴染めず、写真の少なさも手伝って
ページが思うようにすすまなかったのですが、読み進めて行くうちに
その土地の歴史の背景、著者の素直な描写と、素直な感情に読んだ後、
どんどんイメージが膨らみ、見知らぬその土地に愛着が沸いてきました。
もっとこの著者の作品を読みたくなりました。
3121 (Dig)
熱心なファンなら、もう既に6曲ほど発売前に聴けてるんですが
それでもこの満足感は凄いです。
まず、Mー1の殆ど80年代黄金期の封印を解いたようなラジカルなナンバーに、
古くからのファンは狂喜乱舞するだろうし、
Mー2やMー6なんかは、往年のミネアポリスファンクを現代に昇華したようなキャッチーな曲で、文句無く楽しい。
全曲がバラエティに富みシングル化出来そうなクォリティ。
年間興行成績1位となった2004年の全米ライブを経て、
去年1年間を2000年以来の充電期間(チャリティーシングルを出したりはしてるが)として練り上げられた今作は、
間違いなく今年のベストアルバムになりうる、実りの多いアルバムだ。
昔からのファンも、初心者の方も安心して楽しめる作品だと思う。
Blood Sweat And Tears: Or How I Stopped Worrying And Learned to Love Fashion
First写真集"Bruce Weber"から全て所有してますが、事実上"FashionPhoto"がベースになるのは初めて。この写真集の為に撮り下ろされた写真はありませんが、痺れるくらいの構成が新書を見てる様な感覚に陥ります。BookDesignは、Weberと長年の名コンビのArtDirector "Dimitri Levas (デミトリアス・レヴァンス)" Monochromeの中にPointでColorが散りばめられてる構成&落書き。もともとInterviewやVOGUE等でFashionPhotoを撮り続けていたWeber。Vanity Fair (1991) の付録で"Calvin Klen JEANS"の別冊雑誌が付いた時、VanityFair誌が創立以来初めて完売という記録(金字塔)を打ち立てたのは有名な話。WeberとFashionは切っても切れない深い結び付きがあります。過去Calvin KleinやRalph Lauren, Nicol, Comme des Garcons, Versace,(Versaceの写真もこの写真集に一部Pickされてます)などの広告を主体とした仕事(初期作品に多いCoolで力強い描写)もやってました。この写真集は、Weberの過去から現在、約30年のFashionPhotoの歴史(描写の変動)と、Weberの持つArt感覚、美しくCool、想像力を掻き立ててくれるその優美な構図、etc.どれをとっても最高の仕上がりになっています。そしてその全てから愛らしさがひしひしと伝わります。
余談ではありますが、Weberは初版印刷でしか写真集を出しませんから、この与えられたChance!を逃すと二度と手に入りません(古書は別ですが)。また、この写真集の発売記念に5種類のPosterが作成されました。各限定1000枚。Size的にもGood! 写真集"Blood Sweat And Tears"と一緒にその余韻に浸りたい感じです。
テニスの王子様~SWEAT&TEARS~
主人公を男子、女子どちらにも設定できるので2倍楽しめます。大会で勝利するといろんなイべントが発生するのですが、中でもカラオケでデュエットするというのが面白いですよ。声優さんの歌声が聴けちゃうのです。試合では、聖ルドルフの観月さんや、不動峰の伊武さんもボイスつきで登場してくれるのでファンにとっては嬉しい限りですね。