ドラマチック デイズ ベスト・オブ・TVドラマ
今までに放送されたテレビ番組の主題歌に使用された名曲を集めたコンピレーションアルバムです。この2枚組の全36曲は、ドラマの主題歌というくくりだけではなく、世界の人々に愛され続けてきた名曲の集大成といった趣でした。
エルヴィス・コステロが歌う「スマイル」を聴くと、キムタクとそれを追いかけるさんまの名シーンが印象的だった「空から降る一億の星」のエンディングを彷彿とします。
でもそのようなテレビ・ドラマを見ていた方だけでなく、私のような50代の音楽ファンにとっては、ここに収録されている曲のどれもがリアルタイムで愛してきた曲ばかりなのです。
マイケル・ジャクソンの「ベン」を聴くと、少年時代の愛らしい頃の彼を思い出しますし、スリー・ドッグ・ナイトの「ジョイ・トゥ・ザ・ワールド」等は、よくぞ主題歌に取り上げたくれた、と拍手を送りたいような選曲です。
ダイアナ・ロス「イフ・ウィ・ホールド・オン・トゥゲザー」、サラ・ヴォーン「ラヴァーズ・コンチェルト」、ママス&パパス「夢のカリフォルニア」、エルトン・ジョン「ユア・ソング」、アバ「ダンシング・クイーン」、サイモン&ガーファンクル「冬の散歩道」、ギルバート・オサリバン「アローン・アゲイン」、と書き上げますと、愛してもやまないオールディーズの名曲の数々ばかりが並びます。
幾多の思い出が本当に歌と共に走馬灯のように浮かんでは流れていきました。私の青春の歌です。そしてその思いはドラマを見ていた若い世代へと引き継がれていきます。
ただ、残念なのはミッシェル・ボルナレフの「シェリーに口づけ」の音源の状態が良くないことです。他のコンピ盤でも感じましたが、良い原盤はないのでしょうかね。
私のような洋楽ファンにとっては、リバイバル・ヒットを集めた究極のベスト盤というべきものといえるでしょう。
テレビ・ドラマを見られた方にとっては、思い出がまた蘇ることでしょうね。お買い得なのは間違いありません。オススメします。
ヒッツ・オンTV 2006
一度は耳にしたことがある、有名な曲が一枚のCDに収められています。歌詞カードも対訳も付いている為、洋楽初心者の方でも馴染みやすいかもしれません。
また、選曲は比較的明るい曲が多いのですが、中にはしんみりするものもあったり、インストだけのものもあり、多岐に渡っております。
しかし、オムニバスの性質上、仕方のない事ですが、やはり好みの問題が出てきます。歌詞の内容が、やや過激(?)なものもあります。そういう曲は、ノリは良いのですが、個人的には少しおとなしめの5、6、9、12、14、18、20辺りが好きですね。
不機嫌なジーン DVD-BOX
竹内結子と内野聖陽の掛け合いが最高に面白いです!
全体的にテンポがよくワンカットワンカットが非常に楽しめます。
実は深いテーマを持っていたり、第一話から伏線を張っていたりと構成も上手く出来ていますが、理屈抜きで楽しめる、そんなドラマです。
たくさんの人に観て欲しい作品です。
ラヴァーズ・コンチェルト
サラ・ヴォーンに匹敵するような、抱擁力のあるシンガーを、
私は知らない、アニタ・ベイカーあたりも、低音を聞かせるシンガーだが、
サラの厚みがあって、柔らかい低音の声の波に、
聞いているうちに飲まれていく・・・
テレビがきっかけの人でも、聞いてみるべきです。
テレビのスピーカーなんかより、良い機械を使って堪能してほしい。
もっとも、本人の声が聞けたらなあ・・・と少し思う。
天国のサラさんが人間に残してくれた、温かい歌の贈り物を、
じっくりと聞いて、身を委ねてみては?
不機嫌なジーン
ドラマの大ファンでこの本を読みました。
内容はほぼドラマと同じでまるで脚本を見ているかのようでした(笑)。
読んでいると頭の中にドラマの映像が鮮明に蘇ってきて、楽しいです。
あと、ちょっとドラマと変えてある部分(ラストも含めて)もまた新鮮で楽しく読めました。
ただちょっと文字の打ち間違いが多すぎますね。。
初版だからかも知れませんが、雑に感じました。
それがなかったらなあ…。
という思いで★4つです。