マラソン100回の知恵―サブフォーをめざす市民ランナーへ (平凡社新書)
筆者は「あとがき」で書く。
《筆者は,四十七歳のときに生活習慣病克服のためにランニングを始め,五十歳の時に初フルを走った。(中略)
といっても現在,走歴十五年。若いときから走っているランナーに比べれば格段に浅い。フルのベストは五十七歳の時の三時間二十一分。市民ランナーとしては中の上にすぎない。しかし現時点でフルマラソン百九回出場中百五回,百キロマラソン十回出場中十回完走,その他のレースを入れると全部で二百近いレース中,リタイアは七回だから,無理をしないで走るコツ,がんばらないようにがんばるコツだけは伝えられたと思っている。》(189頁)
まさに書いているとおりで,頑張りすぎないような市民マラソンの走り方・練習の仕方を教えてくれる。
例えば……
《どうすれば歩かないですむか。(中略)結論からいえば,ゆっくり走ればいい。早く走り終えようと思わないことである。(中略)
しかしゆっくり走るとは,急がないということであり,いいかえれば自分ひとりで結論を出さないということである。たとえば,三十キロ過ぎになって苦しいとき,この苦しさではもうだめだ,これ以上耐えきれない,お終いだなどと決めつけず,じっと待つことである。頑張るのではない。頑張るとよけい早くだめになる。走っていていくら苦しくても,こうして我慢しながら少しずつ距離を減らしていけば,いつかはゴールがくると思って,そしてそれはじっさいそのとおりなのだから,じっとそのプロセスを通過することである。》(89頁)
市民マラソン・ランナーであれば,読んで損はない本である。
好きっていわない (講談社コミックスなかよし)
私も↓のレビューの人同様なかよし連載を初めて読んだのが、
早稲田作品との出会いでした。
高校に行ったら、たくさん恋するんだ!!っていう憧れを抱かせてくれました。(実際は女子校に行きましたが)
恋をすることは、とても切ない。
そして恋に破れることは、届かない気持ちを抱えてしまうことは
とても苦しい。
でもそうやって自分は成長していくのだし、新たな人に出会うのだし
好きって気持ちに無駄なことなんてないって、
気づかせてくれたり、励ましてくれたり。
単行本出た当初はお金が無くて、でもずっと忘れられずに
高校卒業後探してやっと手に入れました。
何度読んでも、飽きずに大好きな作品です。
-女神- (講談社漫画文庫)
とりあえず、玲司も基一もかっこいぃ!!!
なんつーか、男の友情っていぃな!と。っつーか、ちょっとヒワイだな…と(笑)友情と愛情って男同士にしろ、女同士にしろ、男女間にしろ、紙一重だなーって。なんか、色々考えさせられました。
すっごい面白い!!!!