ロウソクの科学 (角川文庫)
本書はマイケル・ファラデーが1861年のクリスマス休暇にロンドンの王立研究所で行った講演記録(6回分)である。クリスマス講演は王侯貴族から一般市民の子どもまであらゆる階層の人々が聞きにきたそうだ。オリジナルのタイトルThe Chemical History of a Candleが示すように、ロウソクという身近なものを入り口として化学の歴史を紐解いている。今日的なテキストとして本書を見るならば、それは「チュートリアル」である。前提となる知識を持たない対象者に対し、最初から一歩一歩説明していくテクニックをこの本から学ぶことができる。もしあなたがテクニカルライターを目指すなら、この本は目を通すべきである。初学者向けの解説書を書く者も同様である。もちろん教員を目指す者も、導入部からそのようにステップを踏み、話を展開していくというテクニックを学ぶことができる。ビジネスシーンでもこのテクニックは役に立つ。それは前提知識を要求しないプレゼンテーション資料の作り方とそのパフォーマンスの方法だ。一見、化学方面を志す人たちの教科書のように思える本書であるが、実はコミュニケーションやプレゼンテーションのテキストとして非常にプラクティカルに活用できる万民向けの名著なのである。
野菜の裏側 ―本当に安全でおいしい野菜の選び方
本の帯に「野菜にまつわる10の誤解」があり、 上記はすべて世間では「常識」とされています。しかし、著者は10項目すべて{No]といっています。
この本はよくある「とんでも本」と思っていましたが、読んでみて、著者の体験から書かれており、世間受けのよいマスコミ受けを狙った「とんでも本」とは違っているようです。全面的に賛成するわけではありませんが、部分的には同感できるところもあり、少し考えてみようと思わせる本です。
私は定年後は体力の衰えを感じたので、3年前からスポーツジムに通い、ヨーガやピラティスにはまっています。そこでわかったのは、老化や病気は身体の気づきにくい筋力の衰えからきており、生活するに必要な肺や内蔵、背骨を支えるインナーマッスルを鍛える事が大事です。健康食品や医学に頼る前に本来持っているべき自分の力や自然の力を信じることが大事だということです。
この本は私の常識と違っているところもありますが、この本のように「野菜」ついても異なる意見を学び「自然と調和する生き方」を考えるには良い本です。
風船ヘリウムガスふわふわ11.6L×3本
お誕生日に頂いたバルーンが 浮かなくなってきたので、追加用に購入。
説明書どおり 1缶10秒ちょいで空っぽに。
5個で 3缶使い切りました。
あ!という間でした。