よくわかる作曲の教科書
作曲がしたいので本を買いました。結論から言えば、僕が今までに読んできた作曲についての説明のなかでは一番いいです。
これは楽器をやったことのある人なら、全く作曲についての初心者であっても、平気だと思います。ほかの作曲本にありがちな堅苦しい説明もなく、たとえがとてもわかりやすく、覚えやすいです。 僕はノートなどにメモを書きながら読み進めていくことを勧めます。そうして要点を整理していくと、非常にわかりやすいです。文章の中に要点がいっぱいかくれて(隠れてんのかしらんが)いるので。 しかし適当によみすすめていくとおそらく何が何だかてんやわんやになって、この本はダメだとかいうことになるでしょう。一度読んだところはなるべく覚えて自分のものにする必要があるでしょう。僕の記憶力が悪いだけなのかしりませんが、僕はしょっちゅうメモを見返しています。要は使い方によってはダメになるし、よくもなるということだと。
最後に典型的なコード進行も載っていて便利ですが、やや説明がない分野(ハ長調以外の時など)もあります。自分で補足用にインターネットで調べたりすると、もっといいかも(?)しれません。あとは自分で法則性をよく考えることです。
作曲にやる気があるひとなら買って勉強すれば損はありません。
オペラ座の怪人 スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]
好きな人には悪いですけど、主役二人が残念作にしてしまっていますね。
もとの音楽にキャッチーな力があるし映像がすばらしいのでつい2回見てしまいましたが、2回目は途中で見るのをやめました。
とにかくファントムの歌が聞いてられない。
好みの問題じゃありません。声が悪くて下手なんです。
ファントム役は、顔はどうでもいいから姿と声がよくて歌がずば抜けてうまくないと。
だって、声だけで若い女性が魔法をかけられたように無防備についていっちゃう、という話なんですから。
そもそもあんな風にしか歌えない人に音楽を習おうとは思えない。
俳優さんの努力は認めますが決定的に歌唱力不足、歌は吹き替えでできなかったのでしょうか。
このファントムさん、仮面をつけても絶世の美男ではないですか。十分人前に出られる。
「母にさえ捨てられた二目と見られぬ醜貌」という役柄ではなかったっけ?
誰かそのことを彼に教えてやったらいいのに、と思いました。
そしてクリスティーン役の女優さん。歌はそこそこうまいしきれいなんだけど何か下品なものがあって抵抗がありました。
表情とか言葉の発音が悪いせいでしょうか。雪の墓場での露出度の高いドレスをみてその感じはピークになりました。
ストーリー上のことですが、あのクリスティーンって女性がファントムの仮面を剥ぐシーンが2回あるけど、あのシーンが凄く嫌いです。
はじめは無神経な好奇心で、2回目は相手を傷つけようとしてそれも人前でわざとやりますよね。
なんであんなにひどいことをするんでしょう。頭髪の寂しい男性のカツラを人前で剥ぐのと同じ行為でしょう。
ああいうことは人としてやってはいけません。いかにピンチでも全く共感できませんね。
ヒロインは美しいだけでなく、生まれもった高貴な性格が見えないと。
オペラなら必ずヒロインの本質に高貴さがあります。ミュージカルだとそういうものはいらないんでしょうか。
演出はオペラの歌い方をちょっと揶揄しすぎですね。
いわゆる本物のイタリアン・オペラが好きなもので、そこのところがかなり不快に感じました。
ハリウッドってああいう風にヨーロッパの伝統文化をばかにするんでしょうか。
でもまあ、ほかの役者さんはみんなよかったから星二つ。映像がきれいな分星三つに。
ただし音楽を知ってる人には薦められない。
英国での25周年記念公演のDVDでやっと口直しできました。ほっとしました。
The Phantom of the Opera: Level 1 (Oxford Bookworms Library)
タイトルからすると、怖い印象を受け、それだけで読みたくなる
魅力がある。内容は非常によくまとめられていて、怪人とは
誰なのか、次にどんなことが起こるのかを考えるドキドキ感も
ある。また、その後には愛や人間の気持ちを深く記述する内容
も込められている。分かりやすく、展開にもついていきやすい。
パリのオペラ座で次々に起こる奇怪な事件。その背後には何が…
The Phantom of the Opera (Original 1986 London Cast)
最近サラ・ブライトマンにはまり、“オペラ座の怪人”はサラ・ブライトマンのために作られたということを知りどうしても見たく、聞きたくなった時にこのCDを知りました。劇団四季のオペラ座の怪人は聞いていましたがどうしても元祖を聞きたくなりました。注文しても不安でしたが(違う人の配役だったらどうしようと思い)大丈夫でした。
彼女の美しい歌声はさすがです。ぜひDVDかビデオでも見れたらなあと思います。(売っているんでしょうか。)
ちなみに配役は
クリスティーヌ=サラ・ブライトマン
オペラ座の怪人=MICHAEL CRAWFORD
Raoul =STEVE BARTON でした。
もう何回聞いても飽きません。お奨めです。
オペラ座の怪人 Blu-ray コレクターズ・エディション(2枚組)【初回限定生産】
最近は原語版に飽きて、テレビ放映をBlue-rayに録画した日本語吹き替え版でばかり観ています。 画面がビスタ・サイズなのが難点ですが、個人的には台詞も歌も劇団四季版のほうが好みですね。 元来、フランスやドイツでは吹き替え版で劇場公開されたそうですから、原語版に固執する必要は無いと思います。 折角だから値段が高くなっても英仏独日語版収録する位の贅沢が欲しかったです。 特典ディスクで、少しですが2004年9月収録の舞台映像が見られます。 25周年記念公演で怪人役を演じたラミン・カリムーがここではラウルを演じています。 カメラ・ワークもカット割りも本格的なので、全編収録して一部だけDVD特典に使用し、全部の費用を映画版DVD制作の経費で落とし、あとは非公開で保持しているのでは、と疑っています。 どっちみち舞台上演版の全編公開は当分無理とは思いますが、今回のBlue-ray化でDVD版より画質が向上しているかが唯一の見どころです。