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いやぁ、久々にここまでの映画を見た。これはネット上のレビューでも大絶賛間違いなしだろう……と思って開いたこのページ、予想を綺麗に裏切って綺麗に星1つから5つまでご分割。笑しかし一瞬後には、それもそうか、これはそういうタイプの映画かもしれない、と不思議な納得もしてしまった。この映画に「嵌れる」かどうかは、冒頭の10分で決まると言っても良い。私はもうこの時点でファンになった。マックスの行動が痛いほどに理解できたし、というより実際自分も、恐らくこういう子供だったからだ。マックスは「大人」の目から見れば、(正常な範囲かもしれないが)周りを困らせる事ばかりする、自分勝手で我が儘な子供なのかもしれない。しかしこの映画が切り取っているのは、その裏にある複雑な表情であり、あるいは虚勢であり、あるいはそれによって守ろうとしている「何か」なのである。この映画がこうなった理由は、なんだか凄く分かる。恐らく原作を描いたセンダック(彼はこの映画がワーナーから「ちゃぶ台返し」に合いかけた時、必死に擁護したそうだ)も、見事なトーンで切り取った(「暗すぎる」との評もあるようだが、私はこの色調以外の選択は無いと思う)監督を務めたスパイク・ジョーンズも、多分『こういう子供』だったし、ある意味では今でもそうだからなのだろう。だから、自分に対して、世界にきっと居るであろうそういう「子どもだち」に対して、君は一人じゃない、と語りかけたくてこの作品が出来上がったんだと、そう思う。この映画は共感できるものに対しては本当に痛々しく取られているが、その一方でその痛々しさが苦痛になる一歩手前で緩和されるような、優しい作りになっている。しかし、それが「ぬるさ」になっていないのが凄い。「戦争」のシーンも、その後に訪れる崩壊も、別離も、撮ろうと思えばもっと瞬間的に「強く」描く事は出来ただろう。しかし、そこを敢えて「弱く」する事によって、根底に流れているずっと大きなテーマに寄り添わせているのである。ヤーヤーヤーズのカレンOらによるサウンドトラックはイノセンスと祝祭感に溢れ、そのバランス感を担う大きな役割を果たしており特筆。恐らく人を選ぶ映画だが、多分そこに年齢は関係ない。いまいち共感出来なかった人も、きっと、これは世界に必要な「もの」なのであり、これによって少しの救いを見出せる「子ども」が居るという事を、少しだけ感じてほしい。人によっては傑作に成り得る、私にとっては宝物のようになった映画。 かいじゅうたちのいるところ Blu-ray&DVDセット(初回限定生産) 関連情報




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