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斎藤岬 ランキング!
3巻も相変わらず、ゆっくりとした進み具合です。
けど、それは1つ1つの出来事を丁寧で書いてるからで、決してダラダラ感が出てるわけじゃないですよ。
作者の絵がとても綺麗なので1、2巻もそうでしたが、殺陣が結構リアルにって言うか、グロテスクに書いありますね。
現時点、まだ新選組の名もついていませんが、これからが期待できそうです。新選組が好きって人、史実にかなり忠実に書いてありますので、是非読んでみて下さい。髪型が現代風だからと言って疎んじておくには、あまりに勿体無い漫画です。
ひなたの狼 3 (バーズコミックス) 関連情報
まだ謎が多く、登場人物達の目的もおぼろげにしかわかりません。まだまだ序章という感じです。これから何が待っているのか、楽しみです。 DRUGーON 1 (バーズコミックス) 関連情報
収録されているのは本編である「To heart2」、
本編の数ヶ月後の物語である「To heart2アナザーデイズ」
(ただし後日談ではなく、主人公が春(To heart2)に女の子と恋愛しないまま秋を迎え新たな出会いをしたら、というifストーリー)、
To heart2自体初めてなので詳細は知らないが、外伝と思われる「郁乃ストーリー(To heart2ヒロインの妹)」と「このみ&環ストーリー(To heart2の2大ヒロイン)」
以上の4タイトル。
全タイトルで総勢19人のヒロインらしい。一応エンディングがある主人公の親友・雄二は含まない。
しかし取説のキャラ紹介見たら19人の中にヒロインの母親が入ってるような?まだ未到達なので詳細不明だが、「ハートフル学園ラブストーリー」で不倫はダメだろ。
とりあえずTo heart2から始めて、ヒロイン11人中7人クリアしてのレビュー。
* システムに関しての感想。
画面全体に文章を表示するスタイルなので、文章で絵が隠れる。これが個人的には気に入らない。
加えて、文章が表示されるときは自動で絵(背景)が暗くなるので、
文章が途切れる一瞬の美麗な絵が暗転するのにはストレスがたまる。
文字が画面の半分とか三分の一とか一部分のみに表示されるのなら、ここまで気にはならなかった。
オプション設定で文章表示時の絵(背景)の明るさを変更できるが、あまり明るくし過ぎると文字が読み取りづらい。
文字が背景の明るさに食われず、せっかくの絵が暗くなり過ぎない、自分にとってちょうどいい明るさを設定した。
画面は上下に若干動かせるが、あまり意味は無い。
クイックセーブは無い。
既読文章のオートスキップも無い。
ただし1ボタンで既読のみスキップをスタートするので不都合無い。
データインストール有り。
システムの良い点として。
立ち絵が、本当の人間のような息遣いを感じられる動きをするのが良い。
「俺妹P」の一場面に採用された同様のシステムは、不自然に立ち絵がぬるぬる動いて気持ち悪いくらいだったが、
こちらはとても自然だ。
キャラの前髪や胸が自然に揺れる。
特にたま姉の私服はそれが顕著。いや〜良いシステムだ。
基本的に攻略は、放課後、目当ての女の子がいる場所を選び続けるだけなので簡単。
出会っていさえすればマップに女の子のアイコンが出るので「今日は何処にいるかな?」と迷うことは無い。
ただし何名か、そもそもどうやって出会うのか分かり難いキャラもいる。
* ストーリーに関しての感想。
内容がどうとか以前に、「ギャル(茶髪ガングロ娘を指してのGALではなく)」だの「パンティー」だの、
今の若者が使ったら失笑以前に引かれるような死語がたま〜に出てくる。
シナリオ書いた人の世代の問題か…ゲーム内に携帯も出てこないし。
そりゃ、男女に限らず今風の若者が「ハートフルな学園恋愛ゲーム」に出てきて「チョー半端ねぇ」だの「マジヤバクね?」だのほざいたら場違いだし嫌だけどさ。
他のレビューでも書かれてるけど、ストーリーは学園モノのギャルゲーとして王道。
つまりは先が読めるストーリーで、大きな山も谷も無い。スペクタクルを求める人にははっきり言ってつまらない。
しかし「重厚なストーリー」と銘打ったギャルゲーにありがちな鬱な展開もほとんど無いので、安心してプレイできる。
少なくともイジメや犯罪に巻き込まれることは無く、ヒロインが虐待を受けているとか重い話も無い。
主人公がヘタレでイラつくというレビューが多いが、ぶっちゃけその通り。
このゲームに置ける一番のストレス要因。
女の子苦手キャラらしいが、現実の女苦手な人と違って、普通に女子にツッコんだり、時に親切を押し付けたりする、
まぁギャルゲーの顔無し主人公としてテンプレートなキャラ。
しかし頭でっかちというか、青臭いというか、自己完結ピュアボーイというか、
肝心なところで、恋する思春期男子なら普通の心情を、
「下心」だの「いやらしい気持ち」だのと否定して気持ちや行動を押し込める。
幼馴染への想いを恋愛感情となかなか認めなかったのにはイライラさせられたが、久寿川ささらルートではギャルゲーの主人公としては史上最低最悪なヘタレぶりにキレかけた。
周りのキャラもあきれたり叱咤したりとイライラさせられてる描写があるので、
シナリオライターは自覚的にこういう主人公にしたのだろう。
確かにこの手のゲームの主人公がイケイケだとおもしろくないが、
それでももうちょっとプレイヤーをイラつかせないよう言動や描写を調整したりしてフォローできなかったのだろうか?
このPS3版でシナリオが修正されたと聞いたけど(まぁ物語の筋を歪めてしまうような改変は無理だったろうけど)直してこれなら原典はどんだけひどかったんだろう。
恥ずかしさや遠慮から恋心をアピールできない、というのではなく、そもそも、恋心を認めないのがダメだ。
シナリオの長さはキャラによってまちまち。
大抵はヒロインと一つのトラブルを乗り越えたところで終わりだが、一人「久寿川ささら」だけ異様に物語が長かった。
他のキャラならエンディングに入るような山がいくつもある。スタッフの贔屓か?
このキャラを一番最初にやると、後のキャラが物足りなく感じるかも。
*** 以降、ネタバレ含む感想につき注意。
「久寿川ささら」ルート。
主人公の最悪なヘタレぶりにキレた。
両想いだと確認しあう前とはいえ、主人公が親身になってくれるのは恋愛感情によるものだと確認したいヒロインが、
勇気を振り絞ってデートの最後にラブホに誘ったのに対し、「マジ泣き」で拒否るギャルゲーの主人公って・・・
史上初にして最後じゃない?
さらに、ささらに好意を寄せていた親友・雄二が主人公のヘタレぶりにキレて堂々と宣戦布告し、
喧嘩のような気まずい状況になり、雄二が正々堂々とアッタクして振られ、その後、主人公がちゃっかりあっさりささらと結ばれてから、親友に対し何のフォローもねぇ!
恋敵宣言しながら、なんだかんだで主人公を叱咤しフォローしていたスゲーいい奴なのに・・・その目の前でいちゃついたり、「早く彼女作ればいいのに」と思ったり。
おまえに雄二と友達でいる資格は無い!!
さらに共通ルートというか強制イベントの日常パートで、
主人公が夢で女の子になって雄二に迫られるという一部に激ウケしそうなシーンがあるが、これが丁度上記の喧嘩中の気まずい時期と重なる。
台無しというか主人公の評価さらに落とす気か?シナリオはもっと考えて欲しい。
ラストの家出の件も主人公とヒロインの行動が理解不能。
最初に家出した(というかささらの両親から逃げた)こと自体はいいけど、その後、何の展望も策も無く意固地になったように家出を続ける主人公が青臭いガキにしか見えない。ガキだけど。
本音をぶつけて親の譲歩を引き出したところで、後はゆっくり話し合おうで終わればいいのに、その後さらに教師や親を強行突破してまで逃避行を続ける意味が分からない。
特に説明も無く「それじゃあダメなんだ」とか言ってるけどバカなガキが勢いでバカやってるようにしか見えない。
家出した子供を保護しようとする大人にモップを武器に立ち向かい、消火器で応戦し、窓ガラスを割って脱出、最後は南の島に逃げるって・・・アホか。
シナリオが冗長過ぎてスタッフの頭が湧いたんじゃないか。
「るーこ」ルート。
取説の名前がネタバレ。解説も微妙。「自称宇宙人の女の子」でいいじゃん。
なお全年齢対象の本作で、今のとこ唯一主人公と「性交渉」いたしたことを示唆する会話があるキャラ。
「十波由真」ルート。
後半で明かされる由真の本性、というか主人公の知らなかった由真の素顔。
いくらなんでもキャラ違い過ぎ。あのキャラを出す意味が分からない。
主人公とのやり取りで徐々に押し殺していた活発なキャラが芽生えた、という逆パターンならアリだけど、
内向的な眼鏡っ娘がたまたま主人公と衝突したのをきっかけに元気っ娘キャラに変身って・・・頭でも打ってたか?
「このみ」ルート。
主人公がこのみへの想いを恋愛感情となかなか認めないのにはイライラしたけど、エピローグのこのみの甘えっこぶりは良かった。
「環(たま姉)」ルート。
ビジュアルもキャラも良いが、元ガキ大将で悪巧み大好きっこの癖に、自分にも他人にも厳しい真面目なお嬢様という一面もあるので、
当人のルートよりは他のルートで融通が利かないと思わせる場面も。
主人公の行動を仕切りたがるのが、人によってはウザく感じるかも。
エピローグで主人公の進路を勝手に決めたのは、たま姉らしさではあるが理不尽だとも感じる。
こういうキャラの難しいところか。
「草壁優季」ルート。
今のとこ唯一エンディングロール後のエピローグが無い。残念。
「笹森花梨」ルート。
オカルトマニア、と言うよりミーハー?
「普通」というキーワードをやけに意味深に漏らしていたので、「普通な自分が嫌でオカルトという非日常を求めるようになった」ハルヒ的キャラかと思ったら何の伏線でも無かった。「普通でもいいじゃん」という主人公とぶつかって、という展開を考えてたが、思わせぶりな・・・
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よかった。よかった。よかった。よかった。よかった。よかった。よかった。よかった。 外つ神 (10) (バーズコミックス) 関連情報
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