ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編(1) (ガンガンコミックス)
先に読んだ綿流し編より、絵や和やかな場面と怖さの浮き沈みが安定してた感があります
ただ、それでもレナにはゾクッとさせられましたね…
かわいいモノを追ってるときのレナと、何かに取り憑かれたように豹変したレナのギャップは凄まじいですし、目が怖いです…
富竹の死に方も凄惨ですしね…リンチの挙句、あんな死に方とは……
ひぐらしのなく頃に 綿流し編 (2) (ガンガンコミックス)
まず、梯子での魅音の豹変顔が気持ち悪すぎました。
あれは不気味にブツブツ物を言わせるだけに留めておくべきなのでは。
最後の見開きは典型ホラー顔で、あまり怖くなかったです。
むしろ、その数ページ前に驚きました。手が…。
ホラーシーンは不満でしたが、綿流し編の持つ切ない雰囲気は非常によく出せていました。
魅音が圭一に複雑な想いを抱いていた様に、圭一もまた魅音を「女の子」として見ることに
複雑な想いを抱いていたことが、ゆとりさんの繊細な絵を通してよく読み取れます。
[同人PCソフト]ひぐらしのなく頃に -鬼隠し、綿流し、祟殺し、暇潰し編-
一般的なレビューは他に譲るとして、
ここではアニメ「ひぐらしのなく頃に」および「ひぐらしのなく頃に解」
を既に見て、原作(本作品)を買おうかどうか迷っている方を対象としたレビューを書きます。
したがってネタバレを含みますので、内容を知らない方は読まないでください。
私はアニメでひぐらしに出会って、その魅力にはまり、原作を購入したものです
(現在解答編は未プレイです)。
結論を先に言うと、アニメを既に見た方も原作を買って損はないだろうと思います。
原作はアニメよりも情報量が多く、アニメでカットされた部分を知ることができるからです。
アニメでは説明不足のためついていけなかったシーンも、原作をプレイすることにより
理解できた、という経験もできると思います。
アニメでストーリーを知ってしまった以上、原作をプレイしながら謎に挑戦するという
楽しみ方はもはやできませんが、あらすじを知っている人ならではの楽しみ方もあります。
というのも、原作は分量が多すぎて、解答編をプレイする頃には詳細を忘れてしまう方も
多いと思われるからです。一度アニメを見ていれば、
「ああ、ここはあのシーンの伏線なんだな」とか、
「このときの梨花はこういう気持ちだったんだろうなぁ」といったことを
1回のプレイで味わうことができます。情報も整理して頭に入れることができます。
また、原作には本編の他に「TIPS」という、プレーヤーの意思で読むか読まないか選べる
情報がいくつもあります。このTIPSには分かりやすいものもあるのですが、
誰のものか分からない日記や誰かの独り言といったものも多いです。
誰の視点で書かれたものかは考えれば分かる場合も多いですが、その内容がまた初見では
意味不明で、解答編をプレイしないと分からないケースがほとんどです。
この点もアニメを見ていれば、ストレスなく読み進めることができます。
(正直、原作から始めた場合、解答編をプレイした後にもう一度この問題編をプレイ
しないと、まともにひぐらしを楽しめないでしょう。)
このように、すでにあらすじを知っている方が楽しめる側面もあります。かといって
アニメにはないシーンや台詞も多いので、飽きることもあまりないのではないでしょうか。
以下、購入前にチェックしておいた方が良いかもしれないことをいくつか挙げておきます。
・立ち絵(キャラのグラフィック)は気にならないか
アニメから入った人のほとんどはキャラのタッチの違いに違和感を感じるのでは(笑)。
ただ、これはほとんどの人が慣れると思います。ニコニコの実況動画のコメントなどを
見ているとそう思います。私もすぐに慣れました。
・残虐なシーンはインパクトがあるか
原作は背景となる写真の上に立ち絵が登場する形式で、立ち絵にバリエーションこそある
もののの、アクション等はないため、残虐なシーンの視覚的なインパクトはあまりありません。
その代わり、描写がアニメよりも過激で、また違った楽しみ方ができます。
ただ、視覚的なインパクトがないとたかをくくっていると、綿流し編で一瞬びっくりさせられます。
・時間はどれぐらいかかるか
原作は文章の量が多いので、けっこう時間がかかります。読むのが早い人でもアニメの倍は時間が
かかるのでは?解答編は未プレイですがさらに長いらしいです。これは次の項目にも関連してきます。
・序盤の茶番は健在か
ここが個人的には一番ネックでした。私は実はアニメ的な会話のノリ(萌え要素?)があまり好き
ではなく、レナの「かぁいいモード」や梨花が「みぃ・・」といって男の子を翻弄するシーン、それ
に部活後のコスプレの罰ゲームなどがアニメのときからいらないなと思っていました(好きな人、
ごめんなさい)。
原作では後半の佳境を迎えたところの文章量も増えている分、前半のそういった茶番も大幅に
ボリュームアップしています。一応スキップ機能はついてますが、前半部にも重要な伏線とか
張ってあったりするので迂闊にとばすこともできません。
これに耐えられないと思う人は原作買わない方がいいかも?
・おまけ要素があるか
本編の他に、クリア後の特典としてお疲れ様会およびミニゲームがついてきますが、
これを目的に買う程のものでもないです。
以上、長々と書きましたが、個人的にはひぐらしをより深く楽しめて☆5の出来でした。
ただ、客観的に判断してアニメで十分だったと感じるひともいると思うので☆4つの評価にしました。
参考になれば幸いです。
ひぐらしのなく頃に 第一話 鬼隠し編 (上) (星海社文庫)
原作をプレイしていないので、せめて文だけでもと思い購入しました。
表紙は竜宮レナ。本を開くとブックカバーにおなじみの鉈のイラストがあります。
しかもその鉈には血がついているので覚悟しておかないと少し驚くと思います。
1ページ目はフレデリカ・ベルンカステルの書いた詩があります。
下巻にはありませんでしたが、綿流し編の上巻にも詩があったので、
各巻の上巻にベルンカステルの詩があるようです。
とても助かるのが「SEIKAISHA」ロゴプリントの入った青いしおりひもがついているので
しおりを用意しなくて済みました。文もサクサク読めます。
ともひさんのイラストはとても温かく、表紙も雛見沢の絵も吸い込まれそうな魅力を
感じます。この本の見どころはイラストがフルカラー、という点でもあるため、
それを存分に活かしたような作品になっています。
「嘘だッ!!!」のシーンがあるのはこの巻です。
前半はほとんど部活が絡んでいるので、とても愉快な内容になっています。
そのため、圭一が雛見沢の過去を知れば知るほど仲間との関係に
ヒビがはいっていくのがよくわかります。
原作かアニメを見ていればだいたいわかると思いますが、
おさらいだと思って買ってみるのもいいかもしれません。
イラストよし、ストーリーよし。
迷うことなく☆5つ!!
ドラマCD ひぐらしのなく頃に(鬼隠し編)
同人ソウトとしてものすごい人気を出した「ひぐらしのなく頃に」がCDドラマとなりました!!自分も友人に勧められてプレイしたのですが、どこが怖いのだろうと舐めてかかっていました。しかし物語が進むにつれて主人公を追い詰めていくストーリーが恐怖を引き出します。まずはゲームをしてからです!!そして恐怖を味わい、自ら推理してみてください!!それがこの物語の醍醐味です!!!そうしてからこのCDを聞けばきっとゲームでは気づくことができなかった「何か」を掴めるかもしれません。豪華な声優です。きっと損はしません!!レナのあの有名な台詞に声がつくのです。これは買いです!!!