AERA MOOK 勝間和代「まねる力」
勝間和代の最終回答を読んだような気がする。
すばらしい書籍をたくさん書いている勝間和代が、ついに本心で書いた本だと思われる。
すべての本が、なにかをまねたものであるため、どれを読んでも、金太郎飴のように、
同じ顔がみえていた。
本書を読むまでは、それが何故だかわからなかった。
本書の表題でいっきに疑問が解決した。
「まねる力」が際立っている。
本当に、こんな本を出していいのだろうかと思うほどである。
GHIBLI meets Jazz~Beautiful Songs
誰でも聞いたことのあるジブリの名曲が、JAZZにアレンジされています。
それぞれの曲で雰囲気が違うので、飽きずに何度も楽しめます。私は特にトトロが好きです。
ママ友にお勧めしたら気に入ってくれて、妊娠中の友人も胎教にいいと言っていました。
オススメです!
〈COLEZO!〉JAZZで聴くニューミュージック
ピアノがメインで演奏されていて、バックグラウンドミュージックに最適と思います。
興味の無い曲は耳から抜けていき、好きな曲は頭にしっかりとしみ入る感じで買って損は無いです。
サムスン栄えて不幸になる韓国経済
筆者・読者に身近な韓国を題材に、
・資本主義経済が国民の利益に資するのはどういう状態のことか
・日本はどのような経済モデルであるか
・グローバル化、TPP推進は国民の利益になるのか
を検討する良書です。
経済関係の本は初めての方でも、図やグラフ、あるいは具体的事例が豊富ですから大丈夫。経済のグローバル化(アメリカ型資本主義の模倣)の問題と日本経済の底堅さが理解できるでしょう。
2ちゃんねるで「三つ子の赤字神」と名乗っていた著者が初めて世に問うた本が本当はヤバイ!韓国経済―迫り来る通貨危機再来の恐怖でした。ここでは盧武鉉大統領の時代の韓国経済の「六つ子の赤字」を解説していました。
本書では、その後の李明博大統領が採った(というか、これしか採りようがなかった)経済政策とその弊害を描きます。それと比較して、日本の経済モデルを解説し、デフレを脱却して財政問題を解決する方策を提案する形式になっています。
「サムスン一社の利益に日本の全電機メーカーの利益を足しても叶わない」とマスコミで持て囃される韓国経済モデルの元で、本当に国民は幸せなのでしょうか。決してそうではないことが理解できるでしょう。
従来はGDPを支出面からの定義で解説してした著者ですが、本書では生産面で定義して解説しているのが特徴です。