玄人志向 インターフェースカード USB3.0 ExpressCard/54 NEC Renesas μPD720200 カプラレス PITAT-USB3.0/EC54
http://www.station-drivers.com/page/renesas.htm
にあるドライバー(Version 2.1.28.0 Pour Windows Xp/Vista/7 32/64bits)をインストールし、
Firmware(Firmware Version 3.0.2.8.0.8 & 4.0.1.5.0.2 (Windows 32 & 64bits))をインストール
しないとUSB3.0のHDDが認識しないようです。
FirmWareは、uPD720200_uPD720200A_FW_Updater.exeを、Win7の場合はWinXPSP2互換モードで実行する必要があります。
いずれにせよ、簡単に使える製品でないのは間違いないです。
【ARM CORTEX A9 CPU採用】【DUAL CORE A9 1.0GHZ】【7インチ静電式マルチタッチ】【タブレットPC】A9Pad
ほとんど興味本位・人柱のつもりで購入しましたが、思ったより悪くなくて良かったです。
写真などを表示した場合の画質はiPadとは比べ物になりませんが、通勤中に片手で持てるぐらいの重さで、Kindleや自炊PDFをそこそこの画面サイズで読みたいという自分の用途には、思ったより使えています。バッテリの持ちもよく、上記用途では2・3日に一回充電するぐらいで足りています。
購入当初は日本語入力ができず、漢字のフォントも一部中国語っぽく違和感がありましたが、Android Marketから普通にSIMEJIなどをインストールし、いろいろなウェブサイトを参考にフォントも入れ替えた今は、問題ありません。
ただ、kiyo さんがおっしゃっているように、気を付けないといけない点がいくつかあるようです。SDカードの初期化に加え、HDMIケーブルもつなぐと危ないと書かれていました(自分は使ってないので分かりませんが)
http://www.chinadigitalcomm.com/opad-renesas-f102/warning-opad-renesas-dual-cortex-a9-nec-renesas-tablet-pc-do-not-connect-hdmi-cable-t10404.html
また、自分の個体が運が悪かったのかもしれませんが、たまにフリーズすることがあります(画面が真っ暗なままスリープから戻れなかったり)。その際は電源ボタン長押し強制リブートで直っています。
というわけで、初心者・万人向けではありませんが、個人的には悪い買い物ではなかったかなと思います。
CAN入門講座―組込みマイコンで学ぶCANプロトコルとプログラミング
本書は「CANを動かしたい」という人向けであり、「CANプロトコルを理解したい」という人には不向き。言い換えると「細かい内容はとりあえず置いておいて、まず動かしたい」という人を対象としています。
中身はマイコンのデータシート説明に相当する部分も多く、レジスタレベルで「どこをどう設定すると、こう動く」という点で言えば分かりやすいです。しかし、「プロトコル上、どう動かす必要があるか」「なぜそう設定するか」という点を理解しようとしたり、取り上げられていないマイコンに実装しようとする場合には解説が不足しています。
私はリンク層よりもっと上位層、アプリケーション層までの内容を期待して購入したのですが、その点では期待外れでした。
C言語でH8マイコンを使いこなす
筆者はルネサステクノロジでセミナーの講師の方です。
仕事柄マイコンを応用したシステムの開発をどう理解してもらうかを常
に考えて居られるのか、本書の随所にそんな苦労が滲んでいます。
マイコンの開発と言えば、自分でスタートアップルーチンや割り込み処
理、初期化、未初期化領域の処理を書き、ハードウエアのデバイスドライ
バを書き等、なかなかmain関数にまで辿り着けないものです。
そこで本書の内容は、組み込みC言語の特徴、組み込みにおけるmain関
数の扱いや、printf関数が使えない訳等、汎用OS上でのC言語経験者が戸
惑いそうな事柄の解説から入り、H8マイコンの”簡単な”解説、重要な問
題を内包し易いコンパイラの処理系依存、H8マイコンの特徴である内蔵周
辺機能とハードウエアの性能を引き出すビットフィールドの利点、C言語
での割り込みの記述、必要メモリ、スタック量の算出、そしてmain関数に
辿り着くまでに何が行われるのかが詳しく解説されています。
全部の章が組み込みマイコンの開発に重要な事柄を解説していますが、
特に処理系(コンパイラ)依存や、スタック使用量の算出は、既にマイコン
開発を行われている方も、再度確認の意味で読んで置くと良いでしょう。
所でこの本の最大の特徴は、C言語のコードに対比させる様に、展開後
のアセンブルコードが記載されています。このお陰で、Cコンパイラの特
徴や性能を理解する事が出来ます。
この本を読むにあたっては、C言語の知識が有る事が前提です。ポイン
タや構造体が当たり前の様に出てきます。また、H8マイコン自体の解説も
少ないので、ルネサステクノロジのサイトから各種マニュアルを取得した
り、同じセミナー講師の藤沢氏が書いた「H8マイコン完全マニュアル」も
併せて読むと良いでしょう。
この本はmain関数の”入り口まで”確実に貴方を連れて行ってくれます。