驚異! 透明標本いきもの図鑑 (別冊宝島 1663 スタディー)
本書を開いてまず目を引くのは白いバックライトの中に浮かび上がった透明標本の美しさだが、それだけの本ではない。透明標本の写真の横には透明化処理する前の、それぞれの生き物の写真も添付され、透明化されたことで分かりやすくなった骨の仕組みや働きの解説も添えられている。「透明標本」という技術そのものの解説もあるし、透明標本を用いた「骨格図鑑」として見ても、専門外の私には新鮮で興味深い、魅力的な内容であった。
しかしその一方では、これまで透明標本の対象とされてこなかった無脊椎動物の透明化処理を試みていたり、透明標本を用いた絵本的表現(?)に挑戦していたりなど、いわゆる「科学書」「学術書」の範疇には収まっていないところも面白い。「宝島別冊」らしい“あそびゴコロ”と“ごった煮感”にも満ちているのである。
かと思うと、透明標本の美しさにばかり注目が集まる結果として、生き物の命をインテリアやアートとして消費してしまうことに対しては、わざわざ1ページを割いて、きちんと警告を発している。心憎いばかりの目配りである。
(その点、ほぼ同時期に上梓された小学館の『[新世界]透明標本~New World Transparent Specimen~』とは対極的な位置にある。)
少年の頃、ホルマリン漬けになった標本や人体模型などが保管してあった理科準備室には、怖さと気持ち悪さの一方で、生き物の不思議を垣間見る驚きやワクワク感にも溢れていた。大人になったら自分も立派な科学者になって、いつかノーベル賞をもらおうと夢見ていたものだ(笑)。
本書を読んで、そんな少年の日のときめきが甦って来た。
薄型シンプル パソコンデスク W1800 ハイタイプ ホルムアルデヒド対応 PCデスク PC-6018H-WH
とにかく使い勝手が良い。
広いデスクは仕事もはかどるし趣味もはかどる。
本当だ。できるだけ速く、この広く大きいデスクに出会うべきだ。
生活は、こうあるべきだろう。
ところで、その素晴らしい広々デスク生活を満喫する前に、苦難がある。
まず、宅配され、その荷物の重さで腰を痛めないよう気をつけよう。
運ちゃんは力持ちだから軽々と玄関に運び込むだろうが、騙されちゃいけない、とんでもなく重い。
次いで、組立スペースの確保。
木工用ボンドとビス留めを行いながら色々なところにぶつけたりしたら、傷だらけになるだろう。
次いで、設置場所だ。まぁ、事前に考えていたとしても、多分もう一度悩む。
私のように、悩んだあとでアレコレ部屋中を動かそうとすると、泣けるほど苦労するので気をつけよう。
ところで、組立説明書は付属するが、組み付ける板には当然裏表がある。
逆さにならないように気をつけよう。特に、天板下の手前にある白板(座ったときヘソの前にくる横板)は、注意だ。
逆さにつけてしまうと、合板の粗い側面が下表(座ったとき太もも側にくる細側面)に来てしまう。
私のように、後で気づいて泣きたくならないように、注意しよう。
また、足元の棚は、事前に良くサイズを確認しよう。
特に、文庫や新書や単行本や大判本などを詰め込もうと考えているあなた。
サイズを今一度測定しておこう。
私のように、結局用途を限定され計画変更しなければならなくなる前に。
食品のカラクリ8 知らずに食べるな!「中国産」−隠された「中国産原料」 (別冊宝島 1484 ノンフィクション)
中国産食品を列挙し、その危険性を理由つきで説明している書。解説つきの写真集で、週刊誌を読む感覚で気軽にみる書。
毒入り餃子事件の調査で、『餃子の袋に毒物が外からしみ込むことが確認されたので、日本で混入した疑いがある』などと馬鹿なことを、公的機関が平気で言い出す国が中国である(もしそうであれば、餃子以外の全ての中国食品も危険だと言っていることに気づいていない)。つまり、中国の主張する論理は小学生並みである。これは今に限ったことではないが、親中派によってうやむやにされてきた。本書では、今まであまり強調されてこなかった中国食材の危険性を徹底的に批判している。ギャグじゃないかと思えるようなネタもあるが、有名なネタもあり、何を信用していいやら。
食への注意換気は重要で、事件が起こってからではすまされないので、ある意味良書かも。評価は悩むところだが、2ちゃんねる的な品のなさを少し割り引いて星4つで甘めの採点かと思う。個人的には中国産は全く信用していないし、中国人のモラルの低さは理解しているが、かといって記載内容をすべて鵜呑みにしていいかはわからない。中国人の反日思想のように攻撃的な感情を抱くのは泥仕合を招くだけなので、知性ある国民としての大人の対応が望ましいと思う。本書をみんなが買うよう勧めると言うよりは、職場に一冊あれば十分で、冗談も含めて話のネタ程度に。