スカー・ティッシュ―アンソニー・キーディス自伝
世界最強バンド、レッチリのボーカルであるアンソニー・キーディスが、まるでフィクションのような壮絶な人生を語っています。バンドや個人にとってハッピーなことや、ふつうだったら封印してしまいたいような内容まで同じトーンで淡々と語っています。そのときどきの出来事や感じたことを歌詞に込めていることもわかるので、あらためて歌詞を読んでみると、「そういうことだったのか!」とか「こんな気持ちで歌詞を書いたのか!」というのが伝わってきます。ひとつのトップバンドを知る上でもおすすめの本だと思います。