あなたは私のムコになる [DVD]
恥ずかしながら、ラストシーンに目が潤んでしまいました。
サンドラ・ブロックは、はまり役と言いますか、素敵でした。
サンドラ演じるマーガレットは、”鬼”やら”魔女”と呼ばれて、部下全員がこわごわ接する、独身のワーカーホリックな編集長ですが、彼女ほど綺麗でなくてもこういう人はどこの会社にもいるでしょう。
NYと会社という、言わば人工の世界の中でしか生きられない生物のようです。
人工の世界で生きていると、何もかも自分の思うとおりにできるように錯覚しがちです。
それが、権力欲と金銭欲となり、相手を意のままに動かせるようなスタイルにも繋がっていきます。
彼女はカナダ人なのですが、ちょっとしたミスで国外退去をアメリカ政府に命じられます。
部下のアンドリューの戸籍を借り受けることでこのピンチを凌ごうとしますが、移民局は偽装結婚を疑います。
彼女の弱みを知ったアンドリューは、この機会に昇進を取引します。
そして、アンドリューの故郷、アラスカに向かいます。
アラスカでアンドリューを待っていたのは、どこまでも親切な家族と大勢の友人達です。
それに、大自然、ゆっくりと流れる時間、質素な暮らし。
彼女が、自分の力ではどうすることもできない大きな存在を知ることによって、自分自身を受け入れるまでが描かれています。
虚勢を張らなければ生きていけない都会生活で、誰にもみせないようにしていた自分の心と出会う旅であったようです。
グリーン・ランタン ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産)
*最後のシーンは「あっけなかった」です。
*綺麗な「ねーちゃん」との絡みは許せました。
*もっと、ラストの「悪」と中盤も戦って欲しかったような( ^ω^)・・・
*先読みが出来てしまう内容には、大作のプライドがもっと欲しかったです。前の方のレビュー見ると、かなりのお金が費やされてるので、元が取れない映画だとは思いますよ。
*兎に角「ヒロイン達は美人です」…(*'∀`*)
*創造の武器は面白かったですよ(でも、威力は弱いかな)
*2作目に期待します。
[リミット] コレクターズ・エディション [Blu-ray]
この作品でまず感じたのは、どんな人生でも自分が主役であるということでした。どんな状況にあってもそこで生きているのは自分自身であり、越えてゆかねばならない。監禁脱出劇の体裁をとっていて、救出側や犯人の登場によって社会の不条理を問うという面ももちろんあります。しかし死なないまでも、万事休する時は誰にでもあり、その時は自分しか頼りにならない…そういう経験をしていくのです。トイレに入ったら紙がない…知らない場所でナビが壊れた…そんなあれこれ。
そしてあの東日本大震災。ポールと同じように絶望的な閉鎖空間に閉じ込められ、飲み込まれそして命を失った19334人(2011.12.09死者行方不明者合計数)。
それぞれの命のドラマを思い、想像し、そしてその時に何を考え、動きそして向き合ったかがこの作品を「体験」することで私の中に深く刺さるたくさんのこと。
被災地に支援に通い続けて、最近はようやく落ち着いてきた被災者の皆さん。彼らの口から語られるその時そしてその後の悪夢の日々。失った人々と交わした言葉、視線…別れ。幾人かの人からは「あれの方がおれらを心配してたよ」という言葉を聞いている。
この作品の最後でもポールは妻のことを心配している。人間は自分の人生を生きながら、リミットを迎える時、誰かのことを心配するものと私は思います。いやそうやって生きて行きたいと。それがこの作品が私に刺さった最大のことです。
原題「Buried=埋められし者とでも訳しますか?」よりも日本題「LIMIT」がふさわしいと思います。
ウルヴァリン:X-MEN ZERO [DVD]
全体的に観て
退屈なシーンはありませんでしたし、なにより一人一人の個性に味があってよかったと思います
最後のシーンのウルヴァリンはやっぱり可哀そうでしたが、なかなか見ごたえがあります
ストーリーは有って無いようなモンです
兄はX-MEN4で是非
登場してほしいと思いましたね
X-MEN?なにそれ?おいしいの?
っていう方でも楽しめる作品だと思います。
グリーン・ランタン 3D & 2D ブルーレイセット(2枚組) [Blu-ray]
次々に出てくるアメコミ原作のヒーロー映画。同工異曲といえないこともないのだが、それなりに楽しむことができる。
この作品の主人公ハル・ジョーダン/グリーン・ランタンも、これまでのアメコミ・ヒーローの例に漏れず、コンプレックスを抱えている。そして幼なじみのガールフレンド、キャロルとの関係も微妙。さらに友人が敵となり、戦わねばならない羽目に。スパイダーマンもバットマンも原則このパターンなのだが、わかっていても楽しめてしまう。
ハル・ジョーダンがいきなりスーパーヒーローになるのではなく、仲間のグリーン・ランタンたちに鍛えられ、キャロルの励ましでコンプレックスを克服していく展開は「スポ根」好きの日本人にもぴったり。グリーンを基調とした映像もブルーレイで見ると一段と迫力がある。これで我が家の視聴環境に3Dが加わっていればさらに楽しめたのだろうが、3D導入はもうちょっと先。とはいえ、今回購入したのは3D&2Dブルーレイセット。2,000円も値段が違ったとしても、意地でもブルーレイ&DVDセットは買いたくないのだ。
ハル・ジョーダンに扮するライアン・レイノルズも「ウルヴァリン」でアメコミは経験済みであり、悩めるヒーローを好演。ヒロインのキャロルを演じたブレイク・ライブリーは、場面によって不細工に見えるところもあるのだが、セクシーだったり、かわいらしかったりと様々な表情を見せる。強気なキャラクターの割にたたずまいは落ち着いていて日本人好みかも。一方で、ヘクターにしてもパララックスにしても、敵キャラがインパクトに欠けたのがちょっと惜しかった。