フォーエヴァー~ザ・シングルズ [DVD]
このDVDは進化していますよね!!?。
私の持っているDISK_2には以前には収録されてなかったと思われる、
ワイト島のブラッシュ・アップされた映像がマルチアングルで収録されていました。
ご丁寧にTC入りの仮編集素材まで収録されています。
音はオーディエンスのエアー音が貧弱でライヴ感には欠けていますが、
ワイト島1970年の素材は色々なアーティストのリマスターが進んでいるので、
今後、音の方も進化するかも知れません。
中古で買われる方は、発売年月日に注意が必要です。
何年発のものから、進化が始まったのかご存知の方はお知らせ下さい。
テリング・ストーリーズ
英国のなんだかしゃれたポップロックバンドやね。微妙な哀愁と力強いビートが心地よい。苦難続きのバンドらしく、それもバネにして進んでいるらしい、えらい。サウンドの特色としては、英国独特のちょいと皮肉やっぽい歌いかたがだるそうだけれどマル。メンツが死ぬと意外にバンドは解散するのだけど、不屈の精神でやってるね。亡くなったロブコリンズの声がなんか切なくて痛い。この感じなんだかディーコンブルーを思い出してしまったぜ。ロブのオルガンがかっこいい7)がおすすめであります。これはかなりかっこいいな。エコーのかかりかたが独特でちょいと奥にひっこんでいるとこがみそやね。全体的に楽曲はまとまっていていいじゃんね。天国のロブにこの文章を捧げます。
アス・アンド・アス・オンリー
活動十年目となると、力量のあるアーティストなら大きな音楽性の変化を見せてくれる。シャーラタンズもそのようなグループの1組である。元気坊主だったシャーラタンズも、つくづく大人になったんだなあと感じさせるアルバムだ。 今回は一風してトーンを落とした音調である。一聴、「げ、何コレ、全部同じジャン、暗っ。」と、思ってしまったのだが、何度も聴いていると、その音楽の構造に圧巻されてしまった。一変してはいるけども、いままでの曲の構造しっかりと生かされている。全パートが出しゃばらず、それぞれ互いの音を支え合い、盛り上げ、とにかく一音一音大切に創られている。これぞ Us And Us Only である。 このアルバムの魅力はなんと言っても音だ。教会のオルガンのような美しいハモンドの音、きらきらと星屑のように輝くピアノの音、ブイブイ鳴り響く力強いベースの音、ノスタルジックでレトロなアコギ、ギターの音、そして優しく囁くようなボーカルの声。全てが共鳴し合い、聴く者を暖かく包み込む。これらの曲をわずか5パートで創っているとは!まるで小編成オーケストラだ。 ただ、残念なことに日本版はプログラム構成が悪い。このような静かな曲を14曲も連続で聴くのはさすがに酷である。その上グッド・ウィっチ~が3曲も入っているので萎える。初めて聴くのならUK版を進める。(けれども日本版には美しい日本語訳がついているので悩むところ。)
Amazing Charlatans
見ての通りカントリーですが、なぜかサイケデリックです。初めて聴くと「?」と思うかも知れませんが、3回くらい続けて聴いてるとはまります。空気と言うか、かなり独特です。音自体にそれほど特徴があるわけでもないのに。自然にこういう雰囲気が出せるのって、すごいです。
ライヴ・アット・ラスト/ザ・シャーラタンズ [DVD]
2004年12月のBrixtonのライヴ映像。
やっと日本盤が発売されてうれしいです。
実際観に行ったのですが、新人バンドでは決して出せない味わいと、ベテランの域に達してるのにいつまでもマイペースなほのぼのとしたライヴが観客と一体化していて安心して楽しめました。
『Up At The Lake』中心にもちろん往年のヒット曲やおきまりの曲も揃えて、まさにベスト盤的。
映像で観た限りではほぼノーカットに近い状態で臨場感はたっぷり。
少し会場のセッティングとかバックステージのメンバーも映ってます。
おまけ?にライヴを振り返るメンバーのインタビューも必見です。