マイケル・ジャクソン:ライフ・オブ・アイコン 想い出をあつめて コレクターズ・エディション [Blu-ray]
冒頭はマイケルが亡くなった日の描写がプロローグとして使われ、時は巻き戻って、相当に巻き戻ってマイケルの母の少女時代からスタート、戻しすぎだろと思いながら母の回想シーンから物語りは始まる。母のコメントがこのドキュメンタリーに終始重みを加えている。
そして信じられないだろうがこの作品の半分近くがジャクソン5〜ジャクソンズのグループ時代、つまりはマイケルの子供〜ティーンエイジの時代で意外に苦労していたデビュー前の秘話やお馴染の天才少年のエピソードなどが関係者の証言の元浮き彫りにされていく。このあたりの件は音楽的な話に終始している、モータウンレコードの関係者の話が多くソロ時代のマイケルしか知らない人には少し長く退屈に感じられるかもしれない。
CBSレコードに移籍し、そこでのソロアルバム作成からが勝手ながら後半と考えられる、プロデューサー・クインシー・ジョーンズとの出会いは描かれているがこれ以降は音楽的な話題は無し、プライヴェートな部分にスポットが当てられる。
主に出てくるのはペプシCMでの火傷、整形の経緯、兄弟の確執、二つの大きな裁判、結婚と代理出産、そして死の直前の様子などで
まるで3面記事の総集編なのである、音楽的なもの、PVやダンスなどを期待すると裏切られる。
特典映像:関係者インタビューのアウトテイクで私個人は本編でおなかいっぱいだったのでスルーしました。
全体を通して:前半は音楽ばかり、でも少し退屈、後半は音楽抜き、でもワイドショーのように気楽に見れてしまう。
マイケルの人生(プライベートの方)はペプシ火傷を機に暗に転じたと関係者は語っています。
バート・バカラック・プレゼンツ・スウィート・メロディーズ
久しぶりに、CDを取り出して聴いてみると、B・J・トーマスやトム・ジョーンズあたりを除くと、女性歌手の作品の方が、楽曲もアレンジも出来がいいような。やっぱり異性の方がバカラックのインスピレーションを刺激した、ということでしょうか。また、英語の歌詞を解しない多くの日本人にはメロディの美しさが第一。ビギナー向けには、他の1枚組のベストで十分では。
ラヴ、ハーモニー&エタニティ~グレイテスト50・オブ・スティーヴィー・ワンダー
数あるスティービーワンダーのベスト盤の中で、これだけ名曲を網羅されているものはこれしかありません!!
特に影の薄かった大作「シークレットライフ」から「パワーフラワー」というメロディアスな曲も入っており、曲順も良く吟味されていて、3枚組にもかかわらず聴き飽きません!!
とても好きな超名曲「GOLDEN LADY」「THAT GIRL」が入ってないのは残念ですが、それだけスティービーの名曲は数多いことを証明しております。
永遠のマスターアイテムになること間違いなし!!
絶対「買い」です!!
マイケル・ジャクソン:ライフ・オブ・アイコン 想い出をあつめて コレクターズ・エディション [DVD]
マイケルについてたくさんの人のインタビューが集まっている。
それぞれの胸にあるマイケルの思い出を一つ一つ紡いでできているDVDだ。
スーパースターとしてマイケルというよりも一人の人間としてのマイケル像が浮かび上がって行く。
視聴後、いろんな想いが浮き上がっては消えて行く。
あなたにとって「思い出をあつめて」見えてくる世界はなんでしょうか?
人それぞれに違うのでしょうね。
これは鎮魂のためのDVDだと思った。
Heartbreaker
白人以上に優雅で洗練されたボーカルを披露する黒人女性歌手ディオンヌ・ワーウィック。60年代のバカラック、70年代のフィリーソウル系プロデューサーとのコラボレーションを経て、ボーカリストとして全盛期を迎えた1982年の名盤。艶とコクと張りが絶妙なバランスを保つ稀有な美声、ソウルフルでありながら決して押し付けがましさのない歌唱、ビージーズの緻密で流麗なサウンド、そしてとりわけ軽やかにたゆたうリチャード・ティーのフェンダーローズ…聴けば聴くほど味わいの深まる極美的な音の世界。まさにLISTENING JEWELです