ジュリアン&ジョン~世紀のギター・デュオ
ジョン・ウィリアムスとジュリアン・ブリーム、ともに英国人で世界の頂点に君臨している二人が、所属レコード会社が違うのにアルバムで共演したことで「世紀の2重奏」と讃えられた。
1971年に録音された1枚目『トゥギャザー』。カルリのお馴染みの「ラルゴとロンド」、このロンドの終わりをジョンはオクターブ上げて弾いているのだが、これは彼のアイディアなのだろうか?ジョンの輝く高音と、ブリームの鮮やかな音色の変化が素晴らしい。名曲「アングラージュマン」やファリャの「スペイン舞曲」等、何回聞き返したか分らない。
1973年には2枚目『トゥギャザー・アゲイン』。カルリやジュリアーニの古典と、アルベニス・グラナドスのスペインものを色彩感豊かに演奏。このアルバムは後にCDが発売されて初めて聴くことができた。
そしてなんと二人のコンサートのライブ録音がそっくりアルバムに!初めて耳にしたジョンソンやテレマンの作品の胸に染み込んでくる静かな音の力。そしてフォーレやドビュッシーのピアノ曲が名手の手によってギターのレパートリーに。二人の『ライブ!』のアルバムでは、ソルの「幻想曲」とアンコールで演奏されたグラナドスの「オリエンタル」が好きです。ジョンがアレンジした、なんとギターでブラームス!の弦楽6重奏曲の「主題と変奏」も素晴らしい。
1978年に録音された二人のマエストロによるライブコンサート、その貴重なアルバムが1993年にCDとなった!文句のつけようがない名演奏、しかし残念なことに冒頭のジョンの肉声と、アンコールの際のブリームの肉声がカットされているのはとても残念だ。
ライブアルバムのジャケットで、顔を見合わせて微笑むジョンとブリームの自然な笑顔が実にいい。NHKのFMで放送された二人の言葉は、一流の芸術家が持つ人間味とユーモアを感じさせるものだっただけに、完全な形でのライブ録音の復刻を望みたい気がする。
超絶のギター・デュオ
絶頂期の個性が火花を散らす、まさに超絶のデュオ!今のところこれ以上のものはちょっと考えられません。
がしかし、むかし聞いたLP時代の感動がないのはなぜ?音自体はずっとよくなってるはずなのに。このCDに限らず、LPやテープで聞いた感動がCDになるとしぼんでしまうのはなぜなんだ。
バッハ・リラクゼーション
先輩のカイロ施術院で見つけたこのCD。早速購入し1日中流したら患者さんが やっぱりクラッシックはいいねえ! と喜んでくれました。これで治りが速いか はたまた患者が増えるかは分かりませんが 整体・カイロ経営の皆様どうぞ これを聴いて 自分自身も癒して下さい。